挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

130/529

110 火竜を倒して得たもの

 では、体担当!
[あー。だるい作業が待ってるぜ]
 うむ、鱗剥ぎよろしく。

 体担当に火竜と鰻の鱗剥ぎを丸投げする。
 その間に私は獲得した称号の性能を調べてみよう。

『竜殺し:取得スキル「生命LV1」「竜力LV1」:取得条件:竜種を一定数撃破:効果:竜、龍種相手に与ダメージが微増:説明:数多くの竜種を倒したものに贈られる称号』

『恐怖を齎す者:取得スキル「威圧LV1」「外道攻撃LV1」:取得条件:他者に恐怖耐性の熟練度を一定以上稼がせる:効果:姿を見たものに外道属性「恐怖」の効果を与える:説明:恐怖の体現するものに贈られる称号』

 うおい!
 竜殺しはいいとして、恐怖を齎す者の効果がやべえ!
 つまりこれ、私のこと見るだけで恐怖を覚えるってことっしょ?
 ダメじゃん!
 敵にはいいかもしれないけど、敵以外もみんな怖がらせるって、むしろマイナス効果じゃん!
 しかもこれ、スキルと違ってオンオフできなくね?
 うーわ。
 これナマズとかの気の弱い魔物だと、私の姿見た瞬間逃げ出すんじゃね?
 ありえるわー。

 まあ、取っちまったもんはしょうがない。
 気を取り直して、スキルの方見てみよう。
 スキルリストで見たことはあったはずだけど、効果までは覚えてないや。
 うーん。
 この記憶力のなさ。
 記憶のスキルでも取ったほうがいいかな?
 まあ、いっか。

『竜力:竜の力を一時的に得る』

 ん?
 んー、よくわからんな。
 発動型のスキルっぽいけど、一回発動させてみるか。

 お?
 発動させてみたらステータスがちょっと上がった。
 で、MPとSPが両方減った。
 MPとSPを消費してステータスを底上げするスキルっぽいね。
 魔闘法と気闘法とは違って、魔法系のステータスも上昇するっぽい。
 レベル1だからさほど上昇量は高くないけど、これも常時発動させてレベル上げれば、最終的にすごいことになるかもしれない。
 魔闘法と気闘法の重ね掛けでもかなりの効果があるのに、そこに更に竜力が加われば…。
 いいわー。
 それいいわー。

『威圧:周囲に外道属性「恐怖」の効果を与える』

 そしてお前もか。
 こっちは称号の方と違ってオンオフ出来るっぽいけど、両方重ね掛けしたらそんじょそこらの魔物じゃ、私の姿見た瞬間ちびって逃げ出すんじゃないか?
 あー、称号の方でもう取り返しのつかないことになってるし、これも常時発動でいいや。
 消費もなさそうだしね。

『外道攻撃:攻撃に外道属性「破魂」を付与する』

 あ、これあかんやつだ。

『外道属性「破魂」:魂を直接破壊する属性』

 もはや精神攻撃ってレベルじゃねえ!
 えげつないわー。
 今度試してみよう。

 うん。
 竜殺しは単純に底上げになったね。
 恐怖を齎す者は、プラスとマイナスの収支が微妙。
 いいっちゃいいけど、悪いっちゃ悪い。

 まあ、称号はこんなもんかな。
 さて、お待ちかね、レベルアップしたからスキルポイントが手に入った。
 しかも一気に上がったからかなり大量に。
 それでぴったり私が求めていたスキルに手が届くのだ。
 うへへ。
 まさかこんなに早く取れるとは思わなかったなー。

『空間魔法(500):空間を操る魔法』

 これこれ。
 空間魔法といえばチートの定番。
 取得直後はレベル1だから期待したような魔法は使えないだろうけど、私には叡智の支配者の称号効果で魔法系スキルのレベルアップが早い特典がある。
 頑張って上げれば割とすぐレベルは上がるはず。

 ふふふ。
 私がこの空間魔法に期待してるもの。
 それズバリテレポート!
 やっぱこういう魔法ならあるでしょ。
 空間魔法と言ったらテレポート、アイテムボックス、異空間に別荘でしょ!
 物を異空間に収納できるアイテムボックスとかもあるかもしれないけど、今の私は物を持ち運ぶ習慣がないしあんまいらない。
 別荘は欲しいけど、それ多分レベル相当高そうだし、まだまだ先のことになると思う。

 テレポート。
 一瞬で離れた場所に移動できる素敵魔法。
 これさえあれば、この広大な中層をえっちらおっちら進まなくても済む!
 叡智様のおかげで上層のマップはある!
 マップと連動させれば、きっと上層にテレポートできるに違いない!

 というわけで天の声(仮)!
 空間魔法プリーズ!

《現在所持スキルポイントは500です。
 スキル『空間魔法LV1』をスキルポイント500使用して取得可能です。
 取得しますか?》

 イエス!

