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ふたつの赤い痕

色褪せた日々と、色褪せない記憶。

 制服のリボンを直しているときに、首筋のそれに気づいた。ぽつん、と縦に並んだ二つの痕。うっすらと赤色をしているそれを、私は虫か何かに刺されたのだろうと思った。春先は、よくわからない虫はたくさんいるものだから。おおかた、眠っている間にでも刺されてしまったのだろう。鏡にうつる痕を見ていると首筋だからだろうか……なんとなく恥ずかしくなってくる。どうせ痕が残るなら、手とかのほうがよかったのに。そう思いながら、わたしはそれをシャツの襟をたてて隠すことにした。少し変に見えるかもしれないけれど、痕を見られるよりはぜんぜんましだ。どうせ何日かすれば消えてしまうだろう。リボンを直して、髪を手櫛でとかして、みだしなみを整えた。そろそろ学校に向かった方がいいだろう。

「澪、もう支度は済んだのか?」

 洗面所をでると、玄関のほうから兄の声が聞こえた。待たせてしまったかと、私は玄関へと急いだ。

「もう終わったよ。ちょっとのんびりしすぎたかも」

 仕事用のスーツを着込んでいる兄が、わたしの鞄を手渡してくれた。ありがとう、と言ってから靴をはく。

「いってきます」

 玄関のドアを開ける前に、わたしはいつも誰もいない家に向かってそう言う。それがあの日からの習慣だった。

「今日は帰るのが遅くなるから……まぁ、なんだ。一人でも平気だな?」

 車に乗り込む寸前、兄はそう言った。

「平気。いつまでも子供じゃないんだから。仕事、頑張ってね」

「ああ。戸締りはきちんとするんだぞ」

 その兄の言葉と共に、車のドアは閉められて、走っていった。わたしも学校に行かないと。正直あまり行きたくはないけれど、行かないと兄さんに迷惑がかかってしまうもの。早足で、私は駆けて行った。


 家から徒歩で通える距離にあるのが、わたしが通っている高校だった。校門で行われている遅刻チェックもかわして、授業には間に合うことができた。担当の委員には、珍しいねといわれてしまったけれど。普段わたしはほとんどチェックが始まるよりも早く学校へと登校している。成績も標準以上を保っているし、マナーや態度もよくしている。塾には、なんとなく通っているだけ。教室へと入るなり、数人の生徒から声をかけられた。

「おはよう叶野さん。この時間に登校なんて、珍しいね。寝坊でもしちゃった?」

「少し遅くなっただけ」

「あ、おはよう~。ねぇ叶野さん、物理のノート貸してもらってもいい?」

「テスト前に返してくれるなら」

「やった。いつもありがとうねー」

 その子はそういうと、わたしが鞄から取り出したノートをむしりとっていった。彼女は、いつもそういう風に持っていく。口には出さなくたって、仕草でどんな風に私を見ているのかはわかる。困ったときに、手を貸してくれる、いい人。そんなところかな。わたしにとっても、彼女はただのクラスメイトなだけで、知り合いでもなんでもない。物を貸してあげたり、話しかけられたら返事をするくらい。私はクラスの皆から嫌われてはいない代わりに、特別好かれてはいない。毎日うわべだけは笑顔で頑張っているけれど、ときおりぐったりとしてしまう。

 自分の席について教科書を整理していると、教室のドアを開けて担任が入ってきた。手には開かれた出席簿を持っている。だるそうに立つ人、机につっぷしたまま寝ている人。まったく気にせずに自分を飾っている人。注意することもなく、ただ諾々と号令がかけられて、挨拶が終わる。

「来週は一学期最初の試験があるからな。中間だからといって手を抜かないように。後で痛い目みるのは自分たちなんだからな。私達が頑張っても、お前らが頑張らなきゃ意味がない」

 そういうと眼鏡をかけた神経質そうな担任は、音を立てて出席簿を閉じた。だらしない態度の生徒の欄には、出席がちゃんとついているのだろうか。そんな何にもならないことを考えながら、私は教科書を開いた。担任は授業を淡々と進めていくが、さほど興味はなかった。この範囲は、すでに塾ではかなり前に勉強し終わっていたから。学校に行くよりも、塾にだけ通っていた方が成績だけはいいんじゃないかしら。そんなことすら考えてしまうほど。行かなくてはならない場所なのはわかっているけれど、平凡すぎて少し飽きる。平凡でありきたりな日常だとしても、それを噛み締めて生きていかなければいけないというのに。当然の重みのはずなのに、ひどく面倒に、やっかいに感じてしまう。本当にわがままだと思う。

