この話には星のカービィのキャラが登場しますが、スマブラXに出演してないキャラも出てきますのでご注意を。
第六話〜戦艦ハルバードとデデデのブローチ〜
プププランドと呼ばれる場所に二足歩行するハムスター、一回り大きいフクロウ、湖から顔を出すマンボウのような魚、そしてベレー帽を被った少女が楽しそうにお喋りをしていた。
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「今日も平和だよね〜。」
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「リック、平和ボケになるぞ。」
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「もうなってんじゃないの〜?」
?
「カインの言う通りかもね。」
リック
「何だよ〜、クーにアドレーヌまで……。」
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「………お取り込み中申し訳ない。」
カイン
「え?」
突然仮面を付けた剣士、メタナイトに声を掛けられる。
クー
「確かお主はメタナイトだな。」
メタナイト
「その通り………それよりカービィを見なかったか?」
アドレーヌ
「カーくんなら出掛けたけど……。」
メタナイト
「出掛けた?」
リック
「何でもスタジアムに招待されたんだって。」
メタナイト
「そうか……。」
メタナイトは全身にマントを纏いながら去ろうとする。
カイン
「ねぇ、カービィに何か用事でもあるの〜?」
メタナイトはその場で立ち止まる。
メタナイト
「………最近平和で体が鈍っていると思い、カービィに剣の稽古をつけてやろうと思ってな。」
アドレーヌ
「フフ……貴方らしい。」
メタナイト
「………それではこれで失礼する。」
リック
「おい、メタナイトも一緒にお喋りしないか?」
メタナイト
「生憎だが、これから私の戦艦ハルバードの点検をしなければならないので………失礼!」
そう言い残すと、メタナイトはマントを全身に覆うと同時に姿を消してしまう。
カイン
「あ〜あ………行っちゃった。」
クー
「世話しない奴じゃ。」
メタナイトは背中に翼を付けて、戦艦ハルバードがある場所まで飛んでいた。
メタナイト
「そろそろだな…………ん?あれは……。」
メタナイトは地上に何かを発見する。
メタナイト
「!………まさか!!」
メタナイトは驚愕した。何故なら自分の部下、メタナイツのメイスナイト、アックスナイト、トライデントナイト、ジャベリンナイトがフィギュアになって倒れていた。
メタナイト
「お前達!しっかりしろ!!」
メタナイトはすぐに下降し、メタナイツのプレート部分に触り元に戻す。
アックスナイト
「ハッ!?メタナイト様!!」
メタナイト
「一体何があった?」
トライデントナイト
「そ、それが……。」
メタナイト
「正直に申してみろ!」
ジャベリンナイト
「も、申し訳ありません!メタナイト様!!」
メイスナイト
「戦艦ハルバードを狙ってる奴にやられたダス〜!!」
メタナイト
「何!?」
アックスナイト
「我々も必死で戦ったのですが、奴の強さは半端ではなくて……。」
メタナイト
「……分かった!とにかくここは私に任せろ!」
メタナイトはダッシュでハルバードのある場所まで走る。
メタナイト
「ムッ!アイツか!!」
メタナイトは途中でMr.ゲーム&ウオッチを発見する。
メタナイト
「ハァァァッ!!」
メタナイトはゲーム&ウオッチに切り掛かるが、ゲーム&ウオッチは間一髪避ける。
メタナイト
「お前が私の仲間を痛めつけた奴だな!?」
ゲーム&ウオッチは首を傾げる。
メタナイト
「しらばっくれるな!!」
メタナイトは再び切り掛かるが……。
ピョーーーン!
メタナイト
「なっ!?」
突然二人のレスキュー隊のような平面人間がタンカでゲーム&ウオッチを高く飛ばす。
メタナイト
「コ、コイツら一体何処から!?」
メタナイトの攻撃を避けて、ゲーム&ウオッチは上空から大きな鍵を取り出し、メタナイトに向けて落下する。
メタナイト
「ムッ!!」
バシュッ!!
メタナイトは宝剣・ギャラクシアでゲーム&ウオッチを弾き落とす。
ドスンッ!
ゲーム&ウオッチは尻餅をつき、すぐに起き上がるとフライパンのような物を取り出し、振りかざすと魚や肉といった食材がメタナイトに向かって飛ばしてゆく。
メタナイト
「フッ、こんな攻撃!」
メタナイトはササッと避けてゆく。
メタナイト
「ドリルラッシュ!!」
そう言いながらメタナイトは剣を頭上に構えた状態で横に回転しながらゲーム&ウオッチに突撃する。
ドガッ!!
見事に技はゲーム&ウオッチに命中し、少しふっ飛ぶ。
メタナイト
「どうだ!大人しく降参しろ!!」
メタナイトはゲーム&ウオッチに剣を突きつける。
?
