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この序章編もこの話で最終回です。因みにこの話には残りのファイターが登場します。分かりますか?
最終回〜亜空間をさ迷う者〜
このグリーンヒルゾーンと呼ばれる場所で目にも止まらぬ速さで走る者がいた。



「ヘイ!今日も絶好調だぜ!!」


彼の名はソニック・ザ・ヘッジホッグ。常に走るのが好きで、曲がった事と退屈な事が嫌いなハリネズミである。


ソニック
「何か面白い事はないかな〜?」


「ソニックー!」

ソニック
「ホワイ?」


ソニックを呼ぶのは、二本の尻尾を持つキツネのアイルス・パウワーことテイルスである。


ソニック
「ヘイ、テイルス!そんなに慌ててどうした?」


テイルス
「と、とにかくあれを見て!!」


ソニック
「あれって?」


ソニックはテイルスの指をさす方を見る。


ソニック
「!?………ありゃ何だ?」


空一面が赤くなると同時に、戦艦ハルバードが通り過ぎる。


テイルス
「………何か不気味な戦艦だね……。」


ソニック
「………こりゃあ、何かあるな………。」


ソニックは少しの間、考えているとすぐに走り出す。


テイルス
「ど、何処へ行くの!?ソニックー!」


ソニック
「あの戦艦の後を追っかけるのさ!いい退屈しのぎになるしな!」

テイルス
「あまり無茶しないでねー!!」


ソニック
「ノープログレム!大丈夫だって!」


ソニックはまるで丸い球体のように速く走り出して行った。


テイルス
「行っちゃった……。」


























ソニック
「それにしてもあの戦艦、一体何処へ行くつもりだ?」


あれから一時間位経っても、ソニックはまだ戦艦ハルバードを追っかけていた。

ソニック
「ん!?誰か倒れてるぞ!!」


ソニックは浜辺で緑色の服と帽子を被ってる少年が打ち上げられていた。


ソニック
「おい!しっかりしろ!!」


ソニックは戦艦ハルバードを追いかけるのをやめて、少年に近づき軽く揺さぶる。



「う、う〜ん………。」


少年は猫のような大きな目をゆっくり開ける。


ソニック
「オゥ!気がついたかい?」



「あれ?ここは……。」


ソニック
「お前はこの浜辺で倒れてたんだぜ。」



「え?……あ!そう言えば……それより君は?」

ソニック
「俺か?俺はソニック・ザ・ヘッジホッグ。ソニックって呼んでくれ!」



「ソニック……さん?」


ソニック
「お前の名前は?」



「ぼ、僕は………リンクって言います。」


ソニック
「リンクか……宜しくなリンク!」


リンク
「あ……宜しく。」


ソニックはリンク(トゥーンリンク)と名乗る少年と握手を交わす。


ソニック
「ところで、何でこんな所で倒れてたんだい?」


Tリンク
「じ、実は………。」


























Tリンク
「テトラ、何処まで行くの?」


テトラ
「さぁな、風のままに進むだけさ。」


トゥーンリンクは少女テトラが率いる海賊団と共に航海の旅を続けていた。


Tリンク
「ハァ〜ッ………おばあちゃんとアリル…………元気にしてるかな。」


テトラ
「何だリンク、ホームシックにでもなったかい?」


Tリンク
「い、いや………そういう訳じゃ………。」


海賊A
「おい!何だありゃ!?」


テトラ
「ん?」


Tリンク
「あ、あれは!?」


海賊Aの声でテトラとトゥーンリンクは上空を見ると、戦艦ハルバードが浮上していた。


テトラ
「な、何だ!?あの大きな船みたいな物は…………。」


Tリンク
「ヴァルー様より大きいかな?」


するとハルバードのハッチが開かれ、影虫が海賊船に撒かれて一ヶ所に集まり、プリムとなる。


海賊B
「な、何だコイツらは!?」


海賊C
「ば、化物だ!!」


テトラ
「みんな、落ち着きな!一斉にかかれば大丈夫さ!!」


海賊D
「そ、そうだ!姉御の言う通りだ!!」


海賊E
「みんなでかかれば怖くない!!」


海賊達は武器を構える。


テトラ
「リンク!あたい達も行くよ!!」


Tリンク
「う、うん!!」


トゥーンリンクもマスターソードを構える。















Tリンク
「とうっ!てやっ!!」


トゥーンリンクは見張り台の上でプリム達と戦っていた。


テトラ
「リンク!そっちは大丈夫かい!?」


Tリンク
「う、うん………なんとか………うわっ!?」


テトラ
「リンク!!」


トゥーンリンクは見張り台から足を滑らせて落下する。


ズボッ!!


トゥーンリンクは大砲にハマってしまった。


ボッ!!