 ぽかぽかと暖かい窓際の座席、さして興味もわかない担任の授業。それはわたしの眠気を誘うには充分すぎるほどで。暖かな日差しに抱かれて、悪夢の中へと落ちていった。




「こらこらみおちゃん。そんなに走ったら転んでしまうよ」

「大丈夫。おばあちゃん、はやくはやく」

 お菓子の入った袋を揺らし、少女が後ろを振り向いていう。ゆっくりと歩いてくる老婆は穏やかな笑みで。待ちきれないとばかりに少女は走り、見知った家の玄関を開ける。おばあちゃんがたくさんおかしを買ってくれたの。こんなにいっぱい、食べきれるかな? にこにこと嬉しそうにしながら、クツを脱ぎ捨て、リビングへと走る。ねえ、わたし帰ってきたよ。お母さんお父さん。お母さんは料理をしているのかな。お父さんは本を読んでいるのかな。それとも二人でおしゃべりしているの? まだまだ休みはたくさんあるから、明日はいったい何をして遊ぼうか? ねえ。ぐんぐん近づいてくるドア。後ろからは、おばあちゃんが入ってくる音が聞こえて。

「ねえ、ただいまっ!――ぁ」

 何かに滑って、わたしは転んだ。

「だからいったんですよ、走ると転んでしまうって」

 ああ、おばあちゃんのいうとおり。でもわたしが悪いんじゃないの。だって、床がぬるぬるしているからすべってころんでしまったの。お母さんはちゃんと毎日掃除をしているのに、なんで汚れているの。お洋服に色がついちゃった。でも、転んで痛くても泣いてないよ。ほめてくれるかな?

 よいしょっとまた転んでしまわないように起き上がる。

「大丈夫だった? ほら、おばあちゃんにみせてごらん」

 そういうおばあちゃんのいうとおりに、わたしはおばあちゃんの方を向いた。ワンピースのすそをつかんで、くるりと一回り。少し汚れちゃったけど、怪我はしてないよ、だからそんなに怖い顔をしないでね。

「えっ……みおちゃん! ちょっと、おばあちゃんのそばにおいで」

「なんで? あいさつしてからでもいいでしょう?」

「駄目ですよ。ほら、こっちにおいでっ!!」

 おばあちゃん、痛いからそんなに強く腕をひっぱらないで。わたしはまだ、あいさつをしていないんだから。ちゃんとしないと、怒られちゃう。あいさつしたら、いうことも聞くし、お風呂もはいる。わたしはおばあちゃんの腕をふりきって、リビングへと飛び込んだ。

「お母さん、お父さん、ただいまっ」

『お帰りなさい、澪』

『お帰り、澪』

 二人の声が聞こえると思ったのに、部屋の中はとても静かだった。お母さんはお昼寝してるみたい、椅子に座って下を向いてるから、きっとそう。起こさないように、そうっと歩こうとしたけれど……またぬるりと滑って転んでしまった。バタンッと大きな音がして、二人が起きたかとびっくりしてしまう。もう、さっきからなんなんだろう。これじゃあおばあちゃんだって転んじゃうよ。やっぱり起きてもらわなきゃ。

「ねぇ、お母さん起きて。床が汚れちゃってるよ、お掃除しないと。わたしも手伝うから」

 椅子に座るお母さんの腕をひっぱったけれど起きなくて。お母さんの体がぐらりと揺れて、床に倒れた。ねえ、いつまでも寝ていないで――起きてほしいのに。ああ、そういえばお父さんはどこ?部屋の中がぐるりとみわたすと、ソファに横になっていた。……ソファも汚れてしまってる。はやく掃除しなきゃ。お母さんお父さん、そろそろ起きて。そんなところで眠っているから、服が汚れているよ。そういえば、わたしもさっき転んだよね。そう思って自分の手を見ると、赤い汚れがたくさんついていた。

「みおちゃんっ!!」

 おばあちゃんの声が聞こえる。どうしてあんなに大きな声をだしているんだろう。でも、二人が起きるかもしれないから、いいか。わたしも、お父さんもお母さんも。すぐにお風呂に入ったほうがいいよね。だって、みんな真っ赤なんだもの。



