月が、紅かった。縦書き表示RDF


私の四作品目になりますm(__)m短篇ばかりです(^_^Aよければ、最後まで読んでやってください。
月が、紅かった。
作:風唄


あの日は…月が、紅かった、

俺は見た、殺人現場を、

あの日は寒い、冬の夜だった、

俺は、殺人現場を見た、

それも、普通の事件では無い、

連続、猟奇的殺人、ワイドショーでも問題になった事件を、

俺は見た、

暗闇の中、とある山間部の廃倉庫の前、

悲鳴が聞こえた、

女性の悲鳴が、

そのあと、銃声が一つ、

それ以降、悲鳴は聞こえなかった、

俺は恐くなった、

ただ、勇気を振り絞って、中を覗いてみた、

横の、窓から、

そこには、紅い月に照らされた、殺人犯が見えた、

そこには、ワイドショーで聞いた、死体を…ばらしている、犯人が見えた、

鋸で、血を浴びながら、一心不乱に、醜い笑顔を浮かべ、汗をかきながら、死体をばらしている犯人が、

俺は恐かった、

足がすくみ、逃げれなかった、

恐かった、足は動かなかった、

何度も、何度も、何度も、何度も、足を動かそうと念じた、

だが、動かない、

全く、動かない、

やがて、犯人は、腕を、一本、切り落とした、

そこで、犯人は、一息ついたのか、切るのをやめ回りを、見渡した、

その、目の先には、俺がいた、

俺の足は言う事を、ようやく聞いた、

俺は屈んだ、

そして、急ぎ、逃げた、

この闇夜だ、懐中電灯にも照らされず、見えなかっただろう、

ただ紅い月が…恐かった、

ある程度、逃げると、後ろを振り返った、

そこには…






紅い月に照らされた、犯人が、こちらを見て、薄く…醜く…そうして、滑稽とも思える、笑いを、浮かべていた、








数日が起った、俺は、忘れようとした、






だが、やつは、忘れさせてはくれなかった、






ある日、やつが、現れた、





夜中に、

家の前に、犯人が、



俺は逃げた、

ひたすら逃げた、

そして、あの廃倉庫についた、

犯人は、あの、醜い笑いを浮かべ、迫って来た、

俺は逃げた、

そのには、先日の、血が、残っていた、






パン、と、銃声が響いた、








そこには、犯人の死体がある、

その前には、俺が、銃を握っていた、






また、やってしまった、

俺は、前から、恐かった、

また、人を殺してしまうのを、






だが、血を見た俺は、とまらなかった、

そうして、俺は、殺人鬼に、なった、

あれから、また、殺した、

沢山、沢山、沢山、沢山、






そうして、ある日、俺の、殺人を、見られた、

その時も、紅い月が出ていた、






俺は、探した、


俺を見た、やつを、


そうして、見つけた、


夜、家に行った、


目撃者は、逃げた、


俺は、追い掛けた、


あの、廃倉庫に、


そこで、俺は悟った、


全てを、


パン、また、銃声が、響いた、


そこには、俺の死体、


その前には、醜い笑いを浮かべた、目撃者、






紅い月が、俺を、照らしていた、





紅い月は、連鎖する、





やがて、ある日、廃倉庫を、不動産関係者が、訪れた、






そこには、沢山の死体があった、






白骨化した遺体、腐乱した遺体、まだ、新しい、遺体、






そして、その床は、血が染み付き、一面、真紅だった、






発見者は、警察に連絡した、






ただ、それらは、





精巧に出来た、人形だった






その中で、






いくつか、本物の遺体があった、






男の遺体が、






それらは、皆、痩せ細り、






眉間を打ち抜かれていた





紅い月は、連鎖する。






連鎖する。


最後までお読みいただきありがとうございました、よく考えてみたら三日で四作品書いてます(^_^A、次回作の励みになりますので、よければ評価、コメント宜しくお願いしますm(__)m













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