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勇者と魔王と側近の奇妙な三角関係

作者:るる子
 こんにちは、前略はじめまして。
 私の名前は、笹川莉衣菜ささがわりいなと申します。乙女座のA型です。趣味は、えーっと…なんだろ、編み物かな?
 家は今にも潰れそうな中小企業を経営していますが、今にも潰れそうな程なので、お嬢様からは遥か遠く。日々、1円でも安い買い物を!と、毎日広告とにらめっこする生活です。
 さてさて、そんなどこにでもいるごく普通の一般市民の私ですが、私には前世の記憶らしきものがあります。
 どうやら私の前世は異世界の魔王だったようなのです。
 え、ちょっとあの、そこ!ドン引きしないでください。私だって、最初は頭の病気とかそういったものを疑いましたよ。
 ですが、あの勇者に怯えた恐怖の日々。
 あれが夢だとはどうしても思えないんですよね。
 あ、私は魔王といっても、本当人畜無害な魔王だったんです。歴代魔王どころか、魔族の中でも最弱。
 先代の魔王であった私の父は、それはもう冷酷無比残虐非道、魔王の中の魔王と言われた人だったのですが、年を取ってからの一人娘だった私をそれはもうたいそう可愛がってくださり、今わの際に私を次期魔王になんか指名してくださりやがったのです。
 私としては編み物を好きなだけしつつ、田舎の辺りでゆっくり余生をすごしたかったんですけどね。
 さてさて、実力主義の魔族社会。歴代魔王は一応代々血族間で受け継がれておりましたが、それは誰もが納得するほどの強さを歴代魔王たちが持っていたからで、初期魔法すら使えない、剣を持てばこける私のような存在は本当異端中の異端だったんです。 
 当然、魔族内でもこの無謀な次期魔王指名に関して反発は大きく…なかったんですよ、これが!
 おかしいですよね?持てるといったら編み棒くらいな私がですよ!?
 ほぼ満場一致で次期魔王に推薦されました。
 いや、もうあの時は泡を吹いて倒れるかと思いましたよ、ええ。
 なんでも、私が次期魔王に推挙された理由は、風が吹けば簡単に折れてしまいそうな私を守ってあげたいからとかなんとかだそうです。
 弱肉強食の魔族の中でも、本当類を見ないほどの貧弱な私は、その物珍しさからどうやら、魔族の皆さんの庇護欲!(そんなものがあったのか)とやらを刺激しまくったらしいのです。
 そこで、魔界の中でも最も安全な城の奥深くで丁重に保護して守ろう!みたいな思想になり…いやいや、勇者!勇者ですよ。奴が現れたら私は最終的に滅せられる運命ですからね。ちっとも安全じゃないです。
 勇者といえば、幼い頃、悪いことをするとばあやによく言われたものです。

『そんな悪い子の元には勇者が退治にやってきますぞ』

 それからどれだけ勇者があくどい手段で魔王を退治したのか、事細かに聞かされ、その度に私は震えあがっていました。
 幸いなことに、私付きとなってくださった側近の方々は本当皆とても優秀な方で。むしろ一人ひとりが魔王でいいのでは?くらいな実力の持ち主で。
 武力行使から、事務仕事、果ては雑用までそれはもう完璧に行ってくださり―だから、私のいる意味なんてないので田舎で隠居させて欲しかった―、私が魔王となってから数百年は、勇者が現れなかったこともあり、とても穏やかに日々が過ぎていきました。
 ところが、そんな平穏な日々は唐突に終わりを迎えるのです。
 奴が…勇者が、現れたのです。この数百年、勇者の神託を受けたものがおらず、長年勇者不在の時代が続いていましたが、西の大国の第三王子が勇者の神託を受けてしまったらしく。
 しかも歴代最強とか言われているようで。
 この日から、私の苦悩と恐怖の日々が始まりを迎えたのです。

 と、前置きがとても長くなってしまいましたが、今ではこうして私は魔法とか無縁の現代で、それなりに幸せに暮らしています。いえ、幸せに暮らしていたというのが正しいでしょうか。
 多少家計が苦しく、寝る間を惜しんでアルバイトをしても学費が払えそうになく、あわや高校を辞めなければならない、といったところで、祖父の知り合いが経営なさっている学園に転校することになった時には、心の底から理事長さんに感謝をしたものです。
 その学園が、有名な名門私立高校だったときには、驚きましたが…驚くどころか逃げ出したかったのが本音です。
 名家のご子息、ご息女が通う所に私なんかが通うなんて、あきらかに場違いといいますか。
 しかし、お金の無い今、そんな贅沢は言っていられません。3年間、寮費(朝・昼・夜・おやつ付き)・学費ともに無料とかいう破格の条件で高校に通える訳ですから。このご恩は出世払いさせていただきましょう。
 そうして、緊張しつつも初登校を済ませ、この庶民が!と詰られるのを覚悟していたところ、世間知らずの、よく言えばのほほんとしたお嬢様・お坊ちゃま方のクラスメイト達に『転校生って珍しいねぇ、よろしくー』、と歓迎?され。
 ほっと一息付きつつ、初日の昼休みを迎え、お弁当を持って教室の外に出た瞬間、私の幸せは終わりを迎えたのです。

 自慢じゃありませんが、ここまでの人生全て体育の成績は2である私。
 ですが、この時ばかりは目にも止まらぬ速さで(と自分では思っています)、教室内に戻り、壁に張り付く。
 怪訝そうなクラスメイトの視線を一身に浴びつつも、私は今この目で見た光景で頭が真っ白でそれどころではありません。

(い、今の…まさか、まさかまさかまさか)

