【12話】危険な香りの1日旅行・その3〜VS雑魚
「で、こうなるのか? デーモン先生?」
オレは、目を吊り上げデーモンさんに視線を流す。
「すまんな、時間が無かったのだ・・・・・」
オレが、今居るのは、地下コロシアム・・・<いらっしゃい>と、ふざけてんじゃね!? と、言いたいネーミングのコロシアムの中心に居た。簡単な円のコロシアムで浮いているのが特徴的である。
「適当に見積もった私の生徒を使ってるわ」
と、グラマーな人が言う・・・・・・ハーピーとでも言うのだろうか? 多分、先生だろう。
「・・・・・・まったく」
「ついでに言うが、落ちたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なに!? 落ちたらなに!? 何ナノさ!!?」
「地獄に落ちるのよ♪」
と、ハーピーのオバはん
「負けらんねぇ〜!!!!」
気合いを、入れよう! そしてすぐに帰ろう!
「10人を勝ちの勝ち抜き戦! では、まずは1人目! <ゴブリン>!!」
と、その時に、オレの前のゲートが開く。
なにっ!? もう、居ないだと!? なんたる速さ!
「ゴ〜ブ、ゴブゴブ。弱そうな人間ゴブネ」
後ろか! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ?
「あ、ごめんね和也君。両方の扉をひらいちゃった♪」
オレが、見たのは後ろのゲートから出てきた、チッコイ鬼?だった。
「こんなの、さっさと倒してゴブ。イイコトしに行くゴブよ。こんな、雑魚瞬殺ゴブよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「さっさと、殺してやるゴブ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「ゴブパンチゴブ〜!」
「ぶっ飛べゴラァ!!」
ゆうしゃかずやは、ごぶりんをこうげきした。
「ゴブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
なんか、某RPGのヤツが出たが、気にしない!!
オレは、蹴り飛ばしたゴブリンに追いつき、更に胸座を掴み。左手で右・・・左・・・右・・・左と繰り返し殴る。
「ゴブ! ゴブゥ〜!! げらっぱ! グキュ!? ゴブ!!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァアアアァァ!!!!」
右・・・左・・・右・・・左・・・顔・・・顔・・・顔・・・鼻・・・目・・・口・・・口・・・口・・・顔・・・顔・・・顔・・・腹・・・腹・・・腹・・・チン蹴り・・・チン蹴り・・・腹(中略)顔・・・顔・・・顎にアッパー。
「ゴ・・・・・・・・・・・・・・・ブ・・・・・・・・・・」
ゴブリンは、綺麗に宙を舞った。
「チェストー!!!」
落ちてきたゴブリンに全力の右ストレートを与える。
ドゴォン!!(壁にめり込む音)
やりすぎたかな? う〜ん、人のことを雑魚って言ったんだからさ。
「次・・・・・・良いですよ」
「わぁお! 凄い子ね〜・・・デーモン! 次へGO!」
「ハーレス・・・・・最後の子だが・・・・・・・」
「いいじゃん! とにかくGO!」
「まったく・・・・・」
なんだ? なにかもめてるのか?
「じゃあ、行くよ! <キングゴブリン>! でておいで!」
なに? キング? 強い奴だよな? 大様なんだから!
「死にやがれゴブゥゥゥウ!」
出てきた途端に突っ込んでくる。
「あ、そう」
もちろん猪突猛進な攻撃など避けれないワケも無く、簡単に避ける。
「避けるなゴブ!」
いや、そりゃ避けるさ。ってか、さっきのゴブリンより小さくね?
「ゴブビーム!!」
でこの辺りに装備してるゴーグルから、光がでる。
光線だと!?
「これで、明るくなったゴブ」
否、単なるライトだった。そうか、蝋燭の光だけじゃ心配だもんなぁ〜・・・・・・・。
「脅かすんじゃねぇ!! ガキィ!!!」
オレの殺人チョップが炸裂する。
「痛いゴブ! 酷いゴブよ!!」
「大丈夫かゴブか!? メニスト!?」
ん? 先のゴブリンか?
「邪魔じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
ナイスクリア! 意外とサッカー選手もいけるかも?
パァリーン!!(強化ガラスが割れる音)
ゴブリンはデーモンさん達の所に飛んで行った。
「おにちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!!!」
「お兄ちゃんって!? アイツはキミの兄!?」
「お兄ちゃんの仇ぃぃぃぃぃぃぃぃい!!」
うそ? マジ!? 妹の方が位が高いって・・・・・・ダッサ。
「お前も、飛んでけ!!」
ロングシュート!
