プロローグ* いざ異世界へ*
いや~、人間やれば何でもできんだね~。
訳分からんことほざいてる(自称)神様ぶん殴ったら床と熱いキスしてるよ。あーでも俺不良じゃないからね。お間違えなく。
俺は桜刃 智幸、寝るのが好きで、親曰く寝起きがすごく悪いと・・・で、職業が高校一年生ピッチピチの十六歳よ!(キラ)
俺にぶん殴られ床と熱いベーゼをしている(自称)神様の背中に片足を乗っけて思いっきり(自称)神様を睨んでおります。はい。
何?俺不良じゃないよ!マジで不良じゃないからね!だからそんな眼で見ないで!
えっ?それよりも何で(自称)神様をぶん殴ってふんずけてるかって?
そりゃ、家に帰って自分の部屋に入ったらヒョロンとモヤシみたいな体格をしたサンタクロースぐらいの長い髭(しろ髭)を生やしたお爺さんにいきなり「ワシは神だ。智幸よ異世界に逝ってくれ」って言われたら普通そうするっしょ。しかも行くのが逝くになってて俺の名前しってんだったら。
普通じゃない?
へ?嘘、俺今までこれが普通かと・・・・・・・・でも世界は広い!俺みたいな奴もいるかもしれん!
「そろそろ現実に戻ってくれんかのぅ」
いつの間にか現実逃避してたらしい俺から逃れて人のベッドに正座し何処から取り出したか分からないお茶を啜りながら(自称)神様が言う。
・・・・・・・・・・俺のベッド、心と体のオアシスが変な爺さんに・・・・・・・・・・・プツンッ
・・・・・俺の中の何かが切れる音がした・・・・。
「人のベッドで何やっとんじゃ、ボケェ!!ベッドは新鮮なんだぞ!?心と体を休める道具の一つだぞ!?その上に正座してお茶啜ってんじゃねー!!零したらどうする気だバカヤロウ!もう一度床と接吻したいのか!あぁ!?」
「う、うむ。それは嫌じゃから降りる」
そう言いながら(自称)神様は正座の格好で中に浮き、浮いたまま床に座った。うわースゲー!
何あれ何あれ?スゲー!この爺さん本当に神なのか!?と思いつつも表はなんも興味あらへんで~とみせる。
「で、なんで俺が異世界なんぞに行かなきゃならんのだ?」
さっきは爺が変なこと言ったから体が危険反応を示して条件反射で勝手に体が動いちゃったんだよな。でも神様殴れるとは・・・・人間恐るべし。
「うむ。それはじゃのぅ、上司からの命令なんじゃ」
ほう俺が選ばれし者という・・・・・
「・・・・・へ?神様って上司とかいんの?」
神様は一人じゃないの?まぁ神様の種類はいっぱいあるけどさ、俺は神様は一人だけだと・・・・。
「うむ、我ら天界の者も人間と同じ社会なんじゃ。ま、仕事と言っても地上の者たちがやる科学とかじゃないがな」
「へ~、でどんな仕事があんの?」
「仕事と言ってもいろいろあってのぅ。ま、天界で代表的な仕事は人間界や異世界の森林や土、水、火など自然の管理をするものが何グル―プかに分かれて管理するのじゃ。言わば精霊みたいなもんじゃ」
なんか話が脱線してんな。ま、いっか。異世界行かないですむかもしんないし。
「すげぇな人間社会と格が違う。でも何で地上の自然とか管理なんかしてんだ?天界の神様達にはなんも利益がないじゃん」
「うむ。それが地上の大地が荒れると天界の大地も荒れるんじゃよ」
「へ~。それよりも爺さんはどんな仕事してんだ?」
「よくぞ聞いてくれた。ワシの仕事は上位クラスの神達が選んだ者を異世界に送りサポートする仕事じゃ」
・・・うわ~なんて迷惑な仕事なんだ。
しかもこんな爺さんにサポートされるって、どんだけだよ。
「なんで異世界に送られるわけ?」