《『空間魔法LV1』を取得しました。残りスキルポイント0です》

 よし。
 早速レベル1で使える魔法を試してみよう。
 魔法担当!
{あいあいさー}

 魔法担当が空間魔法レベル1を発動させる。
 レベル1の魔法の名前は「座標指定」。

 なんか、緑色の線の立方体が現れる。
 魔法担当がそれを大きくしたり、形を変えたり、左右に動かしたりしてる。
 物質ではないらしく、マグマだけでなく、地面にもスーっと沈んでいった。
 パソコンの範囲指定を思い出す。
 というか、多分それだ。

{これ、空間を指定するだけの魔法だね}
 何に使うのそれ?
{多分だけど、レベル2以降の魔法の下準備?}
 だよねー。
 てことは、影魔法と同じでレベル上がんないと使い物にならないタイプかー。
{だね}

 うーん。
 まあ、今すぐ実戦とかで使えるとは思ってなかったし、取得したって事実が大事だよね。
 これからドンドンレベルを上げていこう。

 というわけで魔法担当。
{他の魔法よりこっちね}
 うん。
 ちなみに今どんくらいの魔法を並列発動できる?
{魔法によるねー。けど、座標指定ならそこまで大変じゃないし、簡単な魔法ならあと2つくらいなら同時にいけると思う}
 了解。
 無理しない範囲で移動中にでも熟練度稼いどいて。
{イエッサー}

 体担当はまだ鱗に手こずってる。
 まあ、鰻3匹に、鰻の倍くらいの大きさの火竜だもんね。
 火竜の実食にはもう少しかかりそう。

 しかし、これだけの強さの火竜が率いる魔物集団に、割とあっさり勝てるもんなんだね。
 私って、思ってるよりずっと強い?
 ふふふ。
 これは将来は魔王でも名乗ってみちゃう?
 恐怖を齎す者の称号もあるし、結構様になるかも。
 我こそは蜘蛛魔王なり!
 なーんちゃって。



 この時の私は知らなかった。
 冗談で言った魔王になるということ。
 その意味を。
『ゾア・エレ LV15 名前 なし 
 ステータス
 HP:502/502(緑)+189(詳細)(199up)
 MP:4096/4096(青)+437(詳細)(2001up)
 SP:522/522(黄)(詳細)(206up)
   :522/522(赤)+971(詳細)(206up)
 平均攻撃能力:506(詳細)(163up)
 平均防御能力:603(詳細)(162up)
 平均魔法能力:3901(詳細)(1902up)
 平均抵抗能力:4021(詳細)(1891up)
 平均速度能力:2580(詳細)(834up)
 スキル
 「HP自動回復LV7」「魔導の極み」「魔闘法LV2(new)」「SP回復速度LV6(1up)」「SP消費緩和LV7(1up)」「破壊強化LV3(1up)」「斬撃強化LV3」「毒強化LV7(1up)」「気闘法LV4(2up)」「気力付与LV2」「竜力LV1(new)」「猛毒攻撃LV3」「腐蝕攻撃LV1」「外道攻撃LV1(new)」「毒合成LV8」「糸の才能LV4(1up)」「万能糸LV1」「操糸LV8」「投擲LV7」「立体機動LV9(1up)」「集中LV10」「思考加速LV7(1up)」「予見LV7(1up)」「並列意思LV2」「高速演算LV3(1up)」「命中LV9」「回避LV9(1up)」「隠密LV9」「無音LV5(1up)」「威圧LV1(new)」「断罪」「奈落」「外道魔法LV6(1up)」「影魔法LV7(1up)」「毒魔法LV7(1up)」「空間魔法LV1(new)」「深淵魔法LV10」「忍耐」「傲慢」「飽食LV1」「叡智」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV3」「破壊耐性LV3(1up)」「打撃耐性LV3(1up)」「斬撃耐性LV3」「火耐性LV4」「猛毒耐性LV2」「麻痺耐性LV5」「石化耐性LV3」「酸耐性LV4」「腐蝕耐性LV4(1up)」「気絶耐性LV3」「恐怖耐性LV8」「外道無効」「苦痛無効」「痛覚軽減LV7」「視覚強化LV10」「望遠LV8(1up)」「呪いの邪眼LV7(1up)」「麻痺の邪眼LV5(3up)」「聴覚強化LV9」「嗅覚強化LV7」「味覚強化LV7」「触覚強化LV8(1up)」「神性領域拡張LV4(1up)」「星魔」「身命LV1」「瞬身LV1」「耐久LV1」「剛力LV4」「堅牢LV4」「韋駄天LV4」「禁忌LV8」「n%I=W」
 スキルポイント:0
 称号
 「悪食」「血縁喰ライ」「暗殺者」「魔物殺し」「毒術師」「糸使い」「無慈悲」「魔物の殺戮者」「傲慢の支配者」「忍耐の支配者」「叡智の支配者」「竜殺し(new)」「恐怖を齎す者(new)」』
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