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泣けるユーモア短編集 作者:水本爽涼
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-32- 人

 人はさまざまで、ピンキリである。どのあたりからがピンで、どの辺りからがキリなのかは各自の判断次第だが、まあ、いろいろと種々雑多しゅじゅざったな人が存在することは事実である。
 とある、うらぶれた飲み屋に常連じょうれん客がたむろしている。
「ええっ! ¥20も安いドーナツが手に入った、だって?!」
「はいっ! 私も腕を上げたでしょ?」
「ははは…そんな大した腕でもないがなっ! 俺なんか、この前、売れ残ったタコ焼きを¥50で買った。人が途絶える時間帯があるからなっ!」
「それそれ! 店じまい前! 確かにあります。タイミングとコツですよね!」
「んっ? ははは…タイのコツ酒か、ありゃ美味うまいっ!」
「コツ酒…そういや、そろそろ甘酒のひな祭りだぜ」
「甘酒にドーナツやタコ焼きは合わんぞっ! やはりそこは、菱餅ひしもちだろがっ!」
「ぅぅぅ…そんな怒るなっ!」
「泣ける話でもなかろっ!」
 飲み屋で、こういう呑気のんきな話ができる人々もいるから、人は様々だということになる。

                   完
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