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泣けるユーモア短編集 作者:水本爽涼
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-49- 騒音

 誰しも快適に暮らしたいものだが、時として、騒音にさいなまれる場合がある。これだけ文明が進みながら、相も変わらず騒音をき散らす工事音。これは近所の住民にとって、いい迷惑以外の何ものでもない。だが、短に騒音がするから・・という理由では騒音を止めることは出来ない。極端な騒音以外は、個々の受け止めようによる心理的な不快感であり、そう気にならない人も当然、いる訳だ。しかも、実害がない。しかし、音を気にしながら物事をしている人にとっては、ぅぅぅ…と泣けるような不快感となる。
 とある家庭の一場面である。
「なんなんだっ! 朝からっ! ダダダダ、ダダダダとっ!」
「騒音? そんなこと、私に言われても…。ご近所の道路工事か何かでしょ」
「…まっ、そらそうだっ…」
 確かに…と思えたのか、おっと溜飲りゅういんを下げ、押し黙った。
「それより今、手が離せないのっ? もう、お昼よっ!」
「ああ…ごらんのとおりだっ!」
 夫が指さす周辺は、いかにも見てくれっ! と言わんばかりにDIY[英語のDo It Yourselfから派生した略語で、一般的に、自身でやる日曜大工を意味する]の道具、材料で満ちあふれていた。
「そう…」
「しかし、うるさいなっ! あの音はっ!!」
「あなただって相当、煩かったわよっ!」
「そうかぁ?」
 夫は、いっこう完成しないDIYに、ぅぅぅ…と泣ける思いでつぶやいた。
 自分が出す騒音は、割合と気にならないようだ。サイレントな機器、工具の商品開発が望まれるが、ただ、奥様方の騒音はお父様方に我慢していただくほかはないだろう。^^

                   完
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