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ゲームブック:死霊使いの洞窟 作者:いかぽん
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パラグラフ28

 男を追いかけて奥の通路を走ると、やがてもう一つの広間に出た。
 そこは天井の高い大広間で、それ以上奥へ続く通路は見当たらなかった。
 広間の奥には、黒ローブの男と、それとは別に人型の巨大な何かがいた。

「愚か者め、ここが貴様の墓場だ! 我が最高傑作の手によって、その身を肉塊と成すがよい!」

 大広間の奥にいる黒ローブの男が、そう叫びながら、広間の奥の壁に設えられたレバーを下ろす。
 すると、キミのすぐ後ろで、大きな音が鳴った!
 振り返ってみると、今通ってきた通路の入り口に、頑丈そうな鉄格子が下りていた。

 キミはあらためて、広間の奥、敵がいる方へと向き直る。

 黒ローブの男の隣にそびえ立つのは、身長2.5メートルほどにもなる巨大なゾンビだった。
 それは屍肉しにくを継ぎ接ぎすることで、どうにか人型を保っているもので、その胴や腕周り、脚などの至る所から、人間の細い腕や足が伸びている。

「ふははははは! 屍肉に生きた人間の肉を加えることで、ようやく完成に漕ぎつけた我が死霊魔術ネクロマンシーの最高傑作がこのグレーターゾンビだ! 貴様はこいつの犠牲者の、栄えある第一号となるのだ! 光栄に思うがい──」

 と、黒ローブの男が自慢げに話していたとき、その男の頭から上が吹き飛んだ。

 彼のすぐ隣にいた怪物が、主人を理解することなく、鋭い爪の生えた太い腕で、男の上半身を薙いだのだ。
 首から上を失った黒ローブの体は、首から大量の血を噴き出しながら、倒れた。

 キミには、栄えある第一号の犠牲者となった男を憐れむつもりもないだろうし、そうしている暇もない。
 あの怪物の次のターゲットは、キミに決まっているからだ。

 屍肉と生肉を継ぎ接ぎした巨体は、その図体からは想像できないほどの敏捷さで、キミへと突進してくる。
 さあ、最後の戦いだ!
 死力を振り絞り、この戦いに勝利したまえ!

 グレーターゾンビと戦闘を行なう。
 このモンスターのデータは以下の通り。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 グレーターゾンビ
 HP:20  命中力:2  回避力:8  攻撃力:3  防御力:0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 キミがもし、この怪物との戦闘に勝利することができたなら、エピローグへ。
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