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異郷より。 作者:TKミハル

序章

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妹への手紙 ~北の町グレンタールにて~

R15は保険です。
 
   親愛なるエリーへ

私は今、北の町グレンタールへ来ています。

前の手紙から二ヶ月ほど経ったけれど、そちらは変わりはないですか。
ここは春の時期になったばかりだというのに雪、雪、雪で、退屈しのぎには編み物や刺繍をするか書き物をするかぐらいしかないです。

編み物や刺繍をするよりはと、こうしてペンを取りました。

今回の手紙が早いのはそうした理由なのです。だから体調不良などではありません。
たまに早めに手紙を送ると、シャロン調子でも悪いんじゃない、と毛皮のコートや栄養のつく食べ物を指定のギルドに送るのはいいのだけれど食べ物に関しては生ものだけは避けてください。

前にエリーが釣った魚を箱詰めにして送ってきてくれたことがありましたが、せめて干物にして欲しかったです。預けられた日から一ヶ月は経っていたので、地下の涼しい場所に保管してあったとはいえ、蓋を開けるのには勇気がいりました。

それと、ドレスや装飾品を送るのもやめてください。
冒険者をやっている私には必要ないものです。

これまで送られてきたものは、ほぼ換金しましたが、たまに手紙でちゃんと使ってる?などと尋ねられ、その度心が痛みます。次にギルドに預けるのは、実用品や保存食でお願いします。

それでは、けがや病気に気をつけて。

                               姉、シャーロット  

                 追伸

手紙を書いてから三日、やっと吹雪がやんで空が晴れました!
ずっと宿の部屋にこもりきりだったせいか、上の文章が陰気なものになってしまいました……。しかし、これからは違います。

地元の人に訊いたところによると、この町の近くにそびえるキリジュ山にはとても見晴らしのいい高台があるとのこと。

こんな晴れはあまり長い期間続かないとも話していたので、明日にでも登る予定です。みやげ話を楽しみにしていてください。
 ここには基本的に補足などを載せる予定です。
エレナ→愛称エリー シャーロット→シャロン です。
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