君の名はマリアPDFで表示縦書き表示RDF


※ ちょっと実験的なので、読みにくいです。
君の名はマリア
作:水色ペンキ


 病気のフーシェを山の上に置いてきたって言ったらパパもママも妙な顔をしてシチューに突っ込んだスプーンを止めたわママはどうしてそんなことするのって聞いたけど仕方ないじゃないそうしないとフーシェ死んじゃうんだからって言い返してやったらいつもどおりすぐ黙ったのいちいち説明しないとわからないおバカなママにはもううんざりパパみたくあたしの言うことに黙って従ってればいいのにねそう思わないねえ?
 フーシェは先週車に潰された足の付け根から体が腐ってここんとこ裏のポーチでずっとくんくん鳴いてたのよ獣医さんもさじ投げててパパは安楽死させようかなんて言ったけど冗談じゃない可愛い可愛いあたしのフーシェあの子はあたしがちっちゃい頃からずっと遊んできた姉弟みたいなものじゃないあの子を殺させたりなんてするもんかそんなこと考える奴はあたしが逆に殺してやるわそれにいいアイデアがあるのよあの子は死なない死ななくてすむのよ誰が見殺しになんてするもんですか。
 あたしあの子が弱っていくの毎日朝から晩まで椅子に座ってずっと見てたわ膿が凄いからうちに入れるのはちょっとムツカしくて気づいたらウジが湧いてて凄く気持ち悪いのポーチの床に染みがついたりしてでもね神様幸いなるかなそうやってフーシェが弱っていくのがあたしたまらなく楽しかったのだって夏休みが終わっちゃったら時間が作りにくくなるしそしたらフーシェを助ける時間がなくなっちゃうしフーシェが死んだら学校に行ってロージーに噛みつかせたりすることもできなくなっちゃうしだからはやく危篤になってくれた方が助かったのよだってすぐ次のステップに進めるもんそいでずっとフーシェを見てたらポーチの屋根から日の光が漏れてまっ黒い蝿が光りながらそこらじゅうで唸ってるのそして今日の昼にねついにフーシェが天国への階段を登り始めたのに気づいたのよ息が細くなって目が濁って多分明日まではもたないってすぐわかったあたしカンバスでフーシェを包んで『文化的遺構』小学校の郷土見学でいくアレのところまで自転車で運んだのよ夜の準備にね山のてっぺんのトーテムポールとこに着いたときにはもう日が暮れかけててその辺にいつもいるマヌケっぽい小学生とかの姿も見えなかったちょうどいいわ神様のご加護よねきっとだってガキにフーシェをいじられたりする心配しなくて済むし。
 ポールの下にフーシェを置いたら地面が意外とごつごつしてて可哀想かなとちょっと思ったけどどうせ何時間かのことだしいいやと思ってそのままにしてきたのフーシェの目はヤニが出ててもう半分くらい開かなくなっててそれでも黒い目の玉がその隙間からあたしを見ててなんかもうやるせない気分よ安心してよねあたしがあんたを絶対助けてあげるんだからって聞いてる? 聞いてるの? ハロー? ガーリャ? ラット・ラビィ? あんたたちずっとあたしに喋らせる気? ニェット、そんなことないわ。聞いてる。
