マジックライフ(3/6)縦書き表示RDF


会話が多いですが許してください
マジックライフ
作:クラピー



再開…


「は〜い……」
理紗がドアを開けるとそこには同じ歳くらいの青年が立っており、その青年を見た途端に一瞬頭の中が真っ白になった。しかし、すぐ意識を取り戻して言葉を続けた。
「もしかして、お、おにいちゃんなの?」
「ああ。ただいま…え〜と、理紗でいいのか?」
「おかえり…って、どうして私が理紗だってわかったの?」
「ああそれなら、10年前も理紗は俺のことおにいちゃんって呼んでたし、それにあの時の面影がなんとなくだけど残ってたからな。」
こう俺が言うと泣きながら理紗は俺に気持ちを話し始めた。
「ひっく…覚えて…いて…くれたんだね…私たちのこと」
「当たり前だろ。お前たちのことを忘れたことなんてなかったよ」
そう言って理紗を優しく抱きしめながら、ずって守っていこうという気持ちで心の中がいっぱいになっていた 。
そのとき戻ってくるのが遅い理紗が心配になったのか美砂がやってきた。
「ただいま美砂…」
「煉にぃなんだよね!そんなとこに立ってないで早く入ってきなよ」
少し興奮気味に美砂が言う。
「そうだな。ほら、理紗も行くぞ」
「は〜い。そうだ!おにいちゃん、おにいちゃんが今までどんな暮らしをしてたか話してほしいな」
「じゃあ今日は俺の暮らしについて話すかな?それならほら早くいくぞ」
俺は二人と一緒にリビングに行き、協会に所属していて仕事をしていたことや、どんな任務に着いたかなどを話した。さすがに危なかった任務に着いたことなどは話さなかったが…そのあとは美砂と理紗がどのように過ごしてきたかなどを話したりして楽しく過ごした。
長いようであっという間に1日が終わり、もうベットで休もうと思っていたら部屋にノックの音が聞こえた。
「煉にぃ…美砂だけど…」
「ん?どうしたんだ?取りあえず入っておいで」
「うん…」
そういい美砂を部屋にいれる。すると昼間のあかるかった美砂とは対称的な何かに怯えているような感じの美砂がそこにはいた……
「それで一体どうしたんだ?」
「うん…え〜と、一緒に寝ちゃダメかな…」
「いいよ。ほらおいで」
そういって美砂が入れるスペースを作って招き入れる。美砂がベットに入ってからしばらく沈黙が続いていたが、突然美砂が、俺に抱き着いて来ると泣きながらはなし始めた…
「ボクたちはね、10年前に煉にぃがいなくなって寂しかったんだよ」
「………」
「それから1年前にお母さんが死んじゃって、とっても悲しくて、寂しくってすごく煉にぃに会いたかったんだよ」
「ごめん…ごめんな。もう二人に寂しい思いは絶対させないから。」
俺は美砂に何度も謝りながら髪を撫でていてあげた。美砂も俺の言葉を聞いて安心したのか?規則正しい寝息をたてはじめた。そんなかわいい妹の姿を見て俺は安心し、眠りにつくのだった…












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