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おっと、本編入る前に今回の登場人物を紹介だ!
今回の登場人物は、主人公の黒崎 薫と、警視庁の交通課に勤める19歳の少女だ!
では、本編を楽しんでくれ。
以上だ。


組織
作:Daisy Katsura



第02話:バイク!(捜査編)


俺は警視庁を後にすると、例の事故現場へと向かった。
現場は多摩地区にあり、夜間は車の通りが少ない細い道だ。
この道は、とある村へと続く道だ。
え?
東京は田舎じゃないって?
ふっ、何を言う。
東京にも田舎があるのさ。檜原村ひのはらむらと言う立派な村がな。
実は俺、檜原村からバイクで数時間掛けて高校まで通ってるんだ。
え?
高校はバイク禁止なんじゃないかって?
その通りだ!
だが、特例でバイクがアリなんだ。
ま、俺みたいにバイクで来る奴は一人もいないだろうがな。
兎に角そう言うわけで、俺は檜原村へと続く細い道に来ている。
警視庁の交通課にいる担当の姉ちゃんと一緒に・・・。
あ、そう言えば、交通課の姉ちゃんの名前聞いてないな。
「お前、名前は?」
俺は交通課の姉ちゃんに聞いた。
「お前って・・・年上に対して『お前』は無いんじゃない?『お前』は!?」
と、睨み付ける交通課の姉ちゃん。
「アリだ。
俺様の前では俺様のルールに従って貰う。」
「嫌です。」
交通課の姉ちゃんはそう言ったが、俺の耳には届かなかった。
何故なら、交通課の姉ちゃんの警察手帳を見ていたからだ。
「ふーん。
久住 京香。
19歳・・・随分と若いのね。
それに、久住 小春に似ていて結構可愛いですね。
苗字も一緒だし、親戚ですか?」
「赤の他人よ!
って、何勝手に見てんのよ!
それと、どうやって取ったの!?」
と、久住は奪い取り、それを鞄にしまう。
「俺がどうやって取ったかって?
それは・・・・・・内緒だ。
所で、19でサツやってるみてえだけど、面接や試験は通れたのか?」
「フフーン♪良いことを聞いたよ、君は。」
「はぁ?」
「私はね、この世界で優秀でNo.1なのよ。」
「だから?」
「19で警視庁に勤めるのなんて朝飯なのよ。
因みに、18で交番勤務よ。」
と、久住は自慢げに言う。
「じゃあ何で刑事じゃないんだ?」
「へ?」
「お前、優秀なんだろ?
だったら婦警やってねえで刑事やれっつーの!
そ・れ・と・も、本当は刑事になる程優秀じゃないから交通課で止まってるとか・・・。」
久住は、ムッとした顔で黙ってしまった。
「もしかして図星?」
「悪かったわね!
どうせ私は刑事になれるほど頭良くないわよ!」
と、頭にムカツキマークを付け、ギロッとした目つきで言う久住。
何だこの女。一瞬、殺意の様な物を感じたぞ。
それにこのギロッとした目つき。平気で何人もの人を殺してる様な目つきだ。
女とは怖いものだ。
いや、そんな事よりも・・・。
「お前、手が止まってるぞ。
喋ってる暇があったら手を動かせ。」
「お前はやめろ。」
と、久住は再びあの目つきで俺を睨み付けながら言った。
「やめろ?
お前、誰に向かって口聞いてる?
俺様だぞ?
この俺様に口を聞く時は敬意を払え。」
「それだけは絶対に嫌。
て言うか、アンタこそ敬意を払ったらどうなの?
私より年下なんだから。」
と、バカにする様な喋り方で久住は言った。
だが、当の俺は、久住の言葉など無視し、道路脇とかに何か残っていないかと、一生懸命探していた。
「私の事は無視ですか・・・。」
と、久住。
俺は、
「うん。」
と、返事をした。
すると久住は、手に持っていた鞄で俺の頭を殴った。
しかし、俺は間一髪の所で避ける。
「なかなかやるわね。」
と、久住。
だが俺は、再びシカトをした。
何故なら、何らかの痕跡を探しているからだ。
そして気が付くと、日が沈んで辺りは暗くなっていた。
「ねぇ。もう帰らない?」
と、久住は言う。
「そうだな。」
と、俺。
その時だった。
一瞬だったが、俺はガードレールの側でキラッと光るものを見付けた。
俺はその原因を探した。
「これは!?」
俺はガードレールの側で自転車のチェーンの欠片を見付けた。
俺はハンカチを出し、それを取るとポケットにしまった。
「何を拾ったの?」
と、久住。
俺はウィンクをし、
「事故では無いと言う事を裏付ける決定的な証拠さ。」
と、久住に言った。
「久住、付き合え。」
俺はそう言うが、
「嫌。
それに君の事、よく知らないし・・・。」
と、久住は大きな勘違いをする。
だが俺は気にせず、
「んー、この時間帯ならあそこだな・・・。」
と、久住の手を引っ張ってバイクの前まで移動。
「被れ。」
俺は久住にヘルメットを渡す。
久住はヘルメットを受け取り、その場で被った。
それに続き、俺もヘルメットを被る。
「後、乗れ。」
久住は俺に従い、俺の後に乗った。
「振り落とされねえ様、どこか掴まっときな。」
俺が言うと、久住は俺にしがみついて来た。
ま、マジかよ・・・。
俺は顔を赤くする。
俺はエンジンを掛け、八王子に向けてバイクを走らせた。
「なぁ、一つ聞いて良いか?」
俺は運転しながら久住に聞く。
「何?」
と、久住。
「俺の婆ちゃんが死んだのって、何時だ?」
「午後2時半よ。病院の人が言ってたから間違い無いわ。」
午後2:30・・・。
俺はそれだけを頭に入れ、八王子に向けて運転に集中する。



次回は聞き込みと解決編をいっきにやります。












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