第3話:屋上で
「で、何でオメーがいるんだよ!!アメリカにいたんじゃねーのかよ!!」
ここは屋上。コナンと哀はお弁当を食べながら話していた。
「いたことはいたわ。でも一週間前に帰ってきたのよ。お姉ちゃんにも会いたかったしね。」
灰原哀こと宮野志保は幼い頃に両親をなくし、姉の明美と二人で暮らしていた。しかし志保は明美よりも頭が良かったので小学生の時に明美から留学を進められ、アメリカに留学していたのだ。
ちなみに父親と阿笠博士の仲がよかったのでまだ父親がいるときに一緒に阿笠博士に会いに行ったこともある。そこで新一と出会ったのだ。
「でも何でわざわざ高校に行かずに帝丹中にいるんだ?」
「一回でもいいからこっちの学校に通いたかった…からじゃダメかしら?阿笠博士に頼んだら行かせてくれたわ。一ヶ月間ね。」
「それより明美さんは元気だったのか?」
「えぇ。こないだ会いに行ったら元気にしていたわ。」
「よかったじゃねーか。」
「えぇ。」
「んで、今はどこに住んでるんだ?」
「お姉ちゃんが住んでるマンションよ。」
「んじゃあ一ヶ月間中学校に行ったらどうするつもりなんだ?」
「とりあえず高校に行こうかしら。確か編入テストで受かったら学校に行けるんでしょ?」
「あ、あぁ。」
「なら、ここの中学校に居る間に決めておくわ。それでいいでしょ?」
「あぁ。」
「私、お弁当食べ終わったから先に教室に帰るわね。」
哀はお弁当をしまうと教室に帰っていった。
(性格はあんまり変わってねーみたいだな。まぁ変わっていても不気味だけどな…)
コナンはそう思いながらペットボトルのお茶を飲んだ。
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