茶恋―6
翌日
春名と楽しくチャットをやって過ごしたチャットルームに行った。
飛鳥と美紀の姿は無かった。
ただ、ぽつんと、春名の姿があった。
意を決して、雄二は入室した。
春名>>雄二・・・雄二君なの?
雄二>>あぁ、覚えててくれたんだな、ありがと
春名>>また会えて嬉しいよ・・雄二君。私達、まだやり直せるよね?
春名がいきなり核心を突いた。
けど、もうやり直すことなんて出来ないんだ・・・
雄二>>ごめんな、俺、春名とやってけそうにない
春名>>何で、そういう事言うの?そういう冗談は嫌いだよ
雄二>>ごめん、春名・・・けど、これの方がお互い楽になれると思うんだ。
春名>>嫌だよ、そんなの・・雄二君・・・・・
何故だろう。自分から言っているのに、涙が溢れ出てくるのは、春名と別れたくないからなのだろうか。
それでも、構わない。春名は、顔も分からない俺なんかと一緒にいたらだめなんだ。
雄二>>バイバイ、もう会えないかもしれないけど、元気でやってね。
春名>>もう、、仕方ないんだね。それでも、さよならは言わないよ
そして、退室ボタンを押した。
あれから1年が経った
春名との恋で、自分でも分からないような何かを学んだ気がする。
新しい恋人は出来ただろうか。
だめだ。思い出さないと決めたのに、時々思い出してしまう。
そうだ。チャットでもやろう。
雄二は、『匿名』でチャットに入った。
玲>>こんにちは
徹也>>うぃっす
匿名>>こんにちは〜
春名>>こんにちはー
そこに、懐かしい名前があった。
けど、それが1年前に恋した人のはずはない。
春名>>今から1年前くらいにね、私チャットで恋愛してたの
徹也>>チャットで恋愛ってw
玲>>おぃ徹也ww
春名>>相手の名前は雄二っていうんだけど、今元気かな
~END~
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