ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
#二一八 卒業旅行の真相
「仕方ないわねぇ…。フフフ~、実はね」
 俺の質問に悪戯な笑みを浮かべながらもったいぶる月島。
「私たちがお世話になるペンションの名前がね、シロミっていうの」
「シロミ?」
 恩田が言った。それにいつの間にか皆がその会話に加わっている。
「シロミってまさか!?」
 ピンっと来た俺が言うと。
「あっ柊君、解かった?」
 皆は一様にまだ解からないという表情をしている。
「もしかして、純子先生の実家か?」
 俺が言うと、
「ピンポーン!私たちが泊まるところは、純ちゃんの実家なのよ」
「えっ!」
「うそ!」
「二学期の時に純ちゃんから聞いたのよ、実家が長野のスキー場の近くでペンションを経営してるって。一二月に卒業旅行にスキーに行きたいって相談したら、タダにしてあげるって言われたのよ」
「それって、先生にタダにしてくれって言ったようなもんじゃないか?」
「実はそうなんだけどね…」
 豊の指摘に月島が照れ笑いする。
「「ははははは」」
 まさか純子先生が絡んでいたとは!
「明日、純ちゃんも来るんだって」
「先生がくるのか!」
 トモが驚いて言った。
 なんだかエライ事になるような気がした。
 担任の先生も参加する卒業旅行って普通あるのか?
 そんな話をしながら、電車は着実に俺たちを雪の長野へと運んで行った。
◆この物語のエピソード0。
興味がある方はこちら→SEASONS memoryをクリック。
◆SEASONSで描ききれなかった物語が紐解かれる…。
新作→SEASONS ParallelⅠ 夏休み※18禁サイトです、ご注意ください。



作者のtwitter。
各話の作者感想やつぶやき、ぼやき等。簡単な一言を書いています。
興味のある方は→COLORのtwitterをクリックしてください。 フォロー大歓迎、作品の感想、その他叱咤激励などは@で投げかけていただければ嬉しいです。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。