◆
ある晴れた蒸しかえるような午後、私は無事に退院し、独特な雰囲気の精神科病棟を後にして、私の胸には言葉では言い表せないような開放感がありました。何ていうか、こう、足かせが外された囚人みたいな気分というか……、難しいですがそんな感じです。実際、精神科病棟には、まるで牢獄のような鉄格子の部屋があって、錯乱状態で暴れていて危ない人とか、自傷行為のある人とかがそこには入るそうです。私が入院している間はそういう人は来ませんでしたけど。
とりあえず、弟の柳に付き添われ、私は一度寮に帰ることになりました。このまま実家に帰ってもよかったのですが、その時父が浮かべるであろう困ったような顔を思うととてもそんな気分にはなれません。
病院の外に出るなりむわーっとした熱気と、じめっとした湿気が顔を直撃します。じとじと汗が滲んできて、背中にぴたりと張り付いたシャツが気持ち悪いです。額に張り付く髪の毛を振り払うと夏の日差しが差し込んできて、眩しさに思わず目を細めました。そういえば、夏真っ盛りだったことを思い出します。
夏休みももう半分過ぎてしまいましたが、私は何一つ夏を満喫していませんでした。悔いあることに、そう、紫の水着姿を見ていません。ひどい、どういうことなの。何でもいいから、何か夏を感じたいと思う今日この頃です。
寮に着くなり、私の胸は懐かしさと不安と恐れでいっぱいになり、足が棒のように感じて、一歩がとても重いです。
――あの時、ここであったことを、多分私が忘れることはないでしょう。赤い痕はもう消えたけれど、夜になって暗くなると、一人でいたくないと今でも思ってしまいます。
だけど、これからは夜付き添ってくれる看護師さんも柳もいない。私は肩を抱き寄せ、身震いしました。今度からまた、男の有沢くんと二人の共同生活がまた始まるんだと思うと、不安にならずにはいられません。いままでは大丈夫だったけど、もし有沢くんと二人でいて、怖くなったら……私はそのとき、有沢くんをはっきり拒絶するのでしょうか? それとも無意識に?
嫌だな……。有沢くんを嫌いになるのは……拒絶するのは、いやです。
大丈夫、大丈夫……しっかりしなきゃ。
あの手紙(?)をもらったとき、確かに嬉しいと思えたんです、きっと久しぶりに会ったら、その時の感情と同じものが芽生えるはずです。私の読みは当たらずも遠からずなことで定評がある……といいなあ。
夏休みまっただ中のためか、学校も寮内もやけに静かで閑散としています。いつもはにぎやかな食堂も、一人か二人くらいがぽつんとそこに座っているだけで、少し寂しいような、安心するような、なんとも言えない気持ち。
「桜、本当に大丈夫なのか?」
「え、何がですか?」
「肩に力入りすぎ、無駄に姿勢良すぎ。緊張しすぎ。よくそれで男性恐怖所のくせに男と共同生活が送れたな」
柳は、私の強張った肩に両手をおいて、呆れたように溜息をつきました。不思議ですね、柳の手のひらの重みを感じると暖かくなってきて、気持ちが落ち着いてくるようです。
改めて自分の体を見てみると、思わず苦笑。寮室のドアの前に立つ私はいつもの猫背はどこへやら、背筋が自然に伸びて、体中に力が入っています。緊張しているんだと思うと、何故か鼓動が速くなってきて、余計落ち着かなくなってきたかもしれません。
だけどかなり久しく有沢くんに会ってないのですから、緊張するのも無理はないと思うんです。もっとも、まだ彼がここに残っている可能性なんて、青い薔薇が自然界に発生するのと同じくらい低いと思いますけど。
それでも、とドアを開けるのをためらっていたら、横から柳が苛々した声をあげ、手を伸ばしてきました。
「入るの、入らないの? どっち? 僕が開けても文句言わないよな」
「えええ、あ、あのぉまだ心の準備が……」
私はドアに伸ばされた柳の手を震える手でがっしり掴み、開けるのを阻止しました。
無理。頭と心がついていかないんだから、無理。それに、どんな顔して会えばいいのかわかりません。私いつも、有沢くんとはどんな感じだったっけ。改めて考えてみると、私ってもしかしてすごい人だったのかと思えてきます。頑張っていたよ私。
だってほら、第一声になんて言おうかとか、やっぱりここは「ただいま」と言うべきなのか、「久しぶり」というべきなのかで、だいぶ印象も違ってくるとおもうんですよね、今更印象もへったくれもないけども。
そんな私の手を簡単に振り払い、柳は鼻で笑いました。
「何ためらってるんだよ。ルームメイトはいないかもしれないって言ったのは桜だろ。寮内の様子からすると、残ってる人なんて皆無そうだし、大丈夫だって」
