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第9話 待ち人来たらず。

北見里 武雄は客間の扉の前でフレデリックとエルヴィス爺さんを待っていた。


「先ほどは、アリスお嬢様に大変失礼な事をしてしまったのではないかと思うのですが?」

と武雄は恐る恐るフレデリックに話しかけた。

「ふふ・・・まぁ傍から見ると少し無礼だったと思いますね。

 常識として、主からの紹介もなく他者、特に女性には声をかけてはいけませんよ。

 ただ、あの場では主も悪いですね。初対面なのに紹介をしないのですから。

 ですが、結果としてアリスお嬢様のあのオーラが四散したのは勲章に値する業績と言えますね。」

「アリスお嬢様は顔を赤くされておりました。激怒されてしまったのでしょうか?」

「・・・ちなみに、タケオ様が『お嬢様が激怒された』と思われた所はどこですか?」

「綺麗と褒めた辺りでしょうか。もっと違う言い回しが出来たのではと。

 それに、あのまま挨拶をして去るのが無難だったかと。」

「オッドアイについてタケオ様は何か思う所はありますか?」

「綺麗だなぁという以外に感想はありませんが?」

「ふふ・・・良い事を聞きました。」

武雄は何もわからず、ただただ感想を言うだけだった。


ここまで読んで下さりありがとうございます。

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