「てこずっておるようだな………Mr.ゲーム&ウオッチよ。」
メタナイト
「!?だ、誰だ!!」
メタナイトは慌てて回りを見渡すと、マスターハンドが半透明の姿で現れた。
メタナイト
「な、何者だ!?」
Mハンド
「私はマスターハンド、亜空軍のボスだ。」
メタナイト
「亜空軍だと?」
Mハンド
「そう、この世界全体を支配する者だ。」
メタナイト
「なっ!?何を言って………。」
Mハンド
「信じる信じないは自由だが、お前の戦艦ハルバードは我々が頂くぞ。」
メタナイト
「させるか!!」
メタナイトはマスターハンドに切り掛かるが、透き通ってしまう。
メタナイト
「ちっ!立体映像か。」
Mハンド
「ゲーム&ウオッチよ!影虫を出してやれ!!」
マスターハンドの言葉通りにゲーム&ウオッチは身体中から影虫を出して、プリムを生み出す。
メタナイト
「こ、これは!?」
Mハンド
「それでは後は頼んだぞ。」
マスターハンドは静かに消えていった。
メタナイト
「くっ!やるしかないか。」
メタナイトはプリムの群れに突っ込む。
その頃、巨大なハンマーを持った自称プププランドの大王、デデデがワドルディ軍団を従えて歩いていた。
デデデ
「今日は絶好の散歩日和だぞい!のぉワドルドゥ隊長。」
ワドルドゥ
「まったくです陛下。」
デデデがワドルディ軍団の隊長、ワドルドゥと話をしていた時に一匹のワドルディが指をさす。
ワドルドゥ
「どうした?……………ん!?陛下!!」
デデデ
「何ぞい?…………あ!あれはメタナイトではないか!!」
デデデはメタナイトが懸命にプリム達と戦っている光景を目撃する。
ワドルドゥ
「い、如何いたします?」
デデデ
「勿論、助太刀するぞーい!!」
ワドルドゥ
「ハハッ!皆、陛下に続けー!!」
デデデとワドルディ軍団は勢い良く突進していった。
メタナイト
「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃー!!」
メタナイトは乱れ切りでプリム達を切り裂く。
メタナイト
「くそっ!数が多すぎる!!」
デデデ
「メタナイトー!!」
メタナイト
「!?その声は陛下!?」
デデデ
「助太刀しに来たぞーい!!むおっ!?」
メタナイト
「むっ!?」
ドサーーーッ!!
ところが、デデデは石につまづいてしまいメタナイトの上にダイブしてしまった。
メタナイト
「お、重い………。」
ワドルドゥ
「へ、陛下!大丈夫ですかー!?」
デデデ
「は、早く起こしてくれ〜!!」
ワドルディ軍団は慌ててデデデを起こそうと持ち上げる、そしてメタナイトはデデデの腹の下でもがいていた。
デデデ
「ふぅ〜っ、エライ目にあったぞい。」
メタナイト
(それはこっちの台詞だ………。)
メタナイトはデデデの腹から出られた後、デデデと一緒にプリム達を一掃したのであった。
デデデ
「それにしても、さっきの連中は一体何者ぞい?」
メタナイト
「………奴らは亜空軍と名乗っていた。」
デデデ
「亜空軍?」
ワドルドゥ
「何ですかそれ?」
メタナイト
「私も詳しくは知らないが、奴らはこの世界を支配しようとしているらしい………。」
デデデ
「な!何じゃと!?」
メタナイト
「それで奴らは私の戦艦ハルバードを奪おうとして………ハッ!しまった!!」
メタナイトは勢い良く立ち上がるが………。
ゴゴゴゴゴゴッ!!
突然地面が揺れ始める。
デデデ
「じ、地震かぞい!?」
メタナイト
「………遅かったか。」
ワドルドゥ
「陛下!あれを……。」
デデデはワドルドゥの指をさした方を見ると、メタナイトの戦艦ハルバードが浮上していた。
デデデ
「な、何事ぞい!?」
メタナイト
「おのれ!よくも私の戦艦ハルバードを!!」
メタナイトは翼を生やし、何処かへ飛び去るハルバードの後を追って飛んで行った。
デデデ
「これ!どうなっているか説明せんか!!」
ワドルドゥ
「………行っちゃいましたね。」
デデデ
「う〜む………まだよく理解出来てないが、どうやらこの世界に危機が訪れようとしている事は間違いないぞい。」
ワドルドゥ
「これからどう致しましょうか?」
デデデは腕を組みながら深く考え込んでいた。
ワドルドゥ
(あの陛下が考え込んでおられる……。)
デデデ
「そうだ!アレを使うぞい!!」
そう言うとデデデは勢い良く走り出してしまった。
ワドルドゥ
「へ、陛下!?お待ちをー!!」
ワドルディ軍団も慌てて付いてゆく。
デデデ
「う〜んと………アレは何処にいったぞい?」
デデデは自分の城の王座の間で何かを探していた。
デデデ
「あ!あったぞい!!」
そう言いながらデデデは自分の顔のブローチを取り出す。
ワドルドゥ
「陛下、それは何ですか?」
デデデ
「これはわしが開発したブローチぞい。」
ワドルドゥ
「ただのブローチではないのですか?」
デデデ
「このブローチを付けてる者は、フィギュアになっても一定時間経つと元の姿に戻るぞい。」
ワドルドゥ
「そ、そんな凄い物をいつの間に………。」
デデデ
「もしもの為に作っておいたんだぞい。」
ワドルドゥ
「さすが陛下!ところで、そのブローチで何を?」
デデデ
「まずこの一個をわしが付けて………。」
そう言うとデデデは自分の胸部分にブローチを付ける。
ワドルドゥ
「残りの二個は?」
デデデ
「残りは他の奴に付けるぞい。」
ワドルドゥ
「へ!?そ、それは何故ですか?」
デデデ
「わし一人助かってもどうにもならん………だから後二人にこのブローチを託すぞい。」
ワドルドゥ
「その後二人は誰ですか?」
デデデ
「それを今から探しに行くんだぞい!早速出発するぞい!!」
ワドルドゥ
「へ、陛下!お待ちを………ワドルディ軍団!デデデ陛下に続けー!!」
デデデが再勢い良く出ていくと、ワドルディ軍団もそれに続いて出ていく。
以上終了です!メタナイトやデデデの口調はアニメ版のカービィを参考にしました。だから最初ら辺に登場したカービィも「ぽよ」しか喋れません。後リックやアドレーヌなど、こういったキャラを他の作品にも出す予定です。
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