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前回の話の裏です。
勇者以上魔王以上
作:コロコロ



第五十六の話 デパートでデート?裏の話




〜クルル視点〜


どうも、クルルです・・・これ小声ね。

今日は・・・カリンちゃんとリュウくんが何と!でぱーとでデートだっていうんです!

・・・デートって何?おいしいの?

まぁよくわかんないけど・・・ただ一つわかること!

リュウくんとカリンちゃんが、何だか二人っきりになっちゃってるっていうのがおもしろくない!

なので、今日は二人を追跡しに来ました!

「やっぱり二人は仲いいよね〜・・・(怒)。」
「やはり・・・幼馴染だからか・・・?」
「・・・ん。」
「リュウジはモテるね〜!」
「・・・はぁ・・・やっぱりリュウジさん・・・。」
「何故に俺まで・・・?」
「しかも私まで・・・。」


・・・えっと、上からカナエちゃん、クミちゃん、リリアン、フィフィ、アルス、マサさん、スティルっていう順番。

どこから情報仕入れたのか、皆して付いて来ちゃいました(マサさんとスティルは多分無理矢理連れてこられたんだと思う)。

・・・ついでにこのメンバーの中で恐い顔してるのはカナエちゃん、クミちゃん、リリアン、私・・・あ、アルスは複雑な顔してるよ。

・・・?どこから見てるのか?柱の影から二人の様子を窺ってます。でぱーとは広いから遠くから見てもバレない。バッチシ!

ついでに皆変装のつもりでサングラスをかけてます。バレバレ?

「あ、服屋に入った!」
「追うぞ!」
「了解・・・。」
「うん!」

私とクミちゃんカナエちゃんリリアンはやる気マンマン。スティルとマサさんはやる気ゼロ。

「ちょ、皆速いって!置いてかないでください!」

それはあなたが躊躇ってる+足が遅いからだよアルス?





〜服屋内〜


「あ、このチェックのスカートかわいい。」
「ほほぉ、なるへそ。女性はそういうのが好きなのか。」

いたいた♪

「ただいま服を物色中・・・。」
「了解、そのまま様子を見る。」
「はい。」

二人からちょっと離れた場所にある服に隠れて偵察中。気分は潜入スパイって奴ね。テレビで見た。

「・・・ボクらは何でこんなこと・・・大体リュウジさんにバレたら・・・それに二人っきりなのに何か悪いし・・・あ、でも何だかそれも許せないし・・・。」
「アルス、さっきから何ブツブツ言ってんの?」
「!?い、いや別に何も。」

?何かアルスとフィフィがコソコソ話してるみたいだけど・・・気ニシナーイ♪

「・・・どれ、家の連中にも一着買ってってやっかな。」
「アルス達に?」
「おう。あいつらも年頃とかいう奴だ。」

え、ホント!?やったー!

「「「・・・。」」」
「・・・すいません。」

一人こっそりはしゃいでたらクミちゃんカナエちゃんリリアンに睨まれました。こあい・・・。

「あ、言っておくが買い過ぎるな。その場合お前が払えよ?」
「大丈夫だって♪」

あぁ、服はカリンちゃんが選んでくれるんだ。

「じゃさっそく・・・あ、このワンピースなんてどう?アルスに似合いそう。」
「軽そうだな。」
「あ、このスカートとかクルルに。」
「ふむふむ。」
「で、これなんて・・・。」

うわ〜結構買うな〜・・・。






〜・・・で〜


「合計で二万三千円になります。」
「・・・。」
「・・・あ、あはは・・・。」

か、買いすぎ・・・すっごい量・・・。

「う、うわぁ・・・あれ全部ボクらの?」
「一部は花鈴のだろうけど・・・多いなぁ・・・。」
「うん・・・。」

皆で呆気にとられました。

「・・・。」
「・・・あ。でもさ、買い過ぎるなって言ったって金額とかアンタ指定してなかったじゃん。だからさ、今回のことはしょうがないってことd「払えバ花鈴。」・・・はい(泣)。」

