5.「期待してるわよ・・・三人目のジョーカー」
「何?」
七海が揺れる床を見つめた。景斗が力強くドアを開けて入ってきた。
「七海」
「景斗何これ?」
「地震じゃないわ」
「FBIが来た」
「え?」
───工藤君・・・
「場所がばれたんだ。きっとな・・・七海。お前は俺が守る」
「景斗・・・」
「・・・あっ」
コナンは裏口を開けた。人はFBIに集中してるらしい。
「あーうずうずして止まらないぜ。やっとここに来れた」
「工藤」
「この日をどんだけ待っただろうな」
コナンの胸倉を平次はつかんで持ち上げた。すごい顔で平次はコナンを睨んでいる。
「なっ何だよ」
「お前あほか!七海と姉ちゃんが酷い目当ってんかもしれへん時にその態度はなんや!」
「服部君!」
本堂が羽交い絞めにする。平次は混乱状態だ。
「お前は・・・お前は幸せだからええな!お前は堂々と推理や事件に首つこんで。そんでも安全で!」
「服部こそっ。幼児化した気持ちしんねーくせに」
「そか。俺には好きな女の子と同居出来て嬉しいにしか見えへんけど」
「にゃろー」
「おいおい。こんな所で喧嘩すんなよな」
「あん?・・・工藤ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
目の前にいるのは新一!?と白馬。
「この人は黒羽快斗君。通称怪盗キッド」
「何だって」
「おいバカ。何を勝手に」
快斗はあせっている。平次は目を見開いて。
「黒羽・・・怪菜の兄」
「え?・・・何で」
平次はあった事すべて話した。
「へー。それで怪菜ちゃんと」
「って白馬なんでお前いろいろ知ってんだよ」
「駄目ですか?」
「駄目」
「所で・・・何でここに?」
快斗の手が止まった。
「怪菜がここに戻った」
「え!?」
「多分・・・俺に気を使って・・・。くそっ」
快斗は拳を壁に叩きつけた。コナンと平次はまだ気まずい仲だ。
「じゃあコナン君は快斗君と行ったらどうです?」
「え?」
コナンは平次を見た。
「わあったよ」
白馬は平次達と・・・二手に分かれた。下はFBIがいるから目指すは上だ!階段を駆け上がるコナン達だった。そしてある部屋。黒い衣装。それはある怪盗と同じ服装でも色が違う。
「FBIが攻めてきた。それで何でこのあたしが行かなきゃ行けないのよ」
怪菜は鏡を睨んだ。
「早く菫さん来ないかなー」
───確か大阪の彼もFBIにかかわってるって言ってた
「まっまさかね」
廊下に出るとベルモットに会った。
「行くわよ」
「菫さんは?」
「もう向かってるわ。期待してるわよ・・・三人目のジョーカー」
後ずさりする怪菜。
───もう戻れないんだ
疲れた。階段を駆け上がって来てしばらくだ。
「ほとんどの部屋がはずれやったな。どこや一体」
「そうですね」
コツコツ。曲がり角で視線がぶつかった。
「あっあなたは」
「お前は・・・姫琴菫」
菫は泣いていた。でもすぐに顔を変えて。
「何してるの?」
「FBIにばれても良かったんか?」
「別に・・・どうでも良かったし」
彼女が握ってるには拳銃。
「けっ拳銃」
「彼女がいるのはこの一階上よ」
「え?」
菫は目で行けと行っていた。
「ありがとな」
菫はその場に取り残された。後ろから声がした。奇妙な音とともに。
「どういうことだ。ジョーカー。いや・・・姫琴菫」
「・・・ジン」
「この階か・・・」
平次達が曲がり角を曲がった時、がちゃりと奇妙な音が聞こえた。 |