 そいで夕飯終わってママもパパもテレビ見だしたのねこうなったら二人だけのダンランなわけあたしみたいなメンドクサいのには構おうとしないから好都合あたしこっそり抜け出してまずはマリーニョのペットショップ寄ってウサギを一匹買ったのよあとで使うからね耳の垂れた毛の長い奴でとんでもない間抜け面で二十ドルもすんのねそいでマリーニョのクソ親父可愛いでしょ飼い方分からなかったらいつでも聞いてくださいなんてやたら肩とか触ってくるのいやらしいったらありゃしないカゴとかないし手足紐で縛ってくださいって言ったらあの親父ビックリしちゃって気味が悪いみたいな目であたしを見てたわ何よ別に変わんないじゃないちょっとの間生きてりゃいいんだからそれじゃウサギが痛がるとかなに言ってんのアホらしい魚釣るとき針じゃ痛いから糸だけで釣ろうなんて考えるかしらそんなわけないじゃないそんでウサちゃんの手足縛って自転車のハンドルにぶら下げて家帰ってガレージでパパの工具箱探して持ってこうと思ったんだけどメチャクチャ重くて全然無理なのよ仕方ないからハンマーとノコギリだけ持って山に戻ることにしたの。
 荷物はさっきより軽かったけど山に登るのはさっきよりずっとめんど臭かったなぜってハンドルにぶら下げたウサちゃんがペダル漕ぐたびにぶらぶら揺れてシャフトに当たるのよそのたんびにピクピクして大人しくぶら下がっててって言っても聞くもんじゃないわ本当にマヌケなウサギよねでも気をつけないと着く前に死んじゃったら元も子もないでしょそんで頂上ついてチェックしたらウサちゃんなんとか生きててひと安心そんでフーシェもまだ息があって準備万端あたし早速ウサちゃんの紐を半分ほどいてフーシェの真上のトーテムポールの節んとこにくくりつけたわ後足で蹴られると痛いのよねあんな情けない顔してるくせにそんでノコギリでウサちゃんの首を挽いたのよゴリゴリゴリって骨が硬くてウサちゃん暴れるし紐外れるんじゃないかって冷や冷やしたわそんで血が凄くて手もぬるぬるするし生温かいし服も汚れるしああサイアクって思ったけど仕方ないわよねフーシェのためだもんぼたぼた滴る血がフーシェの上に落ちてなんとか準備は完了してさあ次のステップよってあたし裸になって脱いだ服で手を拭ったのあとはラットの仕事よウサちゃんの血で体に模様描いてあとは歌だっけ? あたし知らないけど図書館で見た本じゃそうなってたから歌とか踊りとかラットに任せるって言ったらこの子よく知らないなんて言い出してふざけんじゃないわよ小学校のとき郷土見学でここ来てダーシー先生にインディアンの魂の入れ替え儀式の跡地って聞いてそれからずっとあたし覚えてたのよ呪術とか図書館で調べたりして瀕死の人の魂を捕虜の体に入れ替えるとかってあんたがあたしの中に入ってきたのもその頃じゃないあんたインディアンの子でしょなんで出来ないのよこのクズ役立たず仕方ないからうろ覚えの挿絵通りに全部あたしが模様も描いて歌とかそれっぽい感じで『かーみーさーまーおーねーがーいーしーまーすーフーシェーとーマーリーアーのーたーまーしーいーをーいーれーかーえーてーくーだーさーいー』って歌ってってか神様って誰よ?