「おい、叶野。話を聞いているのかっ?」

 少し苛立った担任の声で、わたしは目を覚ました。少しの間、眠ってしまっていたらしい。とても嫌な夢を見たせいか、頭がくらくらした。

「あ……すいません。続けてください」

 素直に謝罪の気持ちを込めたけれど、担任には伝わったのか、伝わらなかったのか。

「いや、顔色が悪い。体調が悪いなら、医務室へ行ったらどうだ?」

 ため息をつきながら、彼はそういった。俺の授業を聞く気がないのならいい、と顔が語っていた。

「じゃあ、体調が悪いのでそうします」

 むっとしながらも、気分が悪いのは事実なのでわたしは教室をでて医務室へと向かった。


 医務室のベッドの中で、わたしは休んでいた。どことなく、病院のような香りと色彩を感じる。ドアは開いていたが、先生がいなくて困ったけれど、ここにいるのは担任が知っているから問題はないと思うことにした。ベッドで横になっているというのに、ぐらぐらと揺れているような感覚で眩暈がする。体の問題じゃなく精神的な問題だから、休んでもあまり効果がないのはわかっている。

 あの時の夢を見たのは何年ぶりだろう。ここ最近は見ていなかった。それだけに、強烈だった。わたしがまだ幼い頃……小学校低学年くらいだったと覚えている。父と母、それに祖母と暮らしていた。ごく普通の家庭で、特に困ったこともなく幸せな生活だった。そのまま何事もなければよかったのに、と何度呟いたかは覚えていない。わたしたち家族を通りすがりの悪意が襲ったのは、春の、なんのへんてつもない休日だった。その日、両親は家で思い思いにくつろいでいた。わたしは、おばあちゃんに連れられて近所の駄菓子屋さんへと行っていた。おばがたくさんのお菓子を買ってくれたので、わたしはとても嬉しかった記憶がある。小さな袋にたくさんつまったお菓子を早く見せたくて、走って家へと帰った。家をでてから二十分くらいしか経っていなかったけれど、二人の顔を見たかった。

 弾むような足取りで家に帰ったわたしを待っていたのは、悪夢としかいえないような光景だった。もっとも、いまだからこそ悪夢といえるけれど、その瞬間は何が起こっているのかよくわからなかった。リビングの床に転がっている父親。椅子にぐったりと座っている母親。辺り一面へと飛び散っている赤い血の痕。意識はしていなかったけれど、濃い血の匂いがしていたのだろう。わたしは両親が眠っているのだと思って引っ張ったけれど、当然二人は起きることもなく。わたしが入ってからしばらくして、祖母と警察の人が駆け込んできた。どたどたと大きな足音が響いたのを覚えている。すぐにわたしは祖母に抱きかかえられて、浴室へとつれていかれた。そのまま、いきなりシャワーで水をあびせられてひどくびっくりした。今思えば、祖母もかなり気が動転していたのだろう。

 父と母を殺したのは、通りすがりの悪意だった。その犯人は、いまだ見つかっていない。謝罪して欲しいとは思わないけれど、死んでほしいと思うわたしはおかしいのだろうか。わたしが両親を亡くしたとわかったのは、それから数ヶ月たってからだった。いないのはわかっていたけれど、何処にもいないというのが理解できなかったから。ひどく悲しかったけれど、泣いた記憶はない。祖母は、それからわたしの世話をしてくれたけれど、数ヶ月後に亡くなってしまった。突然の心臓発作だった。祖母がいきなり家で倒れてしまったとき、わたしの心臓も止まってしまうかと思った。何度も番号を押し間違えながら救急車を呼んだけれど、間に合わなかった。

 父と母と祖母を亡くしたわたしは、親戚の家へと引き取られることになった。幼稚園くらいのころに何度かあったことのある、親戚の兄。その人は一人暮らしをしていたのだけれど、快くわたしを受け入れてくれた。それ以来、いまもすごくよくしてくれている。こうして、わたしは今まで生きてきた。

 横たわりながらそのことを思い出していたら、体調がよくなるばかりか、教室にいたときよりも気分が悪くなってきた。はっきりとした赤い夢は、気持ちが悪い。あと少しだけ休んだら、早退してしまうことにした。普段の態度がいいから、別に文句はいわれないだろう……体調が悪いのは本当なのだから。今度は夢を見ないことを願って、わたしは瞼を閉じた。


 その後わたしは早退をして、家へと帰った。しばらくはベッドで眠ってみたりもしたものの、寝すぎで頭が痛くなった。夜眠れなくても困るので、本を読むことにした。自室の本棚から取り出して、しおりを辿る。……古びたブックカバーに包まれた、不思議の国のアリス。子供向けの本に思えるけれど、読めば読むほど楽しくなる本だ。読むたびに新しいものを見つけられる。もう何度わたしはウサギ穴へと飛び込んだだろうか。時間も忘れて、わたしは本を読みふけった。

