【11話】危険な香りの1日旅行・その2
「ちぃっ!」
コイツ・・・今までのヤツより強い!
「・・・・・・・・・」
右から来る攻撃にぎりぎりで、反応、反撃の態勢に取り、全力の攻撃をヤツの胸に攻撃する。
ガーーンッ!!
「痛ッ!!」
逆にオレの拳にダメージをもらう。
「鎧なんてヒキョーだぞ!」
オレが、今対峙してるのは・・・・・・属に言う、首無し騎士であろうか
「セフィリア! がんばってねー!!」
「レナ! お前はそっちの味方かぁ!?」
あんにゃろ・・・・・・帰ったら猫地獄を見してやる。
そもそも、どうしてこうなったんだか・・・・・・。はぁ〜、帰りて〜・・・・・・。
それは、レナの話しをテキトーに受け流してた時だったな・・・・・・
「それでね、ラミアったらさぁ〜」
「ほ〜う」
今日の晩飯何にしようかな〜・・・、多分、帰る頃には買い物する余裕ないだろ〜し、魅夜のヤツ最近(と、言ってもレナが居候するって言うから)機嫌が悪いからな・・・・・・夜遅く帰るとしたら・・
こ・・・怖ぇぇ・・・!!
「なぁ」
「帰んないよ時間まで」
うっ・・・、お見通しか・・・。
「でもさ、買い物もあるしさ・・・」
「多分、朝帰りになるよ」
聞いちゃいねぇ〜・・・ってか、そっちの方がヤバイって!! そんな、事が魅夜に知れられたら・・・
オレに明日はねぇ・・・!
「お前の好きな料理作ってやるからさ」
「却下」
くっ・・・、(オレの)明日の為になんとかしなければ。
「レナ様?」
「おだてないっでよ〜」
「まだ、煽ててね〜よ!!」
あっ、ボロがでた・・・く、悔しい・・・レナのくせいに!
ついつい、ジャイ○ンのセリフが口にでる
「・・・・・・・・・・・・」
はぁ〜、やっぱり無理か・・・そうだよな・・・久しぶりに会ったダチとは、話したいよな・・・レナだって女の子だもんな・・・しゃあねぇ〜な
「しかたねぇ〜な・・・今月だけだぞ」
「えっ? 奥さんのことは良いの?」
奥さん……? オレに身近な人物か?
オレに1番近い人物……か?
「何時から、魅夜はオレの嫁役になった?」
「えっ? 違うの?」
「断じて違う」
「魅夜悲しむよ」
「はっ?」
アイツもオレと同じ反応だろうよ、だって、アイツは
「許嫁が居るからな」
「へぇ?」
「アイツは、柴原の娘よ? そりゃ、金持ちでオレなんかより良い男だよ」
「すっごい気になります」
「…… ……話すだけで、イライラする」
アイツの事はすぐさま忘れたい・・・アイツは・・・アイツは・・・
「ホモなんだよ」
「話しが合ってないよ・・・ってか、ええっ!?」
「しかも、オレに懐いてやがるし・・・」
今にも「カズく〜〜ん」って聞こえてきそうだ。
ぎゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
想像しただけでも寒気が! 鳥肌がぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!
「ううっつ、虫唾が走る・・・」
「すごい、トラウマがありそうですね」
「・・・・・・」
・・・・・・・・・・・<脳内再生>・・・・・・・・・・・<脳内リプレイ終了>・・・・。
「グッパァ!!!!」
「なんか、大ダメージ!?」
いやだよ〜・・・イヤだよ〜・・・オレの・・・オレの・・・ファーストキスがぁぁぁぁぁぁぁ
ぁ!!
「わかったから! わかったから! もう聞かないからさ!」
あまりにも動揺してたのだろうか、マジで心配した顔で聞いてくる。
「大丈夫じゃねぇよ!!」
「やっぱり?」
そんな、下らない(端から見れば)話が始まりだったのかもしれない。
「・・・・・・・!!!?」
「あ、デーモン先生!」
なんだ!? この、デカイヤツは!?
何物だ・・・コイツは? とにかくデケー・・・。
「久しぶりだな、レナ」
体長は2mを軽く超えて、大きな角と翼をがあり、目は・・・・・・・・・魅夜(怒り)モードの目だ。
「・・・・・・」
「ねぇ、デーモン先生? ラミア達は?」
「ラミア達は、実技試験があるから、校庭に向かったぞ」
「えぇ〜・・・・・・よしゃ! 2人共、落ちてしまえ」
「馬鹿が、親友なら合格できるように応援してやらないか」
「へへぇ〜♪」
なに? オレ無視?
「ちょっと待て。試験とやらは1つだけじゃないのか?」
「ん? あぁ。試験はね、筆記試験と、実技試験があるんだよ」
「筆記試験と、実技試験って体育と同じじゃねぇ?」
「そうだ、君等の体育という勉学と同じだ、違うのは、我らでいえば、魔法についてだ」
ふぅ〜ん
「で、コイツは筆記試験に落ちたと」
「そうだ。『和也君』」
「・・・・・・・・・・・・・・・なんで、オレの名前を!!?」
この、悪魔オレの名前を当てやがった!
