挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
371/496

SS クリスマス

本編とは特に関係のない小話になります
 転移完了。
 久しぶりに地球の若葉邸に到着。
 PCを起動して日付を確認する。
 計算通り、12月24日クリスマスイヴ。

 そのままゲームを起動。
 久しぶりに懐かしのハゲオヤジでログイン。
 ていっても、私の主観では久しぶりってだけで、実際には初めてなんだけどねー。

 今日ここに来たのはゲームのクリスマス限定イベントに参加するため。
 ふと思い立ってもう来ないつもりでいたここに帰ってきていた。
 なんか知らないけどこのイベントには参加しなきゃならない気がする。
 本来ならDがやるはずなんだろうけど、あいつ今いないし。

 ……まさかとは思うけど、私あいつに操られてるとかないよね?
 自分ができないからって私に代わりにやらせようとしてるとか。
 まさかねー。
 いくらなんでもそこまでできないでしょ。
 できないよね?

 まあ、いい。
 仮にそうだったとしても、特に害があるわけでもなし。
 ただゲームするだけだし。
 もしホントにそうだったらちょっと、イヤ、かなり気に食わないけど。

 うん。
 考えないようにしよう。
 今は純粋にゲームを楽しもう。

 キャッホイ!
 相変わらず素敵なハゲオヤジ!
 渋い、強い、カッコいい!

 ハイテンションでイベントのボスモンスターをソロ討伐完了。
 ふう。
 このボス、レイド組んで挑むこと前提の難易度だったわ。
 思わず途中から思考加速とか使って全力で挑んじゃった。
 時間制限がなかったから勝てたけど、倒すまでに相当かかったなー。
 ちなみにこのゲーム、ボス部屋はパーティーごとに別々で管理されているので、私がボスを長時間占領してるってことはない。

 チラッと時計を見る。
 うげっ。
 日付変わってる。
 メリークリスマスー。

 んー。
 せっかくだしチキンとケーキ買ってこようか。
 お金は、ある。
 ホントはDのだけど、別に使ってもいいよねー。
 服もあいつの借りちゃえ。
 サイズは同じはずだし。

 というわけで、コンビニで買ってきたチキンを頬張っております。
 目開けられないから店員に怪訝な顔されたけど、それ以外は特に問題もなく買ってこれた。

 しかし、人多かったなー。
 クリスマスだからか?
 クリスマスパーティーとか飲み会とかそこらじゅうでやってんだろうねー。

 リア充氏ね。

 なんとなく言っておかなきゃならない気がした。
 イヤ、私は別にどうでもいいんだけどねー。
 恋愛とか興味ないし。
 そもそも私、神だから子供作る意義があんまないし。
 ほぼ不老不死なのに子供作ってもねえ。

 あー、でも黒とか神のくせに恋愛してるわけだし、できないわけじゃないのか。
 恋愛ねえ。
 理解できんわー。
 こうやって一人でだらだら食っちゃ寝してたほうが私は幸せだけどなー。
 こういうのなんて言うんだっけ?
 喪女?
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