「大丈夫だとか……どこから来るんですか、その根拠は……」
「根拠なんてないけど」
けろっと柳は答えました。
なんか落ち着くなあ、こういう感じ。柳らしいなあと思えて、安心します。
柳が大丈夫だというのなら大丈夫なように思えてきます。根拠なんてなくても。だけど、だけど……。何故かすごく入るのが恥ずかしい。冷たいドアにぴたっと体をくっつけて、私は思いっきり頭をドアにうちつけました。頭の中がゆすられる感じ、がんがんして響くような痛みがする。
私有沢くんの前ではどんな感じだったっけ。思い出せない、思いだせないとこれから生活できない。私どんな風に有沢くんの前に立てばいいんでしょうか。わかりません。
あーもう私のあんぽんたん。
「馬鹿、何やってるんだよ……おでこにたんこぶできてるぞ。あーあ、赤く腫れあがって……」
柳の冷たい手が私のたんこぶに触れ、撫でてきました。冷たくて気持ちいいです。痛みでちょっと冷静になった気がします。よし、わかりました。私にはそう、時間が必要な気がする。
「……考える時間をください!」
「何言ってるの? 馬鹿なの? ここまできて考える時間も何もないよ。早く入れよ」
「はいすみませんでした。私が馬鹿でした」
もうこれ以外答えようがありません。
入ると、むんとした熱気が部屋に充満していて、それが私たちを直撃します。外も十分暑かったけど、この部屋の状態異常さには負ける。暗闇、ヒート化……こんな感じでしょうか。
カーテンも開けず、窓も開けられていないし、クーラーも入っていません。こんな蒸し風呂みたいな部屋に、人がいるはずがありません。誰もいないだろうなと思いつつも、私は小さな声で「ただいま」と呟いてみました。
「……おかえり」
「え、あ、う……」
額に冷えピタを貼り、少し顔が赤らんだ有沢くんが出てきました。ていうか、あんな小さいそよ風みたいな声聞こえたのがすごいと思います。
「…………ドアが壊れるかと思った」
柱に寄り掛かり、有沢くんはかすれ声で言いました。
「そうか、ごめんなさい、石頭で!!」
納得した。私がドアを頭突きしたから、有沢くんを起こしてしまったのですか。すみません。きっと何事かと思って出てきたら、そこに見知ったトド女がいたとか、そんなところでしょうか。
風邪引いたって聞いてたのが結構前で、治ったってきいたのがつい最近のはずなんですが、本人を目の前にして、本当に治ったのかこれ、と首をかしげたくなりました。ドナルドダックの大きな顔が描いてある可愛いTシャツが妙にミスマッチで、何故かほっとしました。うん、有沢くんの顔って、安心する。
大丈夫、大丈夫、私は今有沢くんを怖いとは思ってない。
よかった。
「うううわ、ああああの、だ、大丈夫ですか? 風邪まだ治ってないんですか?」
有沢くんは少し潤んだ目で私の目をじっと見つめ、それから頷きました。
「……大丈夫、ちょっと今日は熱があるだけだから」
かすれた声が私の耳をくすぐります。あまりのハスキーな声に何故か鳥肌が立ち、私は無意識に柳のシャツを握り締めて、柳の影に隠れました。私は、それでも有沢くんの顔を直視できず、視線を逸らしました。
「そ、その……あの、お、お、おからだはお大事に……」
何か違う。こんなことを言いたかったわけではありません。でも、有沢くんの熱っぽい表情を見てると、何故か変な感じというか、緊張するというか、私の顔までほてってくるというか……。
「退院おめでとうございます」
「え、あはい。どうもありがとうございました」
私と有沢くんは、柳を間に挟んで頭をさげました。柳の顔は私の方からは見えませんが、なんとなく有沢くんをすっごい勢いでがん見している気がする。
部屋に入って時間がたつにつれ、汗だくになっていきます。有沢くんの方を柳の影からちらっと見ると、玉のような汗が額に滲んでいました。
やっぱり暑いんですか、そうですか。
あなたの考えていることがわかりません。
「もういいですから、寝てください」
「……いや、だいじょうぶ……」
ぼーっとした顔で有沢くんは柳の肩を掴みました。うん、大丈夫じゃない。
私は、柳に手伝ってもらい、有沢くんを部屋に押し戻し、ベッドに横たわらせました。有沢くんの部屋もサウナのような状態になっていて、湿度と温度が異常です。よくこんなところで一人でいたなと思うと、呆れるのを通り越して感心します。
「ところで、どうして窓開けないんですか……?」
「いや、暑いから」
「だって冷房も入れずに……」
「寒い」
何なのそれ。
会話が続きません。こういうとき、私どうやって有沢くんと接していたか、必死になって考えてみました。