・・・り、リュウくん恐い・・・。

「はい、ちょうどいただきます・・・・・・ありがとうございました。」
「ん、行くぞ。」
「はい・・・。」

うわぁ、カリンちゃんの背中からすっごい暗いオーラ出てる・・・。

「ターゲット移動開始しました。」
「追跡開始。」

カナエちゃんとクミちゃんのノリノリな演技と共に店から出たリュウくん達の追跡続行。



う〜ん、にしてもでぱーとって改めて見回してみると、ホントおっきいな〜。人も多いし、皆から離れないで付いていかないと迷子になるかも・・・。

「クルルちゃん、離れたら迷子になるからちゃんと付いてきて。」
「あ、ごめん。」

思った傍から怒られちゃった♪

「何か話してるみたいね。」
「そうだな・・・あ、エスカレーターに乗ったぞ。」
「追う・・・。」

えすかれーたー?



・・・あ!すごい!階段が勝手に動いてるー!きゃー!!

「ちょ、クルルちゃん何してんの!?」
「逆走〜!」
「するなー!迷惑だろ!」

だってこういうのって楽しいんだも〜ん♪

「アルス、クルル抑えて!」
「魔王、何してんの!?」
「ちょっと!人が楽しんでるのに何で抑えるのよ〜!」
「フィフィも手伝って!」
「クルルストップー!」
「・・・何なんだこのグダグダは・・・。」
「・・・さぁ?」




〜・・・で〜


「わかりましたか?もうエスカレーターの逆走はしないでくださいね。」
「・・・ごめんなさい。」



でぱーとの警備員さんに怒られた・・・クスン。


「な・・・何でボクまで・・・。」
「・・・ドンマイ。」

ついでにアルスも巻き込んじゃいました。

「自業自得だ。」
「同感・・・。」

うぅ・・・クミちゃんとリリアン、さり気なく怒ってる〜・・・。

「ほらほら、もう行くよ。リュウちゃん達追いかけないと。」
「「は〜い・・・。」」

・・・次からはえすかれーたーで遊ぶのやめよっと・・・。

「二人がどこ行ったかわかる・・・?」
「えっと・・・さっきの方向だとアミューズメント広場ね。」
「じゃそっち向かうか。」

あみゅーずめんと?

「・・・魔王・・・。」
「・・・ごめんなさい、アルス・・・。」

恨みがましい目で見られましたアルスに。見た目は恐くないんです、全然。

でも殺気が・・・うぇぇん(泣)

「ここね、アミューズメント広場。」
「きゃーーーーーーー!!!!」←復活
「ってクルルまたはしゃぐーーーーー!!!」

だっておもしろそうなんだもーん!!

「はぁ・・・まぁ、いいか。とりあえず今はどこにいるかわからないが、龍二達には見つからないように。しばらくしたらここに集合。わかったか?」
「はーい!」
「・・・魔王、遊びに来たんじゃないんだから・・・。」

ここで遊ばないと損だからね!

「アルス、UFOキャッチャーしよUFOキャッチャー!」
「ぼ、ボクはいいです!」
「拒否権なし!」
「リュウジさんですかアンタ!?」





〜で、一時間後〜

「取れた取れた〜♪」
「・・・。」

今私の手には大きなクマさんのぬいぐるみが。かわい〜♪

「・・・欲しかった・・・ぬいぐるみ・・・。」

あ・・・アルス、どんまい。

「あ、二人とも。」

入り口付近で皆集合してた。

「やほー!楽しかった!」
「・・・しゅん・・・。」
「あ、アルス・・・どうした?」

ぬいぐるみ取れなかったんだよね〜・・・アハハ。←苦笑

「!?クルルストップ!」
「むぎゅっ!?」

え、襟引っ張るにゃ〜!

「む〜!カナエちゃん何s」
「シッ!・・・あれ。」



あ、リュウくんとカリンちゃん・・・何してんのかな?

「シューティングゲームか・・・龍二ああいうの好きだったな。」
「そうなのマサさん?」

ってかしゅーてぃんぐげーむって何?

