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泣けるユーモア短編集 作者:水本爽涼
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-100- お説教(せっきょう)

 誰しも、お説教せっきょうはされたくない。笑顔でヤンワリ言われるくらいならまだしも、泣けるような落雷らくらいのお説教はいやだろう。
 不出来な生徒達が放課後の教室に残され、教師、佐渡さどにお説教をされている。佐渡が残す放課後の教室は、誰が言うともなく[お説教部屋]と呼ばれるようになっていた。そしてこの日も、お説教は始まっていた。当然、教室内は思わず、ぅぅぅ…と泣ける、見るもあわれな惨状さんじょうていしていたが、この生徒達の中にも変わり者はいて、お説教されることで快感を感じるマゾ的性格の生徒も存在した。
「せ、先生! もう、終わりなんですかっ!」
「おっ? おおっ! 今日はこれで終わりだっ! それにしても岡間おかま、お前は変わっとるなぁ~。俺に怒られてこわくないのかっ?」
「いいえ、ちっとも…。もっともっと怒ってくださいっ! ぅぅぅ…」
 岡間は佐渡にすがるように泣き出した。
「き、気味きみの悪いやつだなっ、お前っ!」
 佐渡は縋りつく岡間から、思わず身をかわした。
 その日以降、岡間はお説教部屋から新設された別の教室、通称、[天国部屋]へと一人、移され、めそやされることになった。佐渡が考えた新しいお説教の方法である。褒めそやすことが逆にお説教になる・・と考えたのだ。
 お説教が効果あるのか? までは、定かではない。^^

                   完

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