そんなの思いつきません。もう知らない。
「……一ノ瀬は、元気?」
「はい……元気ですよ」
なんでそんなこと聞いてくるんでしょう。不思議な気分で首を傾けると、有沢くんは気まずそうに横を向きました。
「……今は、なんともない? 一ノ瀬は俺といて大丈夫? 一ノ瀬はすぐに無理して隠そうとするから……そういうのは、嫌だし」
え、何これ。
私、今何を言われてるの。
柳の背中に顔をうずめて、震える手でシャツにしがみつきながら私は有沢くんの言葉に耳を傾けました。
「――……すごく、心配だから」
「あ………はい」
全身に鳥肌が立ちました。
シャツを掴む手に、力が入って、何だか落ち着かない気分になります。柳が間に入ってくれているのに、有沢くんをすごく近く感じました。有沢くんの息づかいとか、静かな視線とか、直接私に届いているようで、お腹のあたりがきゅっとしてきました。
「あの時も、すごく心配で……」
声がかすれて、有沢くんは喉を押さえて軽く咳をしました。
そう言えば、有沢くんは私を雨の中捜しに行ってくれたんですね……。風邪引いたのも、私のせい。ぶり返したのも、きっと私が帰ってきたせい。今日暑いのも私のせいです、わかります。
「あっ」
「……え」
「忘れてました。お土産を買ってくるの……。みんなで雪見でも食べようと思ってたのに……!」
というか、今思いついたことですけど。
私は立ち上がり、有沢くんと柳に背を向けました。
「私、ちょっと買いに行ってきます!」
「僕がいくよ」
「え、あ、ごめんなさい……でも。いいんですか?」
あまりに予想外な答えに、私の声はひっくり返ってしまいました。こんな暑い中、柳を歩かせるなんて……。日焼けするし、絶対柳は不機嫌になるし、そもそも柳をパシリみたいに扱うなんて恐れ多くてできません。
いつもなら頼んだって、「何で僕が、二人のために部屋を出なきゃいけないの? 面倒すぎる、暑いし」とか言って、絶対買いだしになんて行かないのに。しかも柳は暑いの嫌いだし。
「別にいいよ。そのほうが、二人の世界に入りやすいだろうし。僕が空気読んでここにいるのも限界。もう疲れた。あとはがんばれ、桜。彼なら多分、何もしてこなそうだし、安全だろうと判断するよ」
柳は大きく伸びをして、立ち上がり部屋を出て行きました。
私の防御壁……。今の私、何の装備もしていない状態みたいなものです。メガネもないし、お鍋もない。直に有沢くんと向かい合っている。
緊張して、唇を噛み強張る私の顔を困ったように見上げ、有沢くんが口を開きます。
「俺が……怖い?」
私は首を横に振りました。声を出したかったけれど、喉が締め付けられるようで出てきません。
私……多分怖くないと思うんですけど……すごく動悸がして……顔から火が出そうなくらいすごく熱くて……。不安とか、恐れとかとは、また別な気がするんですけど……。胸が、苦しいんです。
私は静かに瞼を閉じました。わからないけれど、何かがわかるかもしれないと思って。
静寂を破ったのは、ドアを破るようにして入ってきた紫の、はつらつとした声でした。
「桜ー帰ってきたんだってー?」
部屋に入るなり、私の背中にどーんと抱きついてきた紫の重みを感じて、私は頬が緩むのを押さえられませんでした。緩みすぎて涎が出そうです。
「え、ゆーさん? どうして……」
「あのねー、さっき柳くんから聞いた。ほら、メール来たんだよ」
そう言って、紫は私に携帯電話の画面を見せてくれました。
ずっと下を向いて、黙って何をやってるのかと思ったらメール打ってたんですか。すごいマイペースです、さすが柳。
でもよかった、いきなり二人とか。どれほど息詰まる思いをしたことか。来てくれたのが紫で安心しました。柳は私のことを読んで、紫を呼んでくれたのかもしれませんね。
「本当は速星が来たがって来たがって仕方なかったんだけど、速星は柳くんに呼び出され、強制連行されてった」
そこでどうして速星が出てくるのかわかりませんが、速星はこのところ結構病院に来てくれていたので、また嫌がらせなのかもしれません。
「すごいんだよ、柳くん。綺麗な笑顔のまま、速星引きずってくの。人間じゃないね!」
これで私が部屋をでて、二人っきりにさせれば完ぺきじゃないですか。有沢くんと紫の親密度も上がることでしょう。ここは空気を読んで、早めに部屋を出ていくべきです。
それでいいはず。……それで。
「蘇芳さー、こんな部屋にいたら死ぬでしょ。窓開けないのかー? 何なら、私が手取り足とり身の回りの世話全部してあげるけど? なーんちゃって」
紫は明るく笑って、有沢くんのわき腹を軽く叩きました。
可愛いです、紫さま……!!