「それはのぅ。これからお前さんが飛ばされるところは戦争がずっと続いていて荒れてる世界なんじゃ。もしそれをほっといたら大地は荒れ天界と人間界に影響が及ぶのじゃ。だから神の力で人間に異世界に行ってもらって何とかしてほしいのじゃ」
・・・・・・それでなんで俺が・・・・・・・・。
俺は正義感強くないしそんな勇者みたいになりたいなんて思わねーし、第一危険なことには首を突っ込まない主義だし、だから危険察知能力を身につけたんだ。
こんな俺が何で選ばれたんだか良く分かんないな。
でも異世界にいく気はない。
人間界がどうなろうと天界がどうなろうと俺の知ったこっちゃない。
「へ~そうなんだ。あ、俺これから明日の小テストに向けて勉強しなくちゃいけないからじゃな爺さん」
「おう。そうかではワシはこれで失礼・・・・・・って何話を変えて帰らそうとすんのじゃー!」
チッさすが神だなのらなかったか。
「だって俺異世界行きたくないもん」
「むっ、それでは仕方あるまい。無理やりにでも連れてゆくぞ」
「えー。そんなのお前たちで行ってやれよ。」
「それは出来ぬ。神は天界だから力が出せるのであって天界以外のところでは力が使えないのじゃうよ。だから何処でも力が使える人間にこうして頼んでるのじゃ」
「んー。じゃぁさ爺さんが付いてくんじゃなくて可愛いこをつけてくれるんならいいよ。つーか爺さん何歳よ。もう定年して家でのんびりしている爺さんと同じ外見じゃん」
「はぁ、仕方ない。正体を明かさないとダメみたいね」
うわっ!?爺さんの口調が今どきの女の子口調になってる!?
気持ち悪!うわー気持ち悪!!
さり気なく爺さんから離れると爺さんがいきなり光りだした。眩しくて目を瞑ってしまったが光がやんだころ、目を開けると気が強そうで腰ぐらいまでありそうな赤髪をポニーテールにした美少女が目の前にいた・・・・・って
「誰!?」
こんな美少女見たことねー!
赤髪だー!始めてみたー!染めてねー!この赤髪地毛だー、真っ赤だもん!こんな赤髪はアニメとかでしか見たことねーから感動だ!
「これがアタシの本当の姿よ」
眉間に皺を寄せながら不機嫌に少女が言った。
不機嫌でもグッジョブ!赤髪!
「マジかよ。なんで最初っからその格好で出てこなかったんだ?」
そうしたら俺もあんな床とベーゼを交わさせることはなかっとのに。
「それは、本心のお前と話したかったからな。こんなアタシみたいな美少女が自分の部屋にいたら、男は女みたいに猫被るかもしれないしね」
ああ、確かに。俺もそうしてたかも。
でも、出会いが最悪だ。
「んで、その格好を俺に見せて、異世界にいけばこんな美少女にサポートしてもらえるのよ。さぁ一緒に異世界に来ないさいってか?」
「ええ、そうよ」
偉そうだなオイ。
「ばっさりしてんな。つか、異世界と言えば、お前は俺に取り付いてサポートすんのか?」
異世界と言えばこれだよな。
取り付かれるか、見捨てられるか。
「いえ、向こうにいったらすぐにアタシがあんたのやることを伝えてアタシは天界に帰る」
「・・・・何でお前だけ帰るんだ?理不尽だろ」
「理不尽じゃないわ、天界で異世界の各国の情報を調べてあんたに提供するために帰るのよ。しかもそれをする仕事の量は尋常じゃないわよ。もし疲労で倒れたら化けて出るからね」
「なんで俺・・・・」
「まぁ、話が脱線しちゃったけど、異世界に、さぁ行くぞ!」
「何処のバズダイ○イヤーだ!?それと俺は異世界なんぞに行くとは一言も言ってねーぞ!」
「ええい、うるさい!さっさと異世界にいくぞ!」
腕、引っ張らないで!痛いから!マジで痛いから!!
しかもなんかいつの間にかあったダークホールのミニ版に入ろうとしてるし!
