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発想を変えてみよう
作:地球の星



12.物理的な出世 精神的な出世


あるイベントにお客として行った時に、アルバイトをしながら一人暮らしをしている人と話をする機会がありました。
金銭的には厳しいようですが、意外にも彼の表情は明るかったです。
僕自身も半年の間、アルバイトをしながら一人暮らしをしていた時期があります。
生活は厳しく、所持金を10万円増やすのに半年かかりました。
仕事続きの時期には肉体的にしんどかったのですし、休みの日が続くと金銭的にしんどかったです。
先のことを考えると不安がいっぱいでした。
だからこそ、その明るさには驚きました。
話をしていると、上の人から結構頼られる存在であり、本人はそれを楽しんでいるんだそうです。
立場的には厳しくても、こんなふうに明るく生きることが出来るんだなと思いました。

以前働いていた会社で、正社員として働いている人と話をする機会がありました。
その人は上司と部下に挟まれ、辛いから辞めたいと言っていました。
しかしいざ自由になる道を選んでしまうと、再び正社員に戻れなくなる可能性があるので、悩みながらもその仕事を続けていました。
僕自身、過去に会社を解雇されたことがあります。
その後についたのが、上記のアルバイトの仕事です。
僕は解雇された後、正社員になったことはありません。
だから、その人が会社を辞めたくないという気持ちは分かる気がします。
立場的にはいいなと思っても、こんなふうに悩んだりすることもあるんだなと思いました。

僕はこの2つのケースをサッカーのJリーグで、J2でレギュラーをつかみとった状態と、J1で控えになっている状態に例えたことがあります。
立場的に上になることは出世ですが、人に頼られ、明るく生きられる状態になることも出世だと思いました。
僕自身は正社員という立場へのこだわりを捨てた身ですので、今では出世の定義を後者の意味で解釈しています。
それでも将来の生活のことも考えると、立場上の出世も必要です。
両方を手にするのは簡単ではないのですが、アルバイトでも正社員でも前向きに考える要素はあります。
大切なのは、今自分が置かれた状況をいかに前向きに考えられるかなのです。












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