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超短篇です。しかも文化祭の時に作った絵本の原案なので雑極まりないので、心の広い方だけ読んで下さい。
黒猫さんと白猫さん
作:狐麗


一匹の黒い野良猫がいました。
その黒猫はずっと独りぼっちでした。
ですがある時一匹の白猫が黒猫の前に現われました。

「黒猫さん?どうして貴方はいつも一人なの?」
と白
猫は黒猫に聞きました。

「別に他の子が寄って来ないだけだよ」

「ふぅん、じゃぁあたしが傍にいても嫌じゃないのね!」

その日から黒猫の傍には白猫がいました

黒猫は最初は白猫の事を嫌がっていましたが、今では一緒にいるのが当たり前になってました。

「ねぇ黒猫さん?もしあたしが遠いところへ行ってしまったら。。黒猫さんは悲しい?」

白猫が不意に静かに聞きました、それはとても悲しそうな声で。でも黒猫には意味が解りません。今まで一人だった黒猫は別れを考えた事がなかったからです。
「どうしてそんな事聞くんだ?僕がそんな事で悲しくなるわけないだろ?」

「そうだよね!なんでもないの!気にしないで?」

白猫はそれ以上何も言いませんでした。



次の日、黒猫は白猫を待ち続けましたけれど、どんなに時間が経っても白猫は現われません。
何時間も何日も同じ場所で白猫を待ち続けました。

そんな時毎日その光景を見ていた長老猫が黒猫に言いました。

「黒猫よ。彼女はもうここには来ないよ?彼女は彼女の家族と一緒に遠いところへ行ってしまったんだ」

白猫は黒猫と別れた後、人間の家族達と共に遠い町へと越してしまったのでした。
黒猫は驚きました、今までもこれからもずっと一緒だと思っていた子が自分の知らない遠いところへ行ってしまうなんて信じられなかったのです。

黒猫は胸が痛むのを感じました。目から水が零れるのを感じました。
でもそれが悲しみだというのは解りませんでした。


とその時
「黒猫さんは泣き虫だなぁ。やっぱりあたしが傍にいないとダメだね!」
と声がしました黒猫が振り返ってみると。

「白猫さん?。。どうして!遠い所に行ったんじゃ?!」

驚くのも無理はありません、長老がここにはもういないと言っていた白猫が隣でヘラヘラ笑っているのですから。

「だって、あたしには家族がいるのに黒猫さんに家族がいないのは可哀相でしょ?だからあたしが黒猫さんの家族になるの!」

「意味わかんないよ。。。。」

ふぅ。。とため息を吐く黒猫は気付きました。白猫が隣にいると胸が痛いのも目から水が零れるのもなくなると。

「嬉しくないのぉ?」

「。。。。。。嬉しいよ」

「それでいいのです!」

白猫は嬉しそうに笑った。そして黒猫も。。。。


感想お待ちしております。













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