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蜘蛛ですが、なにか? 作者:馬場翁
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102 叡智様パねーっす

 さて、叡智のスキルの性能は、鑑定様と探知さんを足してちょこっと強化した感じっぽい。
 その時点で様付しなきゃならんレベル確定ですわ。
 叡智様ですな。

 まず強化された項目だけど、ステータスの鑑定結果に詳細なるものが追加された。
 この詳細を二重鑑定すると、そのステータスのさらに詳細な情報がオープンされるという、素敵機能だ。

 攻撃と防御はそれぞれ体の各部位の詳細な数値。
 それによると、私は鎌部分の攻撃力が一番強くて、防御力はほぼ均一であることがわかった。
 若干胴体部分の防御力が低めだけど、そもそも私回避特化だから、そこに被弾するようなヘマをしなければいいのよ。

 速度も同じような感じなんだけど、反射速度とか瞬発速度とか持久速度なんかにさらに内訳が細分化されてる。
 割と平均的なんだけど、瞬発速度がちょっと他に比べて高めらしい。

 で、魔法だ。
 これね、もうね。
 魔法攻撃力とか術式展開速度だとか、術式安定度、術式強度などなど、いろいろな項目があるんだけど、攻撃力以外の数値がカンストしてた。
 99999だそうだ。
 全然平均じゃないじゃん!
 と言う突っ込みは置いておいて、これは魔導の極みのスキルのおかげだと思われる。
 術式関連が最大値になるとかなんとか書いてあったし、その影響だと思う。
 これは、私に魔法を使えって言ってるようなもんだよね?
 ふへへ。
 ついに、ついに私も魔法が使えるのか!
 やべえ。
 超楽しみ。

 まあ、今は叡智様の効果を再確認するのが先決だ。
 慌ててはいけない。

 最後に抵抗なんだけど、これが詳細の中で一番重要だった。
 私の属性の耐性が全部載ってた。
 これで私が苦手な属性が判明した。

 一番苦手なのはやっぱり火だった。
 火耐性のスキル持ってるのにそれでも一番低め。
 あ、ちなみに、耐性系のスキル持ってると、その分その耐性の数値が上昇するっぽい。

 火以外で弱いのは水、氷、光なんかも低め。
 特に氷は火耐性と並んで低い。
 中層にいる限り氷属性なんて食らうことはないだろうけど、頭の片隅に覚えておいたほうが良さそう。

 逆に、一番高いのは外道属性。
 まあ、外道無効持ってるしね。
 これも数値カンストして99999。
 その次に高いのが、毒耐性。
 その次が意外にも闇。
 耐性のある属性よりも高かった。

 と、こんなふうに私の得意不得意な耐性が判明したわけなんだけど、これ、おそらく攻撃にも言えるんじゃないのかなーと思う。
 例えば私が苦手な火属性の魔法を使っても、効果は低くなるんじゃないかと思う。
 逆に、得意な外道属性とか闇属性なんかは高くなりそう。
 まだ予想の範囲を出ないけど、確率は高いと思う。

 ステータスの詳細はこんな感じなんだけど、スキルの詳細も見られるようになった。
 具体的には熟練度の数値が見えるようになった。
 次のレベルまでに必要な熟練度の数値も一緒に表示されるので、より一層効率のいいレベル上げができそうだ。

 ちなみに、まだ取得していないスキルの熟練度も見られる。
 なんと、スキルポイントがなくても、スキルの一覧が表示されるのだ。
 これにはビックリした。
 しかも、全スキルが解禁された状態で。
 これを眺めてるだけで1日潰せそうな勢いだわ。

 中にはこれ絶対取らせる気ないだろ、っていうバカみたいにスキルポイントが高いスキルもあったりする。
 その分性能は確かなんだけど、絶対取れない。
 前に冗談で天の声(仮)、もう天の声(仮)って呼ぶのやめにしようかなー。
 いや、やっぱこのまま天の声(仮)でいいや。
 あ、そうそう、話の続きね。
 天の声(仮)に冗談で問い合せて、本当にあった「不死」のスキル、取るのに必要なポイント1億だった。
 ないわー。
 絶対取らせる気ないでしょ。

 まあ、取らせる気がないスキルは置いておいて、手を伸ばせば届きそうなポイントの中で、使えそうなスキルをあとでピックアップしておこうと思う。
 しばらくは邪眼にポイント使っちゃうけど、それが終わって余裕が出来たら、よさげなスキルを取っていこう。

 で、探知さんの強化なんだけど、探知で拾った情報も鑑定できるようになってた。
 ただ、探知さんが拾ってくる情報はそれだけで結構高精度だったりするから、わざわざ鑑定する必要があんまないっていう。
 今のところ有効な使い道があんま思い浮かばないんだけど、あって損はないしいつか使い道があるかもしれない。

 最後に、これが一番重要なことなんだけど、なんと、オートマッピング機能が追加されました!
 わーい。
 しかもこれ、叡智様を手に入れる前、私が生まれてきてから今までに通った範囲全部のマップが閲覧可能なのです!
 これすごい。
 マジすごい。
 今まであてもなく彷徨ってたこのエルロー大迷宮、その一端がこのマップによって明らかになりました!

 エルロー大迷宮広すぎ…。

 元私がいた上層のマップと、そこから落下した下層のマップ、さらに、今進んでる中層のマップ。
 それらを連結して全体像の一部を予想してみたんだけど、それだけで軽く北海道と同じくらいの大きさになった。
 一部でだよ?
 そして、中層から上層までの距離を予想すると、まだまだ先は長そうだということがわかった。
 予想でしかないからどこかにポッコリと縦穴でもあるかもしれないけど、長旅は覚悟しといたほうが良さそう。


 最後に、今まで鑑定不能だった言語の鑑定は、やっぱり鑑定不能のままだった。
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