 でもしばらく待ってもなにも起こらないのねフーシェ? フーシェ? あたしの中に入った? って聞いてもフーシェは返事しないしマリアはいつも通りいるんだかいないんだか引き篭もったままだしラットも助けてくんないしもうわけわかんない試しにもう二回繰り返したけどなにも変わらなくてあたし泣きそうになってどうしようとか思ってたら邪魔者が来たのよクラスメートのロッドあなたも知ってるわよねお友達だもんねジョギングスタイルでいきなり登山道の方から上がってきておいマリアなにしてんだよなんてあんたの知ったこっちゃないわよあたし忙しいからここでターンするならすぐ行ってよねっていったけどこのマヌケ野郎立ち止まってこっちポカンって見てるのよマジむかつく時間がないのよあんたがいると気が散るって言ってもテコでも動かない気配やんなるわそいでなんでお前裸なのって見りゃわかるだろボケ儀式に必要なのよっつったら欲求不満の儀式なら手伝うぜなんてニヤニヤしてああほんともう男って馬鹿よねなに勘違いしてんのよ。
 イライラして辺り見回してたらロッドの奴近づいてきてあたしの肩に手を載せてどうしたんだよこれって模様描いたあたしのおっぱいとか触ろうとすんのもう邪魔しないでよマジ時間ないんだからフーシェが死んじゃう前に何とかしないとならないんだからって言ってんのに何だよそれわけわかんねとか言ってわかんないならあっち行ってよって頼んでもジッパー押さえて肩に腕回してきてああもう嫌んなるでもそのときふと思ったのよフーシェはオスでしょだからもしかしたらマリアとフーシェの入れ替えはできないのかもしれないって本にはそんなこと書いてなかったけどねありそうな話じゃないだからロッドで試せないかしらと思ったのうまくフーシェがロッドの中に入ったらこいつ連れて帰ればいいんだし学校も楽しくなるわよねそれであたし訊いたのよねえロッドさっき協力してくれるって言ったわよねってそしたらロッドの奴いつのまにか腰屈めてあたしの乳首に舌伸ばしてたんだけどビックリしたみたいな顔してこっち見上げたわ男って馬鹿よねこういうとき女の反応が一つか二つだと思ってそうじゃなかったら途端に混乱しちゃうんだから。
 何だよその気なら早く言えよなんて作り笑い浮かべちゃってまあそんなことどうでもいいわ手伝ってさえくれるならねそれでロッドをトーテムポールまで引っ張ってたら何だこりゃうわ臭っせえとか騒ぎ出して顔しかめちゃってお前頭イカレてるブードゥーマニアかよなんて戸惑っちゃってんの情けないったらありゃしないなのに何でもいいからさっさと脱いでよあんたのお腹に絵描くからって言ったら脱ぐのだけは早いのよねでこのアホを素っ裸にしてウサちゃんの固まりかけの血で胸とか腹とか絵描いてたらロッドの奴腰突きだしてペニスをあたしの顔に当てようとかしやがって邪魔くさいったらないわノコでそのままぶった切ってやろうかって思ったくらいそれで描き終わって並んで立って祈りなさいって命令したけどこのトンマなんて祈ればいいんだとか何に祈ればいいんだとかブツブツ言ってじゃああたしが手本見せるからその通りにやってって言ってさっきみたいに『かーみーさーまーおーねーがーいー』ってやったのよそしたらコイツ笑いやがってお前イカレてるぜってそれはさっき聞いたわ何でもいいからやるのよ時間ないんだから早くお願い急いでよって頼んでも聞くもんじゃない股ぐらおっ立ててもういいだろさっさとやろうぜなんてあたしの肩掴んでああもうこんな奴アテにしたのが間違いだった。
 ロッドの奴あたしを押し倒して脚の間に足入れてこようとするしフーシェ? フーシェ? 聞こえてるの? この男の中入りなさいって呼んでみても何も起こんないロッドの奴フーシェって何だよとか聞くしそんなことも知らないのあたしの犬よっていったら何だお前犬とやりたかったのかよだってさホント失礼なやつフーシェはそんなんじゃないけどもしそんなになったとしてもフーシェの方がこの男よりよっぽどマシよねああもうどいてよ手伝う気ないんなら邪魔なだけだからって頼んだけどこの男もうやることしか考えてないのなんだかんだいって力強いしああわかったわあたし次の手考えるからガーリャこいつの相手しててよっていったらこの子ブツブツ文句言い出してまったく嫌んなるわ。
 そりゃそうよ、なんであんな男にやられるときだけあたしが前に出なくちゃならないの?
