挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
220/499

170 魔王アリエル

 あかん。
 油断した。
 というか、マザー統合していろいろ浮かれてた。
 なんでこの人の動向を忘れちゃうかな。
 大失態だ。

『オリジンタラテクト LV139 名前 アリエル 
 ステータス
 HP:90098/90098(緑)+99999(詳細)
 MP:87655/87655(青)+99999(詳細)
 SP:89862/89862(黄)(詳細)
   :89856/89856(赤)+99567(詳細)
 平均攻撃能力:90021(詳細)
 平均防御能力:89997(詳細)
 平均魔法能力:87504(詳細)
 平均抵抗能力:87489(詳細)
 平均速度能力:89518(詳細)
 スキル
「HP超速回復LV10」「MP高速回復LV10」「MP消費大緩和LV10」「魔力精密操作LV10」「魔神法LV10」「魔力付与LV10」「魔法付与LV10」「大魔力撃LV10」「SP高速回復LV10」「SP消費大緩和LV10」「破壊大強化LV10」「打撃大強化LV10」「斬撃大強化LV8」「貫通大強化LV9」「衝撃大強化LV10」「状態異常大強化LV10」「闘神法LV10」「気力付与LV10」「技能付与LV10」「大気力撃LV10」「神龍力LV10」「神龍結界LV10」「猛毒攻撃LV10」「強麻痺攻撃LV10」「毒合成LV10」「薬合成LV10」「糸の天才LV10」「神織糸」「操糸LV10」「念力LV10」「投擲LV10」「射出LV10」「空間機動LV10」「連携LV10」「軍師LV10」「眷属支配LV10」「産卵LV10」「召喚LV10」「集中LV10」「思考超加速LV6」「未来視LV6」「並列意思LV4」「高速演算LV10」「命中LV10」「回避LV10」「確率大補正LV10」「隠密LV10」「隠蔽LV10」「無音LV10」「無臭LV10」「帝王」「鑑定LV10」「探知LV10」「昇華」「外道魔法LV10」「火魔法LV8」「水魔法LV10」「水流魔法LV5」「風魔法LV10」「暴風魔法LV10」「嵐天魔法LV10」「土魔法LV10」「大地魔法LV10」「地裂魔法LV10」「雷魔法LV10」「雷光魔法LV8」「光魔法LV10」「聖光魔法LV2」「影魔法LV10」「闇魔法LV10」「暗黒魔法LV10」「毒魔法LV10」「治療魔法LV10」「空間魔法LV2」「重魔法LV10」「深淵魔法LV10」「大魔王LV10」「矜持LV5」「激怒LV9」「暴食」「簒奪LV8」「休LV9」「堕淫LV4」「物理無効」「火炎耐性LV5」「水流無効」「暴風無効」「大地無効」「雷光無効」「聖光耐性LV8」「暗黒無効」「重無効」「状態異常無効」「酸無効」「腐蝕大耐性LV7」「気絶無効」「恐怖無効」「外道大耐性LV6」「苦痛無効」「痛覚無効」「暗視LV10」「万里眼LV10」「五感大強化LV10」「知覚領域拡張LV10」「神性領域拡張LV3」「天命LV10」「天魔LV10」「天動LV10」「富天LV10」「剛毅LV10」「城塞LV10」「天道LV10」「天守LV10」「韋駄天LV10」「禁忌LV10」
 スキルポイント:0
 称号
「人族殺し」「人族の殺戮者」「人族の天災」「魔族殺し」「魔族の殺戮者」「魔族の天災」「妖精殺し」「妖精の殺戮者」「妖精の天災」「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「魔物の天災」「竜殺し」「竜の殺戮者」「竜の天災」「龍殺し」「龍の殺戮者」「無慈悲」「悪食」「血縁喰ライ」「暗殺者」「毒術師」「糸使い」「人形使い」「率いるもの」「覇者」「王」「古の神獣」「暴食の支配者」「魔王」』

 勝てるわけないでしょ!?
 というか、鑑定一回目は妨害された。
 叡智様のゴリ押しで妨害を突破して鑑定した結果がこれだ。
 これ、正攻法で勝つの不可能でしょ?

 ゆっくりと近づいてくる魔王。
 見た目は人間の少女のようだけど、中身は完全な化物。

 こんな化物とやってられるかい。
 逃げるが勝ちよ。
 転移。

 あれ?
 転移が発動しない。
 な、なんで?

「ふふ。驚いているようね。逃げられないわよ。私の持つスキル大魔王には相手の逃亡を妨げる効果があるの」

 Dー!
 あんたの仕業か!
 これあれだろ!
 「大魔王からは逃げられない」ってそういうあれだろ!?
 やばいやばいやばい。

「ちっ。やはり支配者階級か。鑑定を妨害したわね?」

 む?
 鑑定されてたのか。
 まあ、鑑定は常時妨害する設定にしといたから問題ないけど。
 私は叡智様があるからそれを突破できるけどね。

「まあいいわ。ここまで来たらあとはあんたを殺すだけ」

 あわわわわ。
 どうしよう?

「ここまで追い詰められたのはシステム構築以来初めてよ。そこは誇っていいわ」

 魔王が召喚を発動する。
 現れたのは10個の箱。
 その箱の中から、人影が這い出してくる。
 それを人影と呼んでいいのかは疑問だけど。

 現れたのは人形だ。
 おもちゃ屋さんに売ってるような可愛らしいものじゃない。
 色とりどりの武装がついた、戦闘用の人形。

 私の鑑定が、その人形の正体を看破する。
 人形の中に、小さな蜘蛛の魔物が入っている。
 おいおい。
 ステータスがアーク超えてんですけど。
 こんな隠し玉もあったんかい。

「クイーンはあんたに掌握されかけてるから使えない。まったく、とんでもない化け物よね、あんた」

 あんたには言われたくないわ!

「じゃあ、死ね」

 襲いかかってくる人形。
 1体1体のステータスは1万をちょっと超えるくらいで、対処できないことはない。
 けど、連携がうますぎる。
 10体が隙なく波状攻撃を食らわせてくる。
 為す術なくHPを削られていく。

 う、やばい。
 HPがなくなった。
 MPもこの速度だとすぐ削られる。

「これで、止め」

 魔王が魔法を発動させる。
 それは、私も知ってる、けど、見たことはない魔法。
 深淵魔法レベル10の反逆地獄。

 真っ黒い逆さ十字が無数に降り注ぐ。
 ゆっくりとそれが降ってくるその光景は、むしろ幻想的だった。
 けど、その威力はシャレにならない。
 逆さ十字が体に当たる。
 その部分の体が消失した。

 たった1つの逆さ十字だけで、私の体は半分くらいが消し飛ぶ。
 超速回復で再生するけど、それよりも新たな逆さ十字が降ってくる方が早い。
 空中には避けることなんかできっこないほどの逆さ十字。
 私以外のものには一切影響を与えず、雪のように降り注ぐ破壊の象徴。

 避けることも、迎撃することもできない。

 当たる。
 削れる。
 当たる。
 削れる。

 あ、これ、ほ、ん、と、や……。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