「おい,工藤。焦らんで平気なんか?」
ここは大阪,服部平次の家である。
コナン,蘭,小五郎の3人はゴールデンウイークを利用して大阪に旅行に来ていた。せっかく大阪に来るなら…ということで,平次はコナン達に平次の家で泊まるように薦めたのだった。
「なあ〜にを焦るんだよ?」
「あの姉ちゃんのコトや…」
「姉ちゃんって……蘭のことか?」
「そや。工藤が小さなってる間に,誰か違う男にとられてしまうかもしれへんでぇ。」
「べつに取られたって……」
「はあ〜ん。じゃあ,あの姉ちゃんが他のオトコとつきおうてもいいんかいな?他のオトコと何してもいいんかいな?」
「な………なんでそんなこと聞くんだよ!?」
「工藤があまりにものんびりしてるからこういうこと言うんやで。早く元の体に戻ってあの姉ちゃんをGETせぇへんと,どないすんや。」
「んな事言ったって…どーしようもねぇだろ。組織の情報は全く入ってこないし…」
「そやなぁ…完全に元の体に戻るまでにはまだまだ時間がかかるかもしれへんなぁ。」
そこで一瞬の沈黙……
「あ!!どないして高校の文化祭のときにちゃっちゃと言わなかったん!?」
「文化祭って…あの帝丹高校の文化祭の劇の時のことか?(名探偵コナン26巻)何を蘭に言うんだよ?」
「あの日の夜,工藤と姉ちゃんでレストラン行ったんやろ!?あの時なんでちゃっちゃと言わなかったんや!?!?」
平次はだんだん熱くなってきた。
「な……なんで知ってんだよ,レストラン行ったこと………
あ!!!!灰原だな!?」
「そや。で,なんであん時,事件の前に言わなかったん!?!?あの後小さなってしもたやんか!!!」
「だから,言うって何をだよ!?」
「【好き】っちゅう,愛の告白や!」
今度はコナンも別の意味で熱くなってきた。
「な……なっ,告白なんて…………」
「告白なんてしようと思ってなかったとでも言いたいんか?そんな嘘が通じると思ってんのかぁ!!!???
あんな,ああいうチャンスっていうのは,一度なくしたらもう二度とそのチャンスは来ないかもしれへんのやで!?」
「………………………」
「お前さん,推理にかんしては天下一品やけど,恋愛に関してはオレのほうが上やな★」
と,平次は笑った。
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