 うるさいわね普段役に立たないんだからそれくらいいでしょラットは子供だし『ミーチャとガーリャのペテルブルグ旅行記』じゃあんたあの銀髪のハンサムとやりまくりだったんじゃないのロシア男じゃないと嫌だっていうのまあいいわこの子がロッドに抱かれてる間にあたし考えたのよフーシェはロッドにも入らなかったなぜかしらって一番ありそうなのはロッドが真面目にやらなかったからって可能性だけどじゃあどうすればいいのよこのクソ野郎セックスにしか興味ないみたいだし何とか自分の体から出て行きたいとか犬と心を入れ替えたいとか思わせられないかしらってそれで考えたんだけどぶっちゃけ無理よねじゃあどうしたらいいのよってかそもそも全部仮説なのよねカセツカセツカセツ雄同士じゃないと入れ替わらないのかもってのも仮説だしホントのことなんてわからないじゃあ試しにこうしてみたらどうかなって思ったのよロッドとマリアを入れ替えるのそれに成功したらあらためてフーシェとロッドを入れ替えればいいんだわそれで入れ替えが可能かどうかわかるじゃない。
 そう、それでキャシーがわたしに丸投げしたのよ。ひどい話でしょ。なんでわたしが手伝わないとならないのよ。知らない男に抱かれたりまでして。言っとくけど、わたしあんな犬ッコロになんて興味ないのよ。
 うるさいわねこの好き者今はあたしが上なんだから黙って言うこと聞いてりゃそれでいいのよ実際あんただってまんざらでもなかったんでしょ結局協力はしたんだから。
 マリアがいけ好かないだけよ。試す価値があるなと思っただけ。それでね、あの男にあたし聞いたの、ねえ、ホンキであたしの中に入ってみないって。彼もう入れてるじゃねえかとか言ったけど、そうじゃなくて、もっと、マジで、徹底的によって言ったら、なんだかニヤついてオッケー、じゃどうしたらいい? とか聞いてきたのね。じゃあやりながらでいいからシャツ着てよって頼んだの。何だよ、そういうシチュが好きなのか? とか言うから、まあそんなとこって答えて、シャツ取ってあの男の頭に載っけたわ。そしたらね、笑っちゃうけど、あいつわたしの言ったとおりにペニス抜かないでそのままシャツを着ようっていうのよ。で案の定、うまく着れずにもがいてるの。わたしあいつの首に腕回して起き上がったわ。ロッドだっけ? 彼、裏返ったシャツの中に頭が隠れててね、ウクライナの案山子みたいに腕がこう、なんていうか、変に曲がったまま固まってるの。その上からぐっと抱きしめて、ハラショー、そのままでいいのよ、そのまま続けて、って言ったら、彼ね、何か妙に興奮したみたいで、じゃあそのまま首抱いててくれって言ってあたしの腰に両手をあてたのよ。あたし彼の膝の上に座り直して、こっちで腰浮かせながら横にあったハンマーを手に取ったの。で、彼の胸を押してちょっと間を開けてね、シャツで目隠しした頭の上に思いっきり打ち降ろしたわけ。パコンって軽い音がしたわ。古い椅子を叩き壊して、ストーブの焚き付けを作るみたいな音。
 あれはナイスだったわよガーリャロッドの奴ぐったりして挿れたまんまのペニスもすぐしぼんじゃって一瞬死んだかなって思ったんだけど血の滲んできたシャツをめくったら口から泡吹いてて何かごぼごぼ言ってるのいい按配にシニカケになってくれたわそれでロッドのお腹に腕回してもっかいやったのよ『かーみーさーまーおーねーがーいーしーまーすーロッードーとーマーリーアーのーたーまーしーいーをーいーれーかーえーてーくーだーさーいー』ってでもやっぱうまくいかないっぽいロッドだったらマリアと入れ替わったらすぐ返事してくれそうなもんなのに呼んでもなにも言わないんだもん仕方ないからもうヤケになってガーリャとラットにも同じこと言わせたのよでも駄目だったどうなってんのかしらね。
 そもそも、魂の入れ替えができるなんて信るほうがおかしいんじゃないかしら。