全身が真っ赤なプリム、ファイアプリムが口から火を吐き、大砲の導火線に火をつける。


Tリンク
「え!?ちょ、ちょっと…………。」


ドッカーーーン!!


Tリンク
「うわああああっ!!」


テトラ
「リンクーーッ!!」


トゥーンリンクは大砲で水平線の彼方へとぶっ飛んでいった。


























Tリンク
「………と言う訳なんですよ。」


ソニック
「成程、それは災難だったな………。」


Tリンク
「それにしても、あの巨大な船みたいなのは何だったんだろ?」


ソニック
「実は俺もその戦艦を追っかけてたんだ。」


Tリンク
「え?どうして?」


ソニック
「退屈だったから、暇つぶしに丁度良いと思ってな。」


Tリンク
「ひ、暇つぶし………ですか………。」


ソニック
「俺は退屈な事が嫌いでね………そんな時にあの戦艦を発見したのさ。」


Tリンク
「そうなんだ………それより、みんなどうしてるかな………。」


ソニック
「…………なぁリンク、ちょっと俺に付き合ってくれないか?」


Tリンク
「え?付き合うって…………。」


ソニック
「そのかわり、俺に付き合ってくれたらお前の仲間を探すのを手伝ってやるぜ!」


Tリンク
「ほ、本当に!?」


ソニック
「イエス!本当さ!」


Tリンク
「分かった!………でも一体何を付き合うの?」


ソニック
「勿論、あの戦艦を追っかけるのさ!」


Tリンク
「えぇっ!?どうしてそこまで………。」


ソニック
「いや、何となく臭うんだよ………怪しい匂いをな。」


Tリンク
「は、はぁ………。」


ソニック
「そんじゃ、早速行こうぜ!!」


そう言うとソニックはダッシュで走る。


Tリンク
「あっ!待ってよ!!」


ソニック
「ほらほら!モタモタしてると置いてくぜ!!」


























ソニックとトゥーンリンクは今、森の中をさ迷っていた。


Tリンク
「ねぇ、ここどこ?」


ソニック
「さぁな。」


Tリンク
「さ、さぁって……。」


ソニック
「戦艦を探している内に迷っちまったみたいだ。」


Tリンク
「そんな………。」


グニャッ!


Tリンク
「わっ!?何か踏んだ!!」


ソニック
「どうした!?」


トゥーンリンクは恐る恐る足元を覗くと、ピンク色の丸い物を踏んづけていた。



「プリュッ!!」


するとピンクの丸い物は驚いて飛び跳ねる。


Tリンク
「うわあっ!しかも動いた!!」


ソニック
「何だこりゃ?」


ソニックはピンクの丸い物を掴み上げる。



「プリプリッ!!」


それは風船ポケモンのプリンだった。


Tリンク
「こんな生物見た事ない………。」


ソニック
「お前、何て名前だ?」


プリン
「プリ、プリプリン!」


ソニック
「………何だって?」


Tリンク
「………よく分からないけど、プリンって名前なのかな?」


プリン
「プリ!プリプリッ!!」


プリンは喜んで飛び跳ねる。


ソニック
「どうやら正解らしいな。」


Tリンク
「プリンか………さっきはごめんね、プリン。」


プリン
「プリプリン。」


それを聞くとプリンは切株の上に乗り、マイクを取り出す。


ソニック
「何だ?歌うのか?」


プリン
「プリッ!」


Tリンク
「わ〜っ、楽しみだな〜。」


プリン
「…………プ〜プルルプ〜プリプ〜プリン、プ〜プルルプ〜プリプ…………。」


Tリンク
「な、なんて美しい歌声なんだ………。」


ソニック
「グレイト!まさに心に響く歌声だぜ。」


こうしてプリンのコンサートは二時間続いた。





















そして二時間後……。


プリン
「………プリ?」


プリンが歌い終わると、ソニックとトゥーンリンクがいつの間にか気持ち良さそうに眠っているのに気づく。


プリン
「プリュッ!!」


プリンは体を風船のように膨らませて、マイクの先を外すとマジックペンでソニックとトゥーンリンクの顔に落書きを始める。





















しばらくすると、ソニックとトゥーンリンクは目を覚ます。


ソニック
「ふぁ〜っ………よく寝た………。」


Tリンク
「………って僕達いつの間に眠ってたんだろう?」


ソニック
「プッ!リンク、何だよその顔………。」


Tリンク
「え?………そういうソニックだって……。」


二人の顔には落書きがされてあり、お互いの顔を見るなり笑い始める。


ソニック
「ところで、プリンは?」


Tリンク
「あ!………彼処だ。」


プリンは湖の畔でふてくされていた。


ソニック
「ヘイ、プリン!どうしたんだい?」


プリン
「プリュ!」


プリンはソニックから視線を避ける。


Tリンク
「………もしかして、僕達が歌の途中で眠っちゃったから怒ってるのかな?」


ソニック
「イエス!きっとそれだ。」


Tリンク
「ごめんねプリン…………君の歌を聞いてたら気持ちよくなって………。」


ソニック
「アイムソーリー!この通り許してくれ。」


プリン
「プリ………。」


プリンは少しだけソニックとトゥーンリンクに視線をやろうとした時………。





















ドォォォォン!!