ま、いいや。とりあえず偵察偵察♪



「花鈴、お前の銃貸せ。」
「は?」

?何か話してる?

【ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!】
【ギゲアアアアアアアア!!!】
【シュルルルルチャキ!】←両手の銃を数回転&構え

「はい終わり。」

【ドドン!!】
【ギギィイイイイイ!!】

・・・・・・・・・・・・。

か、かっこい〜・・・。

「・・・アンタこのゲームやり込んでる?」
「うんにゃ、今日が初めてだ。」

かっこいいな〜リュウくん・・・///////////

「・・・お前ら何ボ〜っとしてんだ?」
『!!べ、別に!?』

マサさんの声で復活!

・・・あ、私以外の人達もボっとしてたんだ。


「ぃやっかましいわあああああああああ!!!!」

!?な、何!?カリンちゃんに気付かれた!?

「お前の方がやかましいわい。」

あ・・・ビックリした〜。気付かれたのかと・・・。

「よし、じゃ行くぞ。」
「ってちょっと待ってよ!」
「!ターゲット移動開始!」
「追跡続行!」
「ラジャー!」

まぁとりあえずもっかい追跡開始!





〜喫茶店内〜


「オレンジジュース四つ、コーラ三つお待たせしました。」

喫茶店に侵入成功・・・あ、オレンジジュースは私とアルスとカナエちゃんとリリアンで。コーラっていうのを頼んだのはマサさん、スティル、クミちゃん。フィフィはアルスのを共有して飲むことに。

場所は当然、二人から結構離れた位置に。

「ここならバレないわね。」
「姿もこっちから確認できるし向こうも気付いた気配がない・・・大丈夫。」

う〜ん、本格的だなぁカナエちゃんにクミちゃん。

【ジュ〜〜〜〜〜】・・・あ〜甘くておいし〜♪

「ンクンク・・・ところで二人何話してるか聞こえるの?」

フィフィがストローから口放して聞いた。あ、アルスのジュースにはストローが二本付いてます。

「大丈夫だ。これでバッチリ。」

そう言ってクミちゃんが見せてくれた物は・・・

「?何それ?」
「盗聴器。」

とうちょうき?

「何でそんなもん持ってんだお前。犯罪だろ。」

犯罪なのマサさん?

「だ、大丈夫だ!本人に気付かれなければそれでいい!」

いいのかなぁ?よくわからないけど。

「とにかく、これで二人の話が聞こえる。」
「へ〜。」
「とりあえず聞かせてよ。」
「わかった。」

【カチリ】

・・・・・・・・・・・・・・。

『おい何ため息吐いてやがる。』
『アンタのペースに付いていけないのよ・・・。』
『そいつぁよかった。』
『どこをどう取ったらそうなるの?』

おぉ!すごいすごい、ホントに聞こえる!

『あ〜にしてもデパートは楽しいな〜。』
『・・・まぁそうね。』
『でも食料品とかは商店街の方がいいなやっぱ。』
『?そう?』
『当たり前。あっちのんが新鮮。』

「・・・龍二って結構もっともなこと言うよな〜。」
「主夫だね〜。」

マサさんとカナエちゃんが何か話してるけどあんま聞いてない。

『・・・だがま、充実した一日だったな。』
『まだ終わってないけどね。』
『気ニシナーイ。』
『・・・まぁいいけど。』

う〜ん、確かに今日は充実した一日だったな〜♪

『たまにはいいな二人だけで買い物っていうのも。』
『そ、そうね。』
『また来るか二人でデパート。』

!?えええええ!?

『・・・・・・・え?』
『?どした?』
『!?べ、別に!』
『あぁ?』

ま、また二人だけで出かけるの〜?

