【16話】如月駿をヤろう
皆様は、覚えていらっしゃるでしょうか?
覚えていない人は第6話あたりの、<なんか、波瀾の前兆>辺りを再読して下さい。
「いいか? 将……月曜日はイロイロあって不可能だったからな」
「久しぶりの出番だからね、気合いが入ってる」
「久しぶり? 1日しかたってないぞ?」
実際は、7話位前だけど。
本編で言う訳行かないし。
「そういえば、昨日は散々だった見たいだね」
「あぁ、足は捻ったし、腹は減るわぁ〜。ってか、腹空いた……アンパンマン来ないかな? 魅夜の説教にさっきまで付き合ってたんだぞ。実に6時間も噛まずにペラペラと……ずっと、正座だったから、更に足が悪くなったよ」
「ご愁傷様♪」
「楽しんでるだろ将」
「うん」
包帯すら巻いてないからなぁ〜。歩くのすらキツイんだよ。
「で、」
将が何か話しを振ってきた。「ん?」と、軽く流す。
「何処まで行ったの?」
「ぶっ!!!」
吹いた。おいおい! なんて誤解を!! 将まで!
「まてまて!! なんでそうなる!?」
「だって、朝帰りなんでしょ」
イヤ! そうなんだがな! そうなんだけど!!! 違うんだよ!!
「それは、勘違いだつーの!! 魅夜だから反論できなかったがなぁ!!!」
「じゃあ、何をしてたの?」
「ケットシーらと戦ってた」
「はっ?」
あ、話しが飛んだかな?
ああ、そう言えばまだ将達にレナの事を教えてなかったな
「ええっとな……<以下略>
ってな感じなんだよ」
「以下略ってなに?」
「黙れ、メガネ君(1話参照)」
立ち聞きしていたメガネをぶん殴って、天井に当てる。
あ、下半身だけ出たか。
ま、無視していこー
「信じがたいんだが。お前が怪我する位だ、人間じゃないな」
「遠まわしにオレを化け物扱いしてねぇ〜か? 将よ」
人間ごときじゃオレには傷1つ付けれないって言いたいのか?
勘違いしないでよな、オレは人間です。
どんな過去があっても、オレは人間です。
もう一度いいます、オレ、雨宮和也は人間です!!
ん? 先程のメガネだと? ダレのコトだ?
「で、本人の許可無く話していいの?」
「さぁ?」
「プライバシーの侵害はね、重大な犯罪だよ」
「将……オレ等にとって犯罪って今更じゃねぇの?」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
顔を見合わせる。考えは一緒だろう
「だね」
「だな」
犯罪なんて、器物損害罪やら、公務執行妨害やら、いっぱいやったからな♪
ってか、拳銃で狙われたコトもあったっけ?
ま、オレを狙ったヤツは現在精神が壊れてるって聞いたけど?
「あんた等ねぇ〜」
「お、朝練お疲れさま」
「だまれ、朝帰り」
酷っ。 疑いが晴れてねぇし。
「魅夜……レナの正体やらオレの怪我やら朝帰りになった理由も話したのに!!」
「全部、アンタが悪いのよ!!」
「なんで!?」
魅夜の怒りの原因がわからねぇ、なんで、あんなに?
「でも、和也? レナはどうしてんの? 見当たらないけど?」
「部活の見学だってよ。今日はバスケ部と、弓道部だけだからバスケ部も見てるんだろ」
「バスケねぇ〜。たしか、5月の球技大会って、バスケだったよね」
「ったく、5月になんでこんな……」
バスケはキライじゃない、だけど5月なんて半端な時期になんでこんな身体を動かすのかだ。
あ、そうそう。聖涼の学校行事って意外と面白いんだぜ?
メンドいから作者ヨロシクな。
さ:めんどいから、バスケん時に
おい、コラ
「バスケで思い出したんだが、最近駿の周りにバスケ部の奴らいるよな」
「ん? ああ、朝帰りは知らないのね」
「魅夜。そのあだ名っぽいの止めてくれ」
そんなに、心配してたんならまだしも、更には人を叩くんだぞ、痛めた足を!?
ったく、泣きっ面蹴ったりってこれだよな。
<踏んだり蹴ったり。または、泣きっ面に蜂の間違いです>
……ニホンゴムツカシーデース
さ:こらこら、「ツ」じゃなくて「ズ」しかも、片言だけど日本語だろぉが
ちぃ。I can no speak Japanese now
さ:……勝手にせぇい。
「あらゴメンなさい<一石二鳥の性食者>さん」
「そんなに、オレを虐めて楽しいのか?」
「この上ない快感よ」
心が折れそう……。
オレのガラスのハートになんてコトを!