プリン
「プリュッ!?」


ソニック
「な、何だ!?」


Tリンク
「!!…………あれが落ちてきたんた!」


トゥーンリンクの言う通り、ソニック達がいる湖の近くに一機の戦闘機が炎を上げていた。


ソニック
「ん?中に誰かいるぞ!?」


Tリンク
「えっ!?」


ソニック
「早く助け出さないと爆発しちまう!!」


そう言うとソニックは燃えている戦闘機に向かって走る。


Tリンク
「ソニックさん!!」


プリン
「プリッ!!」


しばらくすると、ソニックが狼のような男を担いで出てきた。


ソニック
「ふぅ………危なかったぜ!」


Tリンク
「凄い………あの炎の中に飛び込むなんて。」


プリン
「プリプリン!」


プリンはソニックに向かって拍手をするが、手と手が当たっていない。


ソニック
「そんな事より、早くこの狼を手当てしようぜ!」


Tリンク
「そ、そうだね………って僕薬持ってないや。」


プリン
「プリッ!」


ソニック
「ん?これは?」


プリンが木の実のような物をソニックに差し出す。


Tリンク
「それを使えって言ってるのかな?」


プリン
「プリ、プリン!」


プリンはまた喜びながら飛び跳ねる。


ソニック
「また正解のようだな。」


Tリンク
「とにかく、それを使ってみよう!」


ソニック
「オーケー!」





















ソニック達は狼の男の手当てを終えて、安静に寝かせて様子を見てた。


Tリンク
「この人、どうして空から落ちてきたんだろう?」


ソニック
「さぁな、目が覚めたら聞いてみるか。」


プリン
「プリッ。」



「うぅっ………。」


すると狼の男がゆっくりと目を開ける。


Tリンク
「あ!起きた!!」


ソニック
「ヘイ!大丈夫か!?」



「!?…………な、何だお前らは!?」


突然狼の男は起き上がると同時に身構える。


ソニック
「おいおい、助けてやったのにそんなに警戒するなよ。」


Tリンク
「ぼ、僕達………貴方を助けた者です……。」


プリン
「プリプリッ。」



「助けた?このウルフ様を?」


そう、彼はならず者集団スターウルフのリーダー・ウルフであった。


ソニック
「そうさ、もうちょっとで爆発に巻き込まれるところだったんだぜ!」


Tリンク
「あの………もしよかったら、何があったか話してくれませんか?」


プリン
「プリプリン!」


そう言われるとウルフは、その場で腰を降ろす。


ウルフ
「………別に隠したってしょうがねぇしな………話してやる。」


























とある上空で戦艦ハルバードが浮遊していた時、三機の戦闘機が近づいてくる。


ウルフ
「フッ!俺達スターウルフの縄張りに入り込むなんて、大した度胸じゃねぇか。」



「度胸と言うより無謀と言うべきでは?」



「ともかく、あの巨大な戦艦を粉々にしてくれるわ!」


ウルフ
「よし、行くぞ!パンサー!!レオン!!」


ウルフの合図と共に、スターウルフのメンバー、パンサー・カルロッソとレオン・ポワルスキーの操る戦闘機がハルバードに接近する。


ババババババン!!


するとハルバードの連射大砲がスターウルフの戦闘機を狙い打つが、ウルフ達は難なく避ける。


ウルフ
「へっ!そう簡単に当たってたまるか!!」


レオン
「そのでかい図体をバラバラにしてやる!」


スターウルフの戦闘機も攻撃をするが、戦艦ハルバードはビクともしない。


ウルフ
「ちっ!なんて頑丈にできてんだ!」


パンサー
「こりゃあ一筋縄じゃ、いかないな。」


それでもスターウルフはハルバードに攻撃を仕掛ける。


ウルフ
「くそっ!これじゃあ、避けるのが精一杯だ。」


パンサー
「ウルフ!危ない!!」


ウルフ
「何っ!?」


ドガッ!!


