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蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
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50 魔法少女マジカル蜘蛛子☆

『HP自動回復:HPが時間経過とともに徐々に回復する。自然回復しないような怪我でも回復可能』
『毒牙:牙による攻撃に毒属性が付与される』
『毒合成:MPを消費して毒を精製、カスタマイズする。合成できる毒はレベルによって異なる。LV1:弱毒』
『蜘蛛糸:蜘蛛型生物が有する特殊スキル。カスタマイズ可能な糸を出す。カスタマイズ項目:粘性、伸縮性、弾力性、質感、強度、サイズ』
『操糸:糸を自在に操ることができる』
『投擲:ものを投擲時に威力や命中にプラス補正が働く』
『集中:集中力が増す』
『命中:あらゆる状況における命中率にプラス補正が働く』
『鑑定:ものの情報を読み取る』
『探知:感知系全てを複合したスキル。概要:魔力感知、術式感知、物質感知、気配感知、危険感知、動体感知、熱感知、反応感知、空間感知』
『隠密:気配を隠す』
『暗視:光源がなくとも視覚が働くようになる』
『視覚領域拡張:可視光域を広げる』
『毒耐性:毒属性に対しての防御能力が増加する』
『麻痺耐性:麻痺属性に対しての防御能力が増加する』
『石化耐性:石化属性に対しての防御能力が増加する』
『酸耐性:酸属性に対しての防御能力が増加する』
『腐蝕耐性:腐蝕属性に対しての防御能力が増加する』
『恐怖耐性:恐怖を覚えにくくなる」
『苦痛無効:苦痛による身体及び精神に対する能力制限を無効化する』
『痛覚軽減:痛覚を低減する。その際危険信号は継続される』

 残りのスキルも一通り鑑定した。
 大体予想通りの結果だったけど、新たな発見もいくつかあった。

 まず視覚領域拡張のスキルの正体が判明した。
 これ、要は赤外線とか紫外線とか見えるって事?
 けど、今のところそんなもの見えないんだけどなー。
 あれか、レベル1だからほとんど見えないのか。
 それともなければダンジョン内には赤外線も紫外線もないとか。
 まあ、見えなくて困るもんでもないし、あんまり関係ないかなー。

 で、耐性系のやつ調べててわかったんだけど、ちょっと恐ろしい事実が判明してしまった。
 ほとんどの耐性は名前通りの感じだったんだけど、1個だけ名前と実情が一致してないやつがあった。

『腐蝕属性:死の崩壊を司る属性』

 なにそれこわい。
 てっきり腐ったもん食べても大丈夫な耐性なのかと思ってたら、妙な属性だったっぽい。
 タニシ虫食ってこの耐性が上がったってことは、あいつこの属性持ちだったってこと?
 うわ。
 そりゃ、この世のものとは思えない味がするわけだよ。
 うん。
 タニシ虫食うのは本当に最後の手段にしよう。

 あと気になったのは探知かな。
 探知、思った以上に高性能だった。
 何、感知系スキル全部って?
 どう考えてもスキルポイント100程度で獲得できる性能じゃなくね?
 ていうか、個別発動できんの?
 できませんでしたー。
 もうね、いろいろ試してみたけど、全部発動するしかないっぽい。
 切り替えられるのはオンとオフくらいで、個別設定とかできなかった。
 気配感知と危険感知くらいは発動させたかったけど、残りもいっぺんに発動しちゃうからどれがどの感知で掴んだ情報なのかわかったもんじゃない。
 ていうか、そんな大量の情報、私のちっぽけな頭で処理しきれる訳無いでしょ。
 頭痛でそれどころじゃないわ。
 というか、今回ちょっと試しただけなのにまたレベル上がりおったし。
 余計情報量が増えて訳わかんなくなったわ。
 なんかもう、頭の出来が良くなるようなスキルでもないと使えなさそう。
 高性能なだけにもったいないけど、高性能過ぎて使えないっていうね。
 猫に小判、豚に真珠、蜘蛛に探知。
 はあ。



 さあ、最後だ。
 この鑑定結果によっては、私の今後が大きく変わる可能性もある。
 すなわち、魔法3種の鑑定。
 今まで使い方が全くわかんなくて、放置せざるを得なかったスキル。
 使えれば絶対役立つはずのスキル。
 これが使えれば、私は魔法使いを名乗ってもいいってことになる。
 よし。
 鑑定さん、お願いします!

『外道魔法:魂を直接犯す魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。LV1:不快LV2:幻痛』
『影魔法:影を操る下位の闇魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。LV1:濃影』
『毒魔法:毒を操る魔法。使用可能な魔法はレベルによって異なる。LV1:毒触』

 お?
 おうん?
 うーん。
 微妙。
 いや、何も分かんなかったときに比べれば大躍進なんだけど、やっぱり使い方はよくわかんないな。
 外道魔法は、これ要は精神攻撃系の魔法ってことかな?
 影と毒はそのままの意味っぽいね。
 で、どうやらレベル1で使えるようになるらしい呪文は載ってる。
 載ってるけど、どうやって使うんだろ?
 やっぱ、鑑定みたいな感じで念じてみればいいのかな?

 よし。
 じゃあ、「不快」!
 …
 …
 …
 何も起きんね。
 いや、対象がいないから不発になっただけかもしれんし。
 別のやつも試してみよう。
 「濃影」!
 …
 …
 …
 何も起きんね。
 「毒触」!
 …
 …
 …
 何も起きんね。
 MPも、減ってないね。
 不発っていうよりかは、発動そのものもしてないね。
 マジかー。
 いや、ちょっとは期待したけどさ、やっぱダメか。
 いや、待てよ?
 鑑定で魔法って調べれば、ヒントくらいは出るかもしれない。

『魔法:魔力をスキルで変化させ、現象として確立させたもの』

 うん、ダメだこりゃ。
 あーあ、魔法はまだまだ使いこなせないっぽい。
 くそう。
 魔法少女マジカル蜘蛛子ちゃんを名乗る日はまだまだ遠そうだわ。
 ちくしょう。
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