「ああ、悪いとは思ってたんだけどね。レナの監視をつけていたんだよ、それで、この馬鹿が・・・
「あ、あぁ」
納得納得♪ それで、オレの家に居候することで、オレの名前も知ることもできたのか
「納得されたーーー!!」
だって、お前馬鹿だろ。
「「あたりまえだ。お前が馬鹿だからオレが(彼が)迷惑してんだ」」
「和也、今日はツッコミが重なるね」
お前がボケすぎなんだよ。
「あ、そうだ。レナは皆のを見てくるが良い」
「あ! 行く行く!!」
「みんなの、迷惑になるなよ」
と、悪魔・・・めっちゃ良い人に悪魔は失礼か・・・?
「はは。無茶ですよ・・・アイツの性格はこの2週間見ててわかってますよ・・・意外と、寂しがり屋なことも・・・・・・そりゃ、寂しいですよね」
「ああ、アイツは・・・・・・1番、寂しがり屋は居ないぞ・・・」
「えっ?」
「アイツはな・・・・・・フォード=ライズ・ハールドの正式な血統じゃないんだよ」
「!? 養子・・・ですか?」
なんとなく・・・アイツが、あんなにも、明るいのがなんとなく・・・わかった気がした。
「レナは・・・捨てられたんだよ」
「・・・・・・・・・産みの親にですか・・・」
当然の事を聞く・・・。
「ああ・・・・・・アイツを嫌わないでくれよ・・・キミだから、心配はいらないか」
嫌われない為に・・・・・・明るく・・・か・・・。
「1つ・・・いいですか?」
「・・・・・・勘が良いようだな・・・」
「・・・レナには・・・まだ、有るんじゃないか・・・?」
街の人の目を見ても明らかだ・・・・・・レナには・・・・・まだ、なにかある。
「・・・・・・・・・・・・あの子はな・・・・・・・・・」
長い沈黙の後、デーモンさんは、口を開いた。
その言葉に・・・オレは絶句した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「怖いから! アンタがそんなに黙ると何か怖いから!!」
え〜ぇ? ラミアが黙ってろって言うから、落ちるようにって、呪いをかけてたのに。
「アンタ、帰りなさい」
しまった! 心が読めたんだよね、ラミアは。
「そうよ」
凄い親友だよね! さすが、私!
「なんで、アンタが誉めるのよ」
「だって、ラミアは私の友達、こんな友達を作った私はえらい!!」
「アンタの、脳は本当に都合いい変換があるのね」
そんなことないよ。
「ありまくり」
「ラミア。次だよ」
「あ、ヴァン! どうだったの?」
ヴァンの顔がだんだん青くなって行く。ヴァンパイアなのに・・・?
「貧血?」
ラミアが、心配する。
「ラミアは余裕そうじゃん」
「私は、アンタみたいに馬鹿じゃないからね」
「筆記はね」
「失礼な」
本当のことじゃん。私の方が実技ではいっつも1番だったもん♪
「アンタ、生意気ね・・・」
「ラミア、早く行かないと減点になるよ」
「心配しなくても、大丈夫よ」
調子に乗ると、落ちるよ。
「はいはい。心配ありがとね」
いつも、そう素直なら良いのに。
「はいはい、アンタは筆記を頑張りましょ」
「ちぇ〜」
「・・・・・・・・・はぁ〜」
「どうしたのさ?」
「僕・・・・・・落ちたかも」
へっ? 成績優秀で、大人も出来ない魔法が使える、文武両道のヴァンが?
「どうしたの?」
「いや・・・ちょっとね」
「そ、そう・・・残念だったね、ヴァン」
内心、仲間が増えて喜んでいる、私だった。
「そこで、だ」
「? えっ?」
デーモンさんが、急に話しを変えた。
「キミの実力を知りたい」
「オレの・・・・・実力?」
「そうだ・・・・・・レナには特殊な力があるんだ・・・・それを、狙う者も少なくない・・・」
オレに・・・・・レナを守る力があるか・・・・・・知りたいんだ・・・この人(?)は・・・・。
「やってやりますよ・・・・ハッキリしない事は大キライですからね!」
「・・・キミがレナの居候する所の家主で助かったよ」
「オレは、けっこう純情なんですよ・・・こういう話しを聞くと放っていられないんですよ・・・だけど、オレは正義のヒーローでもないんです・・・だから、うまい事は言えませんが・・・レナは、オレが・・・・オレ等が守ってみせますよ」
あれ? 意外と決まったかもしれないぞ?
「ふっ・・・、オレ達か・・・・」
「そんじょそこらのヤツ等よりは強いですよ・・・・・オレ等は」
「・・・・・・・なら、キミの力を見ようじゃないか・・・」
「えぇ、見せ付けてやりますよ・・・・今は、オレの力をね」
オレが、強気の宣言をしたのが、1番の原因なのかもしれない・・・。
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