幽霊との恋(4/4)PDFで表示縦書き表示RDF


ついに、最終話です!!
どうぞ、最後まで、楽しんでください。

幽霊との恋
作:春月桜



最終話



 最終話

 1、さようなら…和輝。


「和輝は何で人間界に来たの?」

 私は涙を流しながら和輝に聞いた。

「それは、好きな人に逢いに来た。」

 和輝は作り笑いをして私に言った。

「誰なの?好きな人って。」

 私も、精一杯の笑顔をして、和輝に言った。

「お前だよ。お前が死ぬ前は、俺とお前はクラスメートでさ、俺はいつも、友達と楽しそうに話してるお前が好きだった。色々ちょっかいも出したりして、ひっかかって、楽しかった。でも、お前はあんなに仲良さげに話してた友達達と何かあったみたいで、生きるのが辛くて自殺したんだ。だから、俺は一緒に死のうと思った。でも、お前はまた生き返った。でも、俺は、生き返れなかった、だから、幽霊になって、お前に逢いに行こうと人間界に来たんだ。そしたら、お前は幽霊が見えるっていうから、すごく、すっごく、嬉しかったんだ。楽しかった、お前と過ごす日は、たまには喧嘩もしたけど、それも、楽しいうちに入る。ありがとな?春。」

 和輝は泣きながら精一杯の笑顔で笑った。

「いや、私も、せっかく好きになったのに!好きになれたのに。こんな、さよなら。いやだよー。」

 私はまた泣き出してしまった。

「大好きだよ。消えちまったって俺は、お前が好きだから、安心しろ。浮気なんてしないから。」

 和輝は泣き出してしまった私を抱きしめてくれた。

 あったかくて、大きくて、私の大好きな瞬間。

 でも、それもなくなる。

「大好きだよ。」

 私は顔をあげて、和輝にキスをした。

 軽くだったけど。

 和輝は笑って、「ありがとう」そう言って、足元から消えていってしまった。


    さようなら。

         そして、ありがとう。大好きだったよ、和輝。

                      私の恋、それは、かなわない恋


どうでしてた?
気に入っていただけたでしょうか。
はやい、結末になってしまいましたが。
楽しんでいただけたなら、私も、うれしいです。
感想・評価をいただけたら、とてもうれしいです。













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