 減らず口叩いてんじゃないわよさっきはマリアとロッド入れ替えるなら協力してもいいって思ったなんて言ったの誰よいい加減自分に都合のいいことばっかり言うのよしてよねラットはどうなのよあんたあの伝承を信じてたのどうなのよ。
 あたし、わかんない。
 まあいいわ結局ロッドとマリアの入れ替えも失敗したのよもう打つ手なしってわけウサちゃんの血もなんか固まってきてるし仕方ないからロッドを二、三発ハンマーでぶん殴って新しい血で模様書き直して何回か一人ではじめみたいにフーシェとマリアの入れ替えを試してみたんだけど結局ダメそんで気づいたらもう月がいい加減高く昇ってるし触ったらもうフーシェも冷たくなっててもう残念だけどあきらめたわゼツボーって感じだったあたし涙出てきてごめんねごめんねフーシェあたしあんたを救えなかったよってああもう畜生ガーリャに後片付け全部任せてあたしずっと泣き腫らしてた。
 仕方ないわよ。わたしとりあえず服着て、ウサギの死体を藪ん中放り込んで、あとものは重いし汚いしでほっといて帰ろうとしたのよ。でもキャシーが犬だけは連れて帰るとか言うから、カンバスごと犬の死体を持ち上げて、なんとか自転車のカゴに入れたのよ。あは、足がもう硬直しててね、なんかカゴから真っ直ぐになった足が四本ピョコって出てるところなんか、いかにもアメリカって感じ。カーネルサンダース? なんだっけ? 箱詰めの鳥のフライ、あれ開けたみたい。
 黙りなさいこのバカ。
 それでこの子の家まで帰ってきたら、おばさんがね、どうしたのマリア、その恰好血だらけじゃないっていうから、返り血なのよ、ロジャーとかいう男に急に襲われてって冗談半分で言ったら、
 ロジャーじゃないわロッドよ。
 そうだっけ? まあ真に受けちゃって、すぐおじさんが出てきてどこでだ、その男はどうなったとか聞くから、場所を教えたわけ。犬の死体を降ろす暇もないわ。そしたら笑っちゃうのよ、すぐ警察沙汰になって、その晩のうちにあたし病院やら警察署やらたらい回しよ。ロジャー? ロッドか、あれも死んじゃったみたいでお気の毒でね、次の日彼の両親と警察署の前でばったり出くわして、マリア、お前にいつか復讐してやるなんて物騒なこと言われたりして。キャシーは三日間くらい引きこもっちゃうし、めんどくさいったらないわ。まあ結局正当防衛ってことになったんだけど。レイプに抗ったキエフの女ガリナここにあり、なあんて。
 後始末については感謝してるわよガーリャあたしが喪喪喪喪喪って感じになってるあいだよくやってくれたと思ってる。
 それはどうも。
 しかし残念ねフーシェが死んじゃったこともそうだけどマリアあんたをこの体から追い出せるいい機会だと思ったのにあたしたちが生きてる限りあなたも生きてるなんて不条理だわもうずっとそうやって心の奥に引きこもって返事も何もしないくせにあんたなんてどっかにいってしまえばいいのよ。
 ダー、まったくだわ。
 聞いてるのマリアこのクソ女あたしがママのお腹の中で死んであんたがあたしを吸い取ったときからいつかあんたを殺してやるって決めてたのにあんたはいつまでもそうやってのうのうと善人ぶって我関せずなんて決め込んじゃってあたしたちの後ろに隠れてこの卑怯者。
 そう、そう!
 わかってんのよ何も言わなくたっていつからあんたがそうやって黙って聞いてるかとかあたしたち同じ体の中にいるんだからねえマリアあたしあきらめないわよマリアいつかマリアあんたを消し去ってやるマリア聞いてるんでしょうマリアいつまでもそうやってマリア無視できると思わないことねマリアあんた窓ガラス越しにビクビク外を見る子供みたいにあたしたちのことずっと見てるんでしょうマリアねえマリア! いつか殺してやるわ! マリア!
 マリア! こっち向きなさい!

 あ な た よ!














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