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正直に言おう、俺に文才はない。
学校に提出するものだとしても、読み返してみて何が書きたかったのかわからない。
でも、まぁよんでやるかという感じで呼んでくれた人、あなたは最高だ。
プロローグ
神の世界の統治者『統一神フィート』と呼ばれる男が、泉の前にたっていた。

後ろには初老の男性が居る。その手の中には赤ん坊が抱かれていた。

「では・・・いいんですね?」

そういって初老の男性が、半分困惑、半分混乱といった状態でフィートをみる。

「いいんだ。」

そういった男の声には、初老の男性へ、そして自らへといっているようであり、そこには悲しみがあった。

「本当に、人間界へと落とすんですね?」

「ああ、きめた、こいつは革命者になってもらう、この神の世界は腐りきっている、だからその腐った部分を完全にとっぱらうためにも、俺の息子ににんげんの世界をみてもらう。」

この世界は神の世界である。この世界の社会システムは、単純明快で、『不変の権力』というものである。能力など関係なく、ただその権力は息子へと通じていき、そしてその息子も、自分の子へと渡していく、そんな社会システム。

たしかに、怠惰や、失敗等には罰が与えられるが、たとえ功績を得たとしても、なにかがかわるわけでもない。

いわば、課長が功績を納めて部長になったり、失敗してクビになることはないシステム。

このシステムは、はっきりいえばうらやましいように聞こえるであろう、だが、このシステムはとてつもない欠点を抱えている。

それは、『努力』というものをわすれるのである。努力して何かをなしとげようという心が失われる。

それにより、この神の世界は『ある程度やればいい』といった状態である。

ただ、怠惰がある状態。

このシステムに、危険を察知したのが『フィート』、現在の神の統治者。

不変の権利は人を腐らせる、ならば不変ではなく、変化させることが必要。だがどうすればいい・・・と考えたときである。フィートがみたのは、地球という星にいる生物すべてである。

『努力して上へとのし上がる』そのシステムが完全にできたこの星に、フィートは期待を胸に、こう宣言した。

「我が子供をこの世界へと落とし、そして神にしよう、そうすればこの世界のシステムと、この世界のシステムによる世界の状態を感じ、変えてくれるだろう」

そう高らかにいった。

そして今、人間界の地球と言う星の環境がよさそうな国の中、『日本』へと、泉の能力でつなげて我が子供を落とそうとしているのであった。

落とそうとしているとき、フィートは少しばかりの後悔を胸に感じた。

『本当に大丈夫なのだろうか。』という思い。
『いまならやめられるぞ』という悪魔の囁き

だが、フィートはそれを振り払う。この神の世界がすきだからこそ、わが子を思うからこそ。

涙に後悔をのせて、体の外へと流す。

すでに顔がぐしゃぐしゃになり、涙でベトベトである。
その光景をみて、初老の男性は思う。


あぁ、これが親なんだと


自らの親は、義務で自分を育ててきた。
そして神の仕事をある程度やれる程度に育て、それ以外はほったらかしであった。

だからこそ、この状況をみて初老の男性、いや『真実の神』アルドはうらやましかった。


泣いてくれる親がいるのだと・・・


そしてフィートは泉へと子供を落とす。

そして呼びかけるのだ。

「立派にいきれよ」

たくさんの言葉を

「まがりくねってもいいから、まっすぐに生きろ」

思いをこめて

「死なないでくれよ。」

アルドはその光景をみて、涙を堪えている。

そして最後の言葉・・・


「どうせならハーレムつくってこい」

アルドの涙は完全にとまった。

そして身を翻し帰ろうとするフィートに慌てていう。

「ちょ、まってください!ハーレムってなにをいっているんですか統一神様!」

「おかしなことをいったか?」

「いや、おかしいですよ!?なんですかその、なにいってるんだ俺は普通なことをいっているぞ的な顔は!?口元がにやけてますよ!?」

「見間違えじゃないかね?」

「しらばっくれても無駄ですよ!?」

アルドは突っ込みまくるが、フィートはにやけた顔を隠そうともしないで

「静かにしたまえ、私は感傷にひたっているのだ。」

その言葉にアルドはさらに突っ込みを続ける

「あんなことをいっておいてどの口が感傷を語るんですか!?」

再度突っ込もうとするが、フィートはすでに歩き出している。

「まぁ、俺の息子だし、大丈夫だろう。元気にいきてくれる・・・がんばれよ、『リリス』・・・男なのに女っぽいなまえになったものだ。」

「統一神様がつけたんでしょう!?」

そんなこんなで、神は息子を人間界へと落とす。

そして、16となるとき、彼は知らされる。
自分が『神という存在』だと。

知らせるために天使を呼んだとき、神はいった。

満面の笑みで、「あぁ・・・彼の平和を壊してしまうんですね」と。

アルドはそれをみてあきれて物もいえなかったという。




さて・・・始まるんですけどね
・・・きっついな~この作業。
でも頑張っていこうと思います。

第一話で速攻明かされますからね。


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