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第五十二話
さて、その頃淡紅学園理事長室では――……

邪悪なイジメ会議が開かれていた。

「だからー、やっぱり陸ちゃんの萌えを最大限に出すにはしましまパンツは欠かせないのです!!」

「水色のストライプだと更に萌えるよね」

邪悪と言うか変態がかった会話である。

「うさみみせっかくつけてもらってるんだししっぽも付けてあげたいですね」

「いや、それは不可能に近い。あの耳だって朱里くんが高性能の補聴器を内蔵させてくれなきゃ絶対外してたよ」

朱里と言うのは我が集団のトップ3に入る天才能力者である。
ちなみに彼らの同志でもある(陸をいじめると言う意味に置いて)。
そして陸と並ぶくらいの女顔の持ち主でもある(ただし陸と違って女装することを楽しんでいる)。
主に薬剤の研究をしており、その薬のおかげで陸たちはちゃんとした生活をおくれるのである。

「うーん……難しいですねー」

超くだらないことで盛り上がっている二人であった。




「落ち着いたか?」

「うん」

陸と陽菜は数時間前姫たちが居たアイス屋に居る。
理由は陽菜が飛ぶのに慣れてなくて酔ってしまったからだ。
(もうちっと遅く飛べばよかったかなー)
陸はさっき自分がお詫びに奢ったじゃがいもソフトを幸せそうに食べている陽菜を見る。

「?」

こちらの視線に気づいたようだ、夢中でアイスを食べながらこっちを見ている。
陸は焦って適当に話題をふる。

「い、いや、それおいしいのかなって」

すごい幸せそうな顔をして食べているのでかなりおいしいのだろう。
夢中になりすぎて口元にアイスが付いていることにまったく気づかない所がおもしろい。

「おいしい」

「へぇー、じゃあ味見してみるか」

「え?」

陽菜が戸惑っているうちに陸は陽菜の口元に付いていたアイスを指で拭い、舐める。
(!?)

「んー、確かになかなかうまいな、コレ」

(ちょっとまって、今、何があったの!?)
陽菜は本日何回目かのパニックに陥っていた。
(り、陸くん今、私の口元に触れてたアイス食べ――!?)
いきなりの出来事に心臓がドキドキと激しく鼓動する。
(こ、これって……)
噂の"間接キス"というヤツだ。
考えるだけで恥ずかしくなり顔が熱くなる。
その中で少しだけ"うれしい"と思ってしまった自分を恥ずかしく思う。

「んじゃ、さっそく魔界出店通りを……ってあれ!? なんで涙ぐんでるんだ!?」

陸の方は全く気にしてない様子なのが悔しい。
少しでも期待してしまったのがまちがいだった。

「な、なんでもないもん」

陽菜は陸のあまりの鈍さにあきれ、少し怒りを覚える。
(あれー? 怒らしたかな?)
陸はシーラカンスレベルに鈍い脳を使いがんばったが気づくことはできなかった。
キャラクターファイル4

xxやまなし 月見里和佐かずさxx
性別:男
身長:102cm(子供)、178cmノーマル
年齢:5(子供)、17(ノーマル)←高二
種族:悪魔、念力使い
得意の成長術で好き勝手やってます。
こちらも国籍は日本だけどイタリア人。
かなり色気のある美形面です。
モデル体型だしね。
cont_access.php?citi_cont_id=238008549&size=135 毎日ワンクリック 長編小説ランキング †ラブファンタジー† 祝80万PV突破キャラ人気投票(〜10/15) みりんイラスト館


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