うぎゃーーー!ヤバい!俺の危険察知能力がビンビンに反応してるよ!
何とか今の状況を止める方法はなか!?・・・・そうだ!
「ちょっと待ってくれ!」
「なによッ!!」
うわっ!ええ?!何これ谷に言う逆切れというやつですか!?
でも俺は怯まないもん!戦ってやるさ!
「荷造りをさせてくれ!そして靴をはかせてくれ!」
「荷造りは却下!靴はOK!はい!これあんたの靴でしょ!!」
神様の手の上に俺の靴がのっていた。
まだ履いてもいない昨日買ったばっかりの新しいランニングシュ―ズ・・・・いつの間に・・・・・。
ってかすごくね?手に俺の靴持ってるって、しかも今は逆切れ中だし、ヘタなこと言うとどんな目に会うか・・・・。
「・・・・・あ、ありがとう。じゃなくて、異世界にいくよ。行きゃぁいいんだろ。行きゃぁ。どうせ嫌がっても無理に行かされるしどうせ俺に拒否権はないだろ」
「・・・・・急にいさぎよなられると、気持ちわるい」
「悪かったな、急にいさぎよくなって、それより俺は何の力も無しに異世界に行って戦ってこなくちゃいけないのか?」
「ああ、それね。何がいい?」
ん~困るな。イマジン○レイカーとかレー○ガンとか○メハメハーとかいろいろ欲しいし・・・よし、逆に聞こ。
「・・・・・何がいいって言われても、困るんだが、何がある?」
「ん~、上司に渡されたものは基本何でもOKなのよね・・・・・・そうだ!あんた特技ある!?ってか何?」
「・・・・・イメージ・・・・」
そう!俺の特技はイメージ!けして邪な心でイメージをしているわけではないぞ!
「つまり妄想ね」
パリン
何か割れた。
俺の中の何かが割れた!
「ばっさり言わなくてもいいだろ!!俺の中の何かが割れたぞ!」
「しらんわっそれより、アタシの考えた最強能力を受け取りなさい!」
変なことを叫んで神様は四角い重そうな箱を俺の胸めがけて投げてきた。
「フンッ!」
俺はそれを避けた。
だって当たったらいたそーだもん。
「避けんじゃないわよ!」
急いで箱を手に取り俺めがけて再び投げつける。
「早いっ!」
かわし切れない!
そう思ったと同時に俺の胸に変な感覚がした。何かが解けて俺の中に入ってくるような変な感覚。
「うっ気持ち悪」
感触がするを俺の胸を見てみると、四角い箱が俺の中に入ってくる。
感覚さえ気持ち悪いのになんだこれ!?
「ふふふふふふ」
俺の中に変なのが入っていってるのを見て神様は不敵な笑いをしだした。
不快に思い神様見る。
「ふふふふ、これで智幸はアタシの意のまま、もし逆らおうというのであらば内側から爆発させるだけで・・・・ふふふふふ」
「ちょっと待てーーーーーー!!今気になる単語があったぞ!?内側ってなに?爆発って何!?」
「冗談よ。神が内側から爆発させられるのは天界にいて発揮できる力がある時だけ」
「冗談に聞こえねー!」
「嘘よ。神もそこまで鬼畜じゃないわ」
「じゃなに!?今の俺の中に入った奴!」
「あれは、智幸の新しい力の元。でもあれは智幸の魂に溶けて智幸の一部になったから自由に使えるよ」
「どんな力?」
俺、まだ言ってないよなどんな力が欲しいかって、もしかして勝手にきめられた?
「うむ。あれは智幸のイメージした技や魔法、魔術、錬金術が何の代償もなく出来るのだ。まぁ食べ物とかは無理だけどね」
「いい能力だな」
「そうだろ。では早速、異世界へ行くぞ!」
腹にとび蹴りを食らいながら俺、異世界へレッツラゴー!
プロローグが思った以上に長くなってしまった。
脱字、表現の意味が分からない方はお知らせお願いします。
すぐに修正させてもらいますので。
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