「駿はね、バスケ部からスカウトを受けてるんだよ」
魅夜に説いても答えない回答に、将が変わりに答えた。
「はぁ? なんでアイツが」
「簡単に言うと背が高いからね。ってか、駿はソレ以外取り柄はないでしょ?」
「まぁ、確かに背が高ければ有利だよな」
しっかし、如月は部活とかタダルイ物嫌いだからな……ココでまた、才能が潰れたか……。
「ちぃーす」
お、噂をすればなんとやらかな♪
遅刻スレスレに駿が教室に入って来た。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
三者共に黙る。 辺りには不自然な空気が生じた。
「な、なんだよ? 将に和也? それに、魅夜まで?」
「「「な〜んも♪」」」
「!!ッ まさかお前等……!!!」
ちぃっ! バレたか!?
くそ! 計画変更だ!!
「……腹でも壊してトイレに行きたいのに恥ずかしくて行けないという、恐ろしい状況なのか!!!? そうなんだろ!!?」
「馬鹿かキサマはぁ!!!」
オレは大きな声でリバーブロウを食らわせた。
恐ろしくもなんともねえぇよ!
たしかに、少し気まずいがよ!
「グゥ!! ま、待て!? 馬鹿とはなんだ!? 馬と鹿でなんで馬鹿なんだ!!?」
「まず、そこか!!?」
またしても、如月にツッコミを入れる。
しかも、あんまりタイしたダメージじゃないみたいだ。
「馬と鹿の区別がつけれないから、略して馬鹿?」
将、それはぜってぇー違うぞ。
「馬も鹿も単純だからそれと同じやつの総称が馬鹿?」
魅夜……鹿って賢い生き物だぞ☆
ってか、将の方が正解に近いんじゃ?
でも、全部ちげぇーよ、テメー等。
「じゃあなんだよ?」
やっとそこか?
てか、心読んだろ如月
「さぁーな」
っと、テキトーに答える
「? ヘンなヤツ」
お前がな。
こうして、オレ等の計画は実行に移った。
「昇龍拳!」
「グハァァァァア!! イキナリかい!!?」
1撃K.Oだぜ!
「和也! SHRの終わって速攻でヤルのはリスクが高すぎる!!」
「普通の人間にはオレの攻撃は見えない!」
自分にどんな早さだ!? と、ツッコみたい。
礼の後、如月の懐まで、行くのに1秒。
昇龍拳の体制にはいるまで0.3秒。
昇龍拳が、如月の肉を抉るのに0.1秒。
合計、1.4秒。
そして、もとの位置に戻るのに0.6秒。
2秒クッキング完成だ。
皆の目からはイキナリ如月が血を吐いたぐらいにしかかんじないであろう。
「大丈夫か!? 如月?」(棒読みbyオレ)
「大変だ! 保健室につれてこー」(棒読みby将)
「あ! 私も行くぅ〜」(棒読みby魅夜)
「ほら! レナも来いよ」
「へっ?」
「ほら、早く!」
魅夜がレナを急かす。
「あ、うぅん」
と、だけレナは答えてオレ達に着いて来る。
オレらは、如月を保健室に連れて行くわけも無く
『アソコ』に運んでいった。
「志穂さーん? いますか?」
カラン。と、小切り良い音が店内に響く。
「ん? その声は和也君かなぁ〜?」
と、ひょっこり顔を出す栗色のショートのそんなに背は高くない<憎き>女性。
「ダレ?」
と、レナが聞いてきた。
「あぁ、彼女は吉村志穂さんだ。この街1番の腕のたつ美容師だよ」
「そこらのアイドルのメイクさんより腕はいいし安いんだよ」
「ウチも御用達だよ? 馬鹿よりは自信があるわ」
「馬鹿でわるかったな」
聞こえない程度に呟く。
こいつ、Sだ、絶対に。
しかも、言葉で攻めるタイプの・・・。
「あはははは♪ 相変わらずね君等♪」
「志穂さんも、相変わらずなんで笑うのかわからない人ですね」
「酷い☆ あんなに子供の時からあんなに面倒をみてあげたのにぃ☆」
「その言葉のなかにある、『☆』がある人なんか信じられませんよ☆」
「あははははははは」
「あははははははは」
相変わらずですね! 本当に!!