ゴブリン妹は調度、ゴブリン兄が開けた穴にダイレクト。
「オレ、天才ストライカーじゃね?」
われながら、自分の才能に惚れ惚れする。
「次いいですよ」
「バリバリだぜ!!」
「アンタは、イキナリ何を言うか!?」
ラミアの殺人チョップが私に炸裂した。
「gk;fr;あえうgfぁhg・えいyflが・gふぉいt」
「ちょっと叩いただけでそんなダメージ!?」
痛いな〜もう!
「ん?」
「どしたのヴァン?」
ヴァンがイキナリ止まった。
「レナ・・・・・・」
「にゃ?」
「そこは、危な・・・・・・・・・・<ドゴォン!!>(ゴブリンが地中から飛び出て来る音)「グハッ!!」だ、大丈夫レナ? もろに入ったけど・・・・・?」
「ぐrふぃg;いおtrytrdykfぃtっれtrg;;およ;よつい」
「何を言ってんのよ、さっきから・・・・」
何が・・・・? いったい何が!? 女優にとって顔は命・・・・。
「女優じゃないでしょ」
「ラミア・・・・・・・あんた、心読みすぎ」
いくら、そういうキャラ設定だからって・・・・・。
「おいおい・・・・・・・」
「大丈夫? ハーマウスト?」
「オラッ! 慰謝料払えやハーマ!」
ゴブリンごときが!! この、私の顔に傷を!!
「付いてないついてない・・・・・・ってか、付いてもどうもないから」
「酷いッ! 親友だと思ったのに」
「だから、その親友に試験落ちろと言ってる貴方は何なの?」
「・・・・・・・・・・そんなのかんけーねぇ〜☆」
「関係なく無いと思うのは私だけか?」
うん。ラミアだけだよ。
「あんたねぇ〜・・・・・・・・・・・・・!」
「えっ!? 人間にやられた?」
ヴァンがイキナリ叫びだした・・・・・・人間って?
「アンタの彼じゃないの?」
? なにをいってるのかな?
「彼? 私、まだ彼氏なんて居ないよ?」
「あら? 違うの? アンタの連れよ」
「あぁ、和也のこと?」
イヤな誤解だなぁ〜。
「で、和也がなにをしたの?」
「黙れゴブ! ブス!!」
・・・・・・・・・・・・・(思考停止)
「3人目は〜・・・ゴーレムちゃん!」
「イヤ、でか過ぎだろ」
出て来たのは、体調20mはあろう巨体だった・・・・・・・・岩の巨人だった。
「ちぃ!」
相手は、岩だから殴ってもオレが痛いだけ・・・・・・・しかも、奴の全体重がかかった攻撃は当たるわけには、行かない・・・・。
考えろ・・・・・ヤツの打開策を・・・・・・・・・・。
1・真っ向から勝利をもぎ取る。
2、降参する。
3、頭の良い俺がヤツの弱点を見つける。
4、ヤツを上手くリングの外に誘き出し後ろからじいちゃん直伝の必殺技で倒す。
うん、3番だよね・・・・・・でも・・・・無いだろ? だから、3番は自然消滅。
1番・・・・・・・無理。
と、言うことは・・・・2と、4か・・・・・・・。2番? イヤイヤ、さすがに3人目で止めるのはイヤだしな〜・・・・・・・・・、じゃあ、4番?
でもなぁ〜・・・・・・無闇に使うなって言ってたし・・・・・・でもなぁ〜・・・・。
仕方ないか・・・・・・。
「ほら、来いよ!」
リングの端に走り寄る。
さ、来い!
<ズドォォォン> <ズドォォォン>
もう少し・・・・<ズドォォォン> あと、1歩ぐらい・・・。
<ズドォォォン> そして、後は足を上げたら・・・・GO!
オレは、全力でゴーレムの股を潜り抜けて、後ろを獲る。
「雨宮秘伝奥義!」
ヤツの体を飛び渡りちょうど背中の真中に跳びはねる。 片足の状態だから、いくら何百tほど、有ろうが・・・・・片足ならその分バランスは悪い!
「魔槍烈破掌ッ!!!」
<バァゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオン!!!!!!!>
ゴーレムは壁にめり込む。
「痛ってぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!」
手が! 手が痛いよ! 手が・・・・・・・・・・な、涙が・・・・・・・。
激痛のため涙が出てしまうオレ・・・・・・。
泣いては・・・・・・・・・・・・いないからな・・・・・・。
「次はどいつだぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
しばらく左手は使えないであろう。
ヒビ入ったよな・・・・・・・・。
|