4つの剣と4つの心(14/26)縦書き表示RDF


小説の中に、あるゲームのセリフの内容をちょいと拝借しました(`∀´)
4つの剣と4つの心
作:朱佐 架



第14話☆過去と涙と


 
ラフォス
「…………………………」

もう朝になろうとしていた。ラフォスはもう涙も枯れ果て、糸の切れた操り人形のようにうなだれていた。

ーーーーーーーーー

〜5年前〜

ラフォス
「おじさん、おじさん!僕に剣を教えてくれよ!」

バーン
「なんだいいきなり?」

ラフォス
「教えてよ!」

ラフォスの本気な目を見て、一度ため息を吐いてこう言った。

バーン
「剣術を習いたいってことは、何かを守るためだ。とわしは思う。自分の命でも大切な人の命でも……」

ラフォス
「うん…」

バーンはラフォスの頭を撫でた。

バーン
「でもなラフォス、剣は人を守る道具でもあれば人を傷つける道具でもある。だから半端な気持ちで剣を習いたいと言うなよ。」

ラフォス
「僕はフィナちゃんを…………………守りたいんだ。」

ラフォスの目はさっきよりも一層本気に見えた。

バーン
「!!……………よし、稽古をつけてあげよう。でも、途中で音を上げるなよ?」

ラフォス
「もちろんだよ!」

バーン
「それじゃあ、木の棒を取ってきて。」

ラフォス
「へ?」

バーン
「まだ剣は持たせられないよ。まずはその棒で特訓だよ。」

ラフォス
「お、おう!じゃあ行ってくる!」

ラフォスはダッシュで近くの林へ向かった。

バーン
「……………………………いずれフィナは…………………その時は………………強く生きて欲しいな………………」

ーーーーーーーーー

ラフォス
「…………」
(あの時おじさんは強く生きろって言った気がする……)

スクッ!

ラフォスは立ち上がった。

ルーク
「!ラフォスもう大丈夫なの?」

ラフォス
「あぁ、おじさんを供養しよう……」

ーーーーーーーーー

三人はおじさんを棺に入れ、掘った穴に棺を置く。

ラフォス
「………強く生きていこうって思った。けど……ウッ……ウッ……ウッウッ……」

ラフォスはまた涙が出ていた。 
ルーク
「泣いていいよ。死者は流してもらった涙の分だけ幸せになるからね。」

ダン
「そうなのか?じゃあ我慢せずに……僕も……グスッ…」

ラフォス
「ありがとう…二人共……ウッ………」












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