「彼女と和也は親同士が決めた許嫁なのよ」
「へっ?」
「そのクソ解らない性格は変わらねぇな! 『志穂』」
「あなたも、随分と細かいのは変わらないのね♪『和也』」
ガンのぶつけ合い。
アイツが虎ならオレは龍であろう。
それほどの仲だ。
「まぁまぁ。ジャレ合いは止めて本題に入ろうよ」
「わぁったよ」
オレは適当に返事だけ返す。
「何の用かな?」
営業スマイルって便利だな……。
なんか、絶対に裏が有るけど。
「で、和也君♪ 後ろの子はどちら様? ここらじゃ見ない顔だけど?」
「本題からずれてるぞ」
この馬鹿は自分の知りたいことにしか興味ないのかよ。
これだから、馬鹿というものは難儀よの〜。
<シュン!>(ハサミが空を切る音)
<ザァン!>(壁に突き刺さる音)
「・・・・・・・・・」
頬に熱い感触があったので触ってみる。
手に水っぽい何かが振れた。
恐る恐る手を見て見ると。
血が流れていた。
「あっぶねぇーだろうが!!! なにしやがる!!?」
壁から抜き取り、ヤツに投げ返す。
「ゴメン失礼な事を考えただろうな〜と、思ってね☆」
あんにゃろ……あっさり取りやがって!! しかも、心の中を読みやがった!
「お前は何時から人の心が読めるようになった!!?」
「サトリを開いたのよ」
あっさり答えた。
「スゲーな、おい!!」
「? ? ??」
レナは相変わらず疑問符を挙げていた。
「いつもこうなのよ。ここに来ると最初は紳士的な態度なんだけど、何時の間にかこうなるのよ」
「ま、喧嘩するほど仲が良いって言いうんだけどね? 魅夜?」
仲は最高に悪いぜ? 将よ。
「うぐぅ……」
魅夜もなんで動揺するんだか。
「だいたい何時もお前はなぁ!!」
「アンタこそそうじゃない!!!」
メンチの切り合い。
「いい加減にしろ!! 馬鹿和也ぁ!!!」
そして、魅夜の右ストレート改。
オレの意識は虚空に消えた。
「「「「ぶっ!!」」」」
4人が一斉に噴出した。如月を見た瞬間に。
意識を取り戻して数分、ニュー如月が誕生したのだ。
「んっ? ああぁ? グハッ!!」
余程、昇龍拳が効いたか? 如月は生死の境をさ迷っていた。
やり過ぎたかな?
「和也!! 何しやがる!!?」
意識取り戻しやがった。
・・・・・・・・・・・・仕留めたと思ったのに。
ってか、仕留めた瞬間からこいつの思考が始まりやがった。
「って? ここは? 【ディラーゼ】? なんで皆の顔が赤いのだ?」
コイツ、自分の頭の事、気づいてねぇ〜!
「か、かがぁ! プッ!!」
「華袈牙?」
なんつー間違え方だ。
「鏡見てみなよ。志穂さんのカット、僕等のおごりだからさ♪」
と、将・・・・・・・・アンタ、鬼だわ。
「マジか!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ?」
「「「「がぁーはっはっはっはっはっはっはっはははははははははははははははは!!!!!」」」」
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああ!!!」
オレ等(志保さん以外)、大・爆笑。
如月・・・・・・絶叫。
状況を説明しよう。朱色の如月の長髪が……丸刈りになったのだ、そして、際目付けが、後頭部に残された『ハート』のマークの髪の毛。その部分だけピンクに染められていた。
そして、眉毛すら失った如月って。
「うん、我ながら良い出来だわ」
「何処がですか!!? 完璧に質の悪い虐めだろ!?」
「「「「「YES」」」」」
今度は、オレ、魅夜、レナ、将と、志穂の声が重なった。
「酷い! 何故オレがこんな目に!!」
オレ等は一回顔を見合わせる。
「「「「罰ゲーム」」」」
「何時のだよ!!?」
「金曜日のことだな(多分)」
「あ・・・・・・・・・・・・・・あぁ・・・・・・・・・・・」
記憶を呼び起してるらしいな。
読者様の為にもう一度、なんか、波瀾の前兆辺りを再読してくだされば解ると思います。
「・・・・・・・・・・・・・・・うそだろぉ〜」
バイト先じゃあ大変だろうよ・・・・・・・哀れな。
「2300円だよ」
「髪染めもあって?」
「うん」
ってことは、4分割で・・・・。
「よし、全員575円を出せ」
オレ・・・575円
魅夜・・・1000円から575円。425円のお釣。
将・・・・575円
レナ・・・???円
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
レナ・・・100円
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
「てへぇ☆」
魅夜のおつり足しても、50円たりねぇ!!
和也・・・475円
「えっ? オレから引かれるの!? あまりが!? なんで、魅夜から減らないの!!?」
こうして、如月駿改造計画は終了した。
「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええ!!!!!!!!! クソ作者あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
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