突然ウルフの戦闘機、ウルフェンに向かってロボットアームが激突する。


ウルフ
「し、しまった!!」


ウルフェンはどんどん下降していく。


パンサー
「ウルフ!!」


レオン
「パンサー!このままでは我々もやられてしまう………一時退却だ!」


パンサー
「くっ!止む得ないか…………。」


パンサーとレオンの戦闘機はハルバードから離れていく。


























ウルフ
「………お陰でこの様だ。」


プリン
「プリ……。」


Tリンク
「そうだったんですか………。」


ウルフ
「笑っちまうよな………スターウルフのリーダーの俺が一撃でやられちまうなんて情けねぇ。」


ソニック
「そんなに思い詰めるなよ。」


ウルフ
「同情なんかいらねぇ!虚しくなるだけだ!!」


Tリンク
「同情なんてそんな…………。」


プリン
「プリプリ。」


ソニック
「…………なぁウルフ、俺達もあの戦艦を追ってるんだ………もし良かったら俺達と一緒に戦艦を探さないか?」


ウルフ
「何だと?」


ウルフはソニックの言葉に耳を疑った。


ウルフ
「ハッ!冗談じゃねぇ!何で俺様がお前らのような弱者共と一緒にならなきゃいけないんだ!?」


プリン
「プリッ………。」


プリンは悲しい表情でウルフを見つめる。


ウルフ
「…………と言いたいところだが、お前らには借りがあるからな…………今回は特別に組んでやってもいいぜ。」


Tリンク
「ウルフさん!!」


ソニック
「決まりだな!」


プリン
「プリプリーッ!!」


プリンは笑顔でウルフの足に抱きつく。


ウルフ
「お、おい!離れろ!!」


ウルフは足にくっついているプリンを振り払おうとするが、全然離れようとしない。


ソニック
「すっかり気に入ったみたいだな。」


Tリンク
「そうだね。」


プリン
「プリ〜ッ。」


ウルフ
「ケッ!勝手にしろ!!」


こうして彼らは戦艦ハルバードを追いかける為に行動を共にする事となった。


























そして翌日、ソニック達は森を出て道を頼りに歩いていた。


Tリンク
「………あの戦艦は何処へ行ったんだろ?」


プリン
「プリ……。」


ソニック
「あんなに大きいから、目につくハズだが……。」


ウルフ
「恐らく上空に潜んでいるのかもな。」


ソニック
「空か………それじゃあ空でも飛ばない限り無理じゃ………。」


Tリンク
「あ!あれ見て!!」


ソニック
「何だ?」


トゥーンリンクの指をさす方を見ると、上空にエインシャント卿がいた。


ソニック
「何だ?アイツは……。」


するとエインシャント卿はゆっくりと下降し、亜空間爆弾を設置する。


ウルフ
「あの大きな物は何だ?」


プリン
「プリ?」


すると二体のロボットが亜空間爆弾を起動させると、エインシャント卿は去って行った。


ソニック
「何だったんだ?」


Tリンク
「それより、あれは何だろう?」


ソニック達は恐る恐る亜空間爆弾に近づく。


ウルフ
(ん?このカウントは…………まさか!?)


亜空間爆弾のカウントに目が入ったウルフは気付いた。


ウルフ
「お前ら!今すぐここから離れろ!!」


Tリンク
「えっ!?」


ピッ!!


ドォォォォォッ!!


ソニック
「マ、マズイ!!」


カウントがゼロになると同時に亜空間爆弾が爆発し、亜空間が辺りに広がる。


ウルフ
「くそっ!間に合わない………!!」


Tリンク
「うわぁぁぁぁっ!!」


ソニック
「ノォォォォォッ!!」


プリン
「プリ〜〜〜ッ!!」

四人は亜空間に引きずり込まれてしまった。


























ソニック
「………う〜ん、ホワッツ?ここは何処だ!?」


ソニックが目を覚ますと、辺りが暗くて空間が歪んでいる所にいた。


ソニック
「ヘイ!みんな起きろよ!!」


Tリンク
「…………ん〜?」


プリン
「プリ………?」


ウルフ
「………ハッ!!」


ソニックの声で他のメンバーが目を覚ます。


Tリンク
「………ここどこ?」


プリン
「プリ〜?」


ウルフ
「……何か落ち着かねぇ場所だな。」


ソニック
「ここが何処だか分からんが、どうやら俺達はあの変な黒い物体に引きずり込まれたようだな。」


Tリンク
「そんな………これからどうするの?」


プリン
「プリプリ……。」


ウルフ
「出口を探すしかないだろ。」


ソニック
「イエス!そんじゃ、早速探そうぜ!!」


そう言うと四人は亜空間を歩き出すのであった…………果たして彼らは亜空間から脱出する事が出来るのか!?


と言う訳で、序章編は終了です!ソニックは最後の最後に登場しますが、残りのキャラはシナリオに登場しないので、ソニックと共にタブーと闘う………とゆう設定にしてみました。如何でしたでしょうか?感想と意見をお待ちしております!
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