ちょっと怖い人がやってくる
唯の昔話を聞き学校に着いたころ。隣町の学校では、こんなことを話しているやつらがいた・・・・
「ねぇ知ってる?あの柊 唯って人、私と同じでめちゃくちゃ強いんだって。」
「っそそうなんすか?・・・それで何を?」
「ぅ〜んちょっと叩きに行こうかなって。」
「もしかして頭つぶしですか?」
「そうね!そんなとこかしら、なんだったらあなたも一緒にくる?」
「じっ自分ですか!・・・はい、お供させていただきます。」
「ふふっ楽しみになってきたわね。」
「はい・・・」
こうして二人の男女がやってくることになったことは、誰もしらない。
「卓也!おっはよぅ〜」
「はよ!ゆっき〜今日もラブラブですかぁ?」
「あたぼうよ俺と唯の仲だぜ?」っというもののまだ手をつないだことくらいしかない。しかしそれ以上のことをすると何をされるか
わからない。したがって俺が慎重になるのもうなずける。
「そだね〜、そういえばそろそろダンスパーティーの季節だね。今年は安全だね。みんなゆっき〜に感謝してるよ?ぼこられなくてすむって。」
「なんかそれはいやだな、唯がなんかかわいそう。」
「ぅ〜んまぁそれもそうだけど。でもゆっき〜がいるから!心配ないでしょ?」
「まぁな。っあ先生来た。俺は席に戻るぜ?」
「うんじゃね!またあとで。」そうして俺は席に着いた。しかし唯のやつそこまでとは・・・俺はあんまりあいつのこと知らなかったからあれだけど。
しってる奴からしてみれば相当怖いんだろうな。だって触った瞬間にぼこられるんだから、しかたないんかなぁ?
「そうだ、しかたがない、それはもはや癖のようなものだから。お前は特別だ。」
「だよなぁ。って、かってに心読むなっていったろ!武!」
「もはやこれも癖だ。っていうより制御がきかんのだ。許してくれ、俺もこれでつらい目にはあっているのだから。」
「はぁ〜だよな」そりゃ心を読みたくもないのに読めちゃったら、それはそれでいやだろう。たとえば悪口とか心のなかで
言われてたりしたらショックはでかいよな。
「いや、心のなかで俺のことを好きだと連発してくるやつがいてな、ちょっときまずかったんだ。」
「それはつらいなぁ、って!うらやましいわボケ!」っく朝からいい発声練習になっちまった。
「今日は歌のテストだから丁度よかったな。」
「・・・・・・そうだな」もはや心を読まれることに慣れてきた自分が恐ろしい。
「いや、いい傾向だ。」もうなにもいうまい。
そんなことを話しているといつの間にかHRは終わっていた。何気に武と話すのは楽しいものがある。
まぁある意味、新感覚会話だよなぁだって言葉に出さなくても相手が返事をしてくれるのだから。
そんなことを思っていると唯がやってきた。
「雪人!お弁当!朝渡すのわすれてたから。」
「おぅ!ありがとう。いつもわりぃな、今度なんかおごってやるから。」
「ぇ?別にいいよぅ、私が好きでやってるんだから。」きたぁ〜来ました!
私が好きでやってるんだから・・・いい響きだぁ〜、っふクラスの男どもよ、わるいな俺だけいい思いをしてしまって。
「ぁあ!なんかこのクラス熱くなってきた、誰のせいだよ。」ってひがむなひがむな、この前のナンパ男よ、
「そうだ唯、今日昼一緒に食うか?卓也もいるけど、屋上かどっかで。」
「うん!食べる。じゃあ私は雛連れてくるね。」
「おぅ、じゃあまた後でな!」
俺は、唯と別れてから卓也に唯と昼を一緒にすることを告げた。もちろん卓也は快く了解してくれた。
なんやかんやと話しているうちに授業が始まった。保険の授業だ。
俺は保険の授業が結構好きだ。だってそうだろ?思春期なんですから。でも卓也はあんまり好きではないらしく、
いつも寝ていた。しかし今日はそういうわけにはいかないらしい。
「中曽根!ここを読め。」
「げぇ・・・」うは〜、ここは結構きついぞ、女子もいるしこんなところ読ませるなんてひどいな。」
「ぇえっと、思春期になると男性は自ら射精を促し( )快感を得ようとします。」
「おいカッコの中も読め!」
「ぅえ?はぁえっとマスター○ー○○ン」ぶはっ、わるいが笑わしてもらうぜ。それにクラスのやつも大爆笑だしな。
(ぇえ〜このシーンは実話です。きつそうでしたまじで・・・
う?なんだ今何か聞こえたような。まぁいいか。こうして保険の授業も無事?終わり、次は音楽の授業だ
まぁ朝の発声練習?のおかげで歌のテストもバッチシだ。
その後授業は思いっきり寝てすごす。
そうしているうちに、昼飯の時間がやってきた。
「卓也!行こうぜ。」
「うん、きっと僕たちのほうが早く着くね?」
「だな。」そういいながら屋上のドアを開ける、するとそこに柊たちはすでに待っていた。
「遅いぞぅ雪人!」
「いや俺たち結構早くついたほうだぞ?」
「ねぇ雪人君となりの子は?」
「ぁあこいつは「僕 中曽根 卓也っていうんだ、よろしくね!」というわけ」ってか卓也が積極的に自己紹介するなんてめずらしいな。
すると卓也は俺に小声で話しかけてきた。
「ゆっき〜僕あのこメッチャタイプなんだけど・・・」
「そうか、めずらしいな卓也がそんなこというなんてコクってきた女全員振ってたくせに。」
「まぁね、なんかすごくハマル感じがあったからさ。」
「なにはなしてるの?それより私の自己紹介まだよね。私は 浅賀 雛 よろしくね?」
「うん、こちらこそ。」
とまぁこんな感じで昼飯を終えた。時がたつのは早いもので、昼を終えるとすぐに放課後だ。
「唯!帰るぞ?」
「うん!今いく。」
このとき、校門のほうでは・・・
「ついたね。」
「はい。」二人は校門についていた。誰もがその二人をみていた。まぁ当たり前のことではあるが、
同じ高校の制服以外を着ているやつがいたら誰もが不思議がるだろう。
しかし女の方はかなりの美女、大人の雰囲気をかもし出すというかなんというか。そうなれば
違った意味で視線を送るやつもいるだろう・・・このように
「なぁあの人すげぇいい体してるな。」
「ぁあ、たしかに・・・」
「俺ちょっといってくる。」
「まじ?」そうして男は話しかけに行く。このあと自分がどんな目にあうかもしらずに・・・・
「すいません?どこの高校ですか?自分とお茶しません?」
「私にいってるの?君さぁ自分のこと鏡で見たことある?話かける相手間違ってるよ?」
「っな!ってめぇ少しキレイだからって調子にのんなや!」
「だから男ってあんま好きになれないぁ、しかも少しじゃなくてとってもキレイ・・・でしょ?」
「うるせぇ!」そういって男は殴りかかる。しかしそのパンチはあたることがなかった。
その女は、ひらりとかわして、男の親指をつかむ。そして・・・パキ!
「ぐぁ!ぅぐ・・・はぁはぁ。」
「ぁあごめん折れちゃったね。」
「他にはどこ折ってほしい?要望聞いてあげるよ?」
「っひ!った助けてくれ〜」男はそういいながら走り去っていった。一緒にいた男はすでに逃げていた。
「ぁ〜あうざいなぁ〜っまこれからたっぷり楽しめるかいいかな?」そう言ってまた歩み始めるのだった。
雪人と唯のもとへ・・・・・
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