いつもの場所。縦書き表示RDF


私の三作目です、未熟ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いですm(__)m
いつもの場所。
作:風唄


ある冬、この街に男が越してきた、

まだ、若い男が、

男は、散歩が好きだった、

だが、日々の忙しさで、男は散歩ができなかった、

ある日、男は散歩に出掛けた、

時は夜十時、回りは暗く、街灯さえ、たまにしか見掛けなかった、

しかし、男は満足した、

久しぶりにゆっくりできた、と、思った、

やがて、ある角を曲がった先に街灯が見えた、

そこには若い女性が立っていた、

死装束みたいな恰好で、まるで、葬儀の最中のような空気を発していた、

とりあえず、男は不気味に感じつつも、挨拶をした、

だが、返事は無かった、

男は不安になり、急いで歩いて行った、

女が、笑った、気がした、



翌日も、男は散歩をしていた、

昨日と同じ時間に、

また、昨日、女がいた所に着いた、

また、女は同じ場所に、同じ服装で、同じ空気を醸し出していた、

男はまた、挨拶をした、

挨拶はしないと失礼だ、

男の根底には幼いころの躾が染み付いていた、

だが、やはり、返事は無かった、

男は足速に立ち去った、



翌日、また、散歩をした、

今度は時間を変え、二時間遅く、散歩した、

女は同じ場所にいた、

男はまた、挨拶をした…

女の返事は、また、無かった、

男は、家に帰った後、考えた、

あの女は何なのだろう、と、

男は幽霊の類いは信じていなかったが、さすがに不気味に思えた、



翌日、また、散歩をした、

今度は午後五時に、

五時なら幽霊は出ないだろうと、

女は、いた、

男は、少し安心しつつ挨拶をした、

女の返事は、また、無かった、

男は、聞こうか迷った、

何故、いつもここにいるのかと、

だが、聞くことはできなかった、

失礼だから、と、



また、翌日、散歩をした、

今日は夜十時に、

女は、相変わらず、いた、

男は考えた、

遠回りになるだろうか、別の道は無いだろうか、と、



また、翌日、散歩をした、

今度は、いつもの場所を通らないようにと、

男は歩いた、

一時間、

ほかの道は、結局一時間かかった、

男は思った、これなら、あの道を歩いた方がマシだと、



また、翌日、散歩をした、

そして、あの場所に差し掛かった、

女はまた、いた、

男はまた、挨拶をした、

女の返事は、また、無かった、

男はまた、過ぎ去ろうとした、

だが、女が、初めて喋った、

何故、昨日は来なかったのか、と、

男は不気味になった、

とりあえず、昨日は、用事があったと、嘘をついた、

女は、そう、と一言言った、

男は足速に去った、



翌日、昼、いつもの道を通った、

今日は一人では無く、友達の女性と一緒だった、





夜、また、散歩をした、

そこには、また、女がいた、

ただ、女の顔には憤怒のの表情が浮かんでいたように思えた、

女は問いた、

昼の女は誰か、と、

男は、恐怖した、

昼に女はいなかった筈だと、

友達だよ、と、

そう、震える声で言うと、男は急いで逃げ出した、

女は冷たい目をしていた、

最後に、逃がさない、と冷たい声で言った、





翌日、男は家で冷たくなっていた、

その死はとても不自然な死に方だった、

顔は恐怖で歪み、体のいたる所から血が吹き出し、死んでいた、





ある日、私は、死んだ、

それから、誰にも認識されなくなった、

長い日がたった、

だれも、私に気付いてくれなかった、

だが、ある日、私に話し掛けてくれた人がいた、

私は嬉しかった、

泣きたいくらい、嬉しかった、

だが、私はなにも言えなかった、

嬉しすぎて、泣きたくて、

…なにも言えなかった、



翌日、また、彼は来てくれた、

とても嬉しかった、





翌日、彼は来なかった、

とても、悲しかった、

だが、二時間遅れ、彼は来た、

私は嬉しかった、

私は思った、

彼は、私に会いに来てくれているのだと、



翌日、彼はいつもより早く来た、

私は、ただただ、嬉しかった、

無理して、私に、早く、会いにきて、くれたのだと、

そう思った、






翌日も、男は、私に会いにきた、

私はとても嬉しかった、

いつまでも、この時間が、続けば良いと、思った、



翌日、彼は、来なかった、

私はとても悲しくなった、

何故彼は来ないのか、

ほかに女がいるのでは無いか、と、思った、





翌日、彼が来た、私は嬉しかった、

そして、私は初めて、話し掛けた、

彼の声は、私の全てを、癒してくれた、気がした、



翌日の昼、

彼が現れた、

ただ、私は隣には、女がいた、

憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、

あの女が憎い、

あの女を連れていた、男が憎い、と、思った、



夜に男はぬけぬけと、まだ、来た、

私は、聞いた、男は、答えた、

友達だと、

私にはわかった、

それが嘘だと、

私は、女を、男を、怨んだ、呪った、憎んだ、





男は逃げた、






私は、呟いた、逃がさない、と、

私は、やつを、殺した、

徹底的に恐怖を味合わせて、

徹底的に苦しむように、

徹底的に、殺した、












次は…








あの女だ…‥


今回はホラーに分類してみました、駄作ですが、評価、感想お待ちしておりますm(__)m













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