これで落ちない男はいません、ていうか私が落ちた。
「大丈夫……本当に熱があるだけだから………」
かすれた声に、紫は体を震わせ、耳まで赤くして慌てたように手を振り回しました。照れる(?)紫はすごくほほえましいです、ていうか、涎が垂れてきます。
「長引くね、風邪。誰かにうつせば早く治るとかいうじゃん。誰かにうつしてみれば?」
「そうですね、誰かに菌をなすりつければ治るかもしれませんよね! 口移しとかですか!?」
間接的な意味で。
「…………いきなりはちょっと」
有沢くんは、私の腕を掴み、自分の方へぐいっと引き寄せ胸の上に私の頭を乗せました。
「え、あああああの冗談ですよ!? それに私じゃなくてですねぇ……あ、頭おかしいんじゃないですか!?」
「……そうかも……な……」
半分とじた目で、有沢くんは笑いました。力の抜けたような腕が、私の頭を押さえつけます。
「あ、寝てる」
「え、ちょ……」
私の頭の上で、安らかな寝息が聞こえてきました。それから、規則正しく拍動を続ける鼓動。聞いていて、安心する音。
その音に耳をすますと、段々こっちまで眠くなってきました。……っといけない、私出ていきたいんだった。
頭を上げようとしてみましたが、思いのほか、脱力した腕が重くて抜けられません。鼻息荒く奮闘していたところ、ビニール袋が床にするっと落ちる音がしました。音がした方へ視線を向けると、速星がひきつった笑顔を浮かべてそこに立っていました。ちなみに、柳はもうアイスを袋から出して食って、我関せずという感じです。
「何やってるのかなぁ、桜ちゃん?」
「え、はう……あの」
わあ、部屋の温度が一気に下がったなあ、涼しくてちょうどいいですね。
速星はつかつかと私と有沢くんに近寄ると、私を有沢くんから引きはがしてにっこり笑いました。
「有沢は風邪引いて体力減ってるからね、桜みたいなおデブちゃんがその上に乗ったら、余計ぐったりしちゃうでしょ? もっと頭使ってね。本当に桜は、おバカさんだねぇ。そんなに誰かの胸の上に頭を寄せたいなら、俺の胸貸すよ? ほら――」
「ひ、あ……あの……」
手首をぎゅっと掴まれ、私は怖くて涙が出てきました。体が震えて、声が出ません。
もう嫌です。速星は私がどれだけ嫌いなんでしょうか。速星はぱっと私の手を放しぐしゃぐしゃに頭を掻きむしりました。
「何で泣くわけ? わっかんないなあもうっ」
「頭痒いなら風呂に入れよ」
「番長それはきっと違うから……! ――あーもうっ、ちょっと来て!!」
速星は、紫の腕を引っ張り、そのままどこかに消えてしましました。何が起こったのか、いまいち把握しきれていない私は、とにかく速星が怖かったということだけが記憶されたのでした。
◆ ◆
「どうしようどうしよう!!」
「なんだよもう……あそこでは言えないことなの?」
紫は気だるそうに速星の手を振り払った。
「だって、何だよあれは! あんな場面いきなり見せつけられたら、誰だって嫉妬に狂うわ!!」
「はいはい、何で私に言うのかなー。私の立場はどうなるの? 速星って馬鹿なの?」
「俺……桜のことがすっごく好きなのかもしれない、ていうか大好きだと思う」
「そーか」
それなのに、あんな態度なんだねへーとか紫は思ったが、あえて口には出さなかった。自分で気付くだろう、それくらい。
「でも、桜俺の顔見て泣いてたよね? え、何で泣くの? 俺何か彼女にしたの? ねえ何でなの?」
「それはきっと、速星が馬鹿だからじゃないのかな」
どうでもよさそうに紫は答えた。
「別に桜をいじめたいとか思ってないんだよ? でもなんか知らないけど、桜ってどSほいほいなんだよ! あーもう、こんな自分が嫌だ! どうすればいい? ねえねえねえ!」
「知らんわ」
「そんなこと言わずに、番長助けてくれよ!!」
何だこれは。こんなことが前にもどこかであった気がする。……デジャヴだ。
紫は、今の速星が以前自分が桜に言ったことと同じようなことを言っていると気付いた。助けてくれよっていうか、泣き落としで協力を求めた覚えがある。あー、桜もこんな感じで、鬱陶しいとか思ったんだろうか。本気で桜には謝りたいと紫は心の底から思った。
速星が壊れてきた。
次回、夏休みらしいことをする(仮)
小説家になろう 勝手にランキング←登録してみました。応援していただけると嬉しいです。
拍手を送る
※12/25 拍手お礼小話更新
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。