 無心で読み続けてからどれくらい時間がたったのだろう。ウサギ穴へと飛び込んで、女王とクロケーをしている頃。部屋のドアが控えめにノックされて、わたしは夢から覚めたような感覚を覚えた。本に没頭しすぎていたらしい。慌ててドアを開けると、そこには兄が立っていた。わたしは驚いて、部屋の中にある時計で時間を確認する。……まだ、夜の七時を過ぎたくらい。遅くなるといっていたのに、どうしたのかしら。

「お帰りなさい、兄さん。ごめんね、本読んでたから気づかなかったの」

「邪魔したか?」

「ううん。何度も読んでいる本だから、平気よ。それで、どうかしたの? 随分早いみたいだけど……」

 わたしがそういうと、兄は心配そうな顔をしながらいった。

「どうかしたって、具合悪いんだろう、澪?」

「えっ……なんで兄さんがそのこと知ってるの? あ、もしかして連絡いっちゃったの?」

「あぁ。電話が来てな。心配になったから早めに仕事切り上げて来たんだ」

 その言葉を聞いて、仕事の方は大丈夫なのだろうかと、わたしは不安に思った。今日は遅くなるといっていたのだから、それなりに大事な用があっただろうに。

「わたしの具合なら、もうほとんど大丈夫。結局は精神的なものだから。ごめんなさい、面倒かけちゃって。仕事の方は……大丈夫だったの?」

「それは気にしなくて構わない。やることはしっかりと終わらせてきたからな。特に問題はない」

 兄はいつでもわたしに優しくしてくれる。そんな兄を疑ってしまうわたしはおかしいのだろう。本当は大変だったんじゃないかと、思ってしまったから。しっかりしてる人だから、中途半端なことはしない。それをわたしは知っているのに、わざわざ聞いてしまうなんて。なんだか罪悪感に駆られてしまう。ああ、なんて面倒なんだろう、わたしったら。顔には出さずにうじうじとしていると、兄がわたしを手招いた。

「顔色は大分平気みたいだな。時間も時間だから、夕食にしないか? もちろん、食欲があればだが……」

 わたしはすぐに、もちろん、と返事をした。少し貧血気味なのは事実だし、なによりも――兄は料理が上手だから。それに最近は兄とあまり夕食を一緒に食べていない。少しなら、他愛のない話をしても平気だろう。今できることは、また体調を崩したりして、兄に迷惑をかけないようにすること。

 ベッドの上に置きっぱなしにした本を棚へと戻してから、リビングへと階段を降りていった。



 好物ばかりがそろった食事を兄ととってから、何時間がたったのだろう。寝苦しいわけでもないのに、わたしは眼を覚ました。寝ぼけ眼で枕元の携帯を見ると、午前二時を少しすぎたくらい。喉が渇いていたから、リビングへと行って水を飲んだ。まだ少し、お腹が重いような気がした。好きなものばかり兄さんが買ってきてくれたから、ちょっと食べ過ぎたのかしら。でもそのせいか、ぼんやりとはしているものの、体調はとくにおかしいところはなかった。これなら、明日は問題なさそう。安心したのか、急に眠気が襲ってきて、慌てて部屋へと戻る。ふと部屋の窓を見ると、カーテンが開いていたので、閉めなおした。

 ひとつ欠伸をしながら、ベッドへと潜り込んで……瞼を閉じようとしたときだった。かたん、と小さな音が聞こえて、わたしは上半身を起こした。ぼうっとしながら、部屋を見渡すと、さっき閉めたばかりのカーテンが微かに揺れていた。隙間風か何かかな……と思った。閉めようかとも思ったけれども、ベッドから出るのも面倒だったので、そのまま寝ようとした。潜り込む前になんとなく気になってカーテンの方を見やると、人影が見えたような気がして。わたしは、ぱちぱちと瞬きを繰り返した。よく眼をこらしてみても、カーテンが揺れているだけで。何にもないじゃない……そう思って、瞼を閉じようとして。

 仰向けに見える天井に、二つの赤い色が見えて。驚いて、眼を見開いた。視線を動かすと、ベッドのすぐ側に誰かがいた。暗くて顔はよく見えなかったけれど、二つの赤だけは浮かぶようにはっきりと見えた。おかしなものを見ているはずなのに、わたしはただ驚いた。悲鳴をあげてみようとか、飛び起きようとは何故だか思わなくて。ただただ呆然とその色を見ていると、白くて長い指がわたしの顔の方へと伸びてきて――わたしは気を失った。




久しぶりの連載となります……とはいっても短めですが。

彼女が旅立つまで、見届けてやってくださいませ。

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