『ま、まぁアンタが今度誘ってくれるんなら、行ってやってもいいけど?』
『おぉそうか。じゃ次頼むわ。』
『・・・え、えぇ・・・。』

「・・・リュウちゃん、躊躇いゼロだったわね・・・。」
「そうだな・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「む〜!」
「お前らちょっと顔怖いって・・・。」
「お、落ち着きなさいよ。」
「・・・(怯)」

フィフィを除く女性陣全員が恐い顔してた・・・多分私も。

『で?この後どうする?』
『あ、え〜っとじゃ今度は本屋行きたいんだけど?』
『本か。じゃ俺も料理本とか買うかな。』
『主夫ねぇアンタ。』
『あったりまえ。』

今度は本屋さんか〜・・・。

『さぁて、じゃ本屋行ったら・・・。』
『?』



『ラーメン、奢れよ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい。』

・・・あそっか。それ条件で行ってるんだっけリュウくん。







〜こっからは前回のお話にはなかった会話です by作者〜


『ところで龍二。聞きたいことあるんだけど?』
『んあ?』

あ、カリンちゃんが何か質問した。

『アンタさ、アルス達と一緒に暮らして結構長いの?』
『?ん〜まぁ結構経つんじゃね?』

・・・そういえば、リュウくんと暮らし始めて結構経つよね。

『最近どう思う?三人のこと?』
『どうって?』



『だからさ、結構大変だな〜って思ったこととか。ある?』
『ん、ありまくり。』

そ、即答された・・・。

『ふ〜ん・・・じゃ三人がいないから聞くけど・・・

辛いって思ったこととかは?』

あ・・・。

『うん全然無い。』

・・・超即答!?

『ま、大変だなぁとか思うことは多々あるぞ当然。でもそれで辛いとか思ったこととかは一片たりとも無い。寧ろ一人の時より楽しんでる。』

リュウくん・・・・・・・。

『・・・よかった。』
『あ?』
『いや、ただアンタが辛かったら三人も肩身が狭い思いするだろうなって。』

カリンちゃん・・・。

『?それどういうこっちゃ?』
『・・・アンタってつくづく鈍感ね。』
『はにゃ?』
『まいいわ。それじゃ本屋行こっか。』
『そだな。』

・・・・・・・・・・・。

「・・・ねぇ、もう帰ろっか。」
「え?いいのクルルちゃん?」
「これから本屋まで追跡しようと思ってたのに。」
「う〜ん・・・まぁ今日くらいは二人きりにしてあげようよ。ね?」
「そうです・・・ね。」
「そだね〜。」

アルスもフィフィも私と同じこと考えてたみたい。

「・・・まぁ、しょうがないな。」
「うん、そだね。帰ろう。」
「【コクリ】」
「はぁやっと帰れるぜ・・・。」
「ふぅ。」

元からノリ気じゃなかったんだねマサさんとスティル。

「じゃ、ここの代金雅が払ってくれ。」
「ああわかったってふざけんな。」

ノリツッコミって奴?

「いいだろう?一番お金を持っているのは雅なんだし。」
「なーんで俺が払わないといけな「払え。」・・・・・・・・はい。」

リュウくんいないこのメンバーで一番強いのはクミちゃんみたい・・・。








〜夕方〜


「ただいま〜っと。」

あ、リュウくん帰ってきた。

喫茶店から出てすぐに家に帰ってきてからずっと家で待ってた私達。リュウくん達はこっちに見向きもしなかったし、私達がでぱーとにいた、なんてことは絶対にバレてない。よかったよかった♪

「リュウくんおかえり〜!」
「リュウジさんおかえりなさい。」
「おっかえり〜!」
「おう、今日は楽しかったか?」
「うん!すっごい楽しかった!」
「追跡した気分は?」
「スパイになった感じだった!」
「ふ〜ん。で?ゲーセンでどんな遊びした?」
「UFOキャッチャーででっかいクマさん取れたー!」
「そかそか。そんで?喫茶店で盗聴した気分は?」
「何か新鮮だったー!」
「そうかそうかハッハッハッハッハ♪」
「あはははは♪」










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。













「お前らちょっと正座♪」
「「「・・・・・・・はい。」」」




全部バレてました・・・。


龍二はいつからアルス達に気付いたいたか・・・勘のいい方ならお分かりでしょう。




ハナっから気付いてました♪











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