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#二三八 バレンタインの宴終了
「あぶねー、こんな写真見せられるわけがない!」
 パソコンの画面に並ぶ朝倉の裸の写真を見ながら呟いた。
 本当にあの時のテンションだけで撮ってしまったが、今は後悔している…。
 朝倉は先刻のやりとりをどんな心境で見ていたんだろうか…?
(あの時は朝倉もどうかしてたんだろうな、ってか写真撮ってたの覚えてるのか?)
 そんな事を思いながら、SDカードの写真を消去し始めた。
 途中、ちょっとムラムラしていた自分が恥かしい。
(よし、これで皆に見せられるな)
 俺は素早くリビングに戻った。
「お、戻って来たな」
「悪いな…」
 チラッと朝倉を見たが彼女はいたって平然としている。
(まさか、気にしてないのか?)
「じゃ仕切りなおして。豊、あんたからね」
「おう」
 待ってましたとばかりに豊が自分のポケットアルバムを取り出した。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 そんなこんなで二時間後。
「じゃあ、私たちはこれで」
「あぁ、またな」
「柊、朝倉またな。それとチョコサンキュー」
「うん、じゃあね」
 エレベータの前で月島と豊を見送った。
 別れ際の豊と月島はもう普段どおりの二人に戻っている様だった。本当にもう心配ないだろう。
 なんだかんだあったが、四人でスキーの写真を見ながら思い出話に花を咲かせながらワイワイやった楽しい二時間だった。
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