 心臓が激しく脈打ち、手のひらには嫌な汗をかいています。
 そんなはずはありえません。絶対、ありえません。
 だいたい、私の前世が異世界の魔王とかいうのもおかしな話な訳で、あれ、その私がこうして現代に生きているとかいう例もあるから…ああ!頭が混乱します。
 こんなときに、頼りになる側近がいたら、と無い物ねだりしてみたりして、落ち着くために深呼吸。
 大丈夫、まだ見間違いという可能性もあります。もしくはよく似た他人のそら似とか。
 幸い、向こうはこちらには気が付いていないはずです。本当に一瞬でしたからね。
 しかしながら、この先、この学園で生活をする以上、再び奴と会いまみえる可能性は十二分にあります。
 それならば、先手必勝ということで、真偽を確かめ、対策を練る、これが今できる最善なのではないでしょうか。

「あの、笹川さん大丈夫?顔色が悪いよ?」
「ひっ、あ、は、はい!大丈夫です。ちょっとめまいがしただけで!」
「それなら保健室に行った方がいいよ。きっと転校してきたばかりで緊張しちゃったんだねぇ」

 正直内心それどころじゃありませんが、クラスメイトの心配そうな眼差しに、涙が出そうです。
 なんとか脳内会議を終わらせつつ、ニコリと出来る限りの笑顔を浮かべます。
 やはり、初日の印象って大事ですからね。人間関係は円滑であるに越したことはありません。

「あ、保健室の場所、わからないかな?それなら丁度いいや。保健委員委員長がそこにいるから頼んであげるよ」
「え、あの、私は本当に大丈夫―…」
「青柳君、ちょっといいかな」

 何やら大事になってきて、まずい!と思ったのもつかの間。
 クラスメイトが廊下の外に向かって呼びかけた人物を見て、私はそのまま意識を失ったのです。
 ああ、やっぱり無理してたんだね、等というクラスメイトの声をどこか遠くに聞きながら。
 …人間、本当に驚くと叫び声って出ないんですね。
 しかし、これで確信を持つことが出来ました。
 二度垣間見た彼は、やっぱり間違いなくあの『勇者』みたいです。







 実は私、前世で自分がどう死んだのか覚えていないのです。なので個人的には余程悲惨な死に方をしたんだろうぁ、とは思っているのですが。
 最後の記憶は、勇者が魔王城の近くまで迫っている、そんな報告を受けた時のこと。
 側近たちは揃いも揃って、楽天的で、大丈夫ですよ、なんて笑っていましたが、私は今にも倒れそうなほど胃が痛かったのを覚えています。
 目の前が真っ暗で、ああ、ついに、私は勇者に倒された幾多の魔王たちと同じように退治されてしまうのだな、と。
 この現代においては、勇者は脅威でもなんでもないとわかってはいるのですが…それでもやっぱり怖いんです。
 寝ても覚めても聞こえてくる勇者の蛮行。次々と落とされる拠点。
 まさにトラウマって奴ですね。

「お願いします、もうやめてください!」

 そう、何度思ったことか!ってあれ。
 叫んでから、ぼんやりと視界映った真っ白い天井と、かすかな薬品の匂いに戸惑う。
 あれ、私…教室で、保健委員会委員長とかいう勇者の姿を見かけて…。
 ひとまず状況把握を、と思ったのもつかの間。

「目、覚めたのか?大丈夫か?気分は?」

 直後に、真横から聞こえてきた声に、私は顔を向けることができません。
 全身が、まるで金属にでもなったかのように強張っています。
 勇者の声は聞いたことありませんが、限りなく嫌な予感がするのです。
 お、落ちつけ私!こうして予想外に出会ってはしまいましたが、向こうも私と同じように前世の記憶があるとは限らないんですから。
 ここは、至って冷静に、事務的に、「あ、大丈夫ですよ、ご心配をおかけしてすみませんでした」と。

「何言ってるんだよ。顔色、かなり悪いじゃん。それに、なんか震えてるし…熱でもあるのか?」

 選択肢をミスったようです!ああ、これがゲームなら巻き戻しとか、ロードが出来るのですが!
 しかし、これは現実です。迷っている暇等ありません。すぐさま次の一手を打ち出さないと。
 そして、そう考えている間にも、ひょい、と勇者は私のおでこに手を乗せ、ええ、乗せ!?

「っ…!!」

 何をするんですか、と言いたいのに口が上手く動きません。声にならない声のせいで、まぬけな金魚みたいに口をパクパクさせることしかできなくて悔しいです。
 ばっちりと、正面から合った視線。一見すると女の子のようにも見える繊細な容姿。けれど、その眼光の鋭さが、奴の残虐性を物語っていて…ああ、見れば見るほど寸分たがわず勇者です。私の記憶の中の彼と違うのは服装位なものでしょうか。

「熱は…ないようだな。ああ、今、保険医の先生は出かけてるから、戻ってくるまで付き添っててやる。だから、安心してもう少し寝てろよ」

 ふんわりと、女子が見たらきっと卒倒するだろう笑顔。ですが、私にとっては、今からお前を血祭りにあげてやるのが楽しくて仕方ない、そう言っているようにしか見えません。
 どうしたらここから私は逃げ出せるんでしょう。例え、今ベッドを抜け出して全速力で走ったとしても、勇者にはおそらく3秒で捕まるでしょう。ああ、これもう詰んだとしか!
 ひとまず、ほんのわずかな抵抗ですが、シーツを思いっきり引き上げて顔を隠すことにします。あはは、まるで意味のないことはちゃんとわかっていますよ。ただの気持ちの問題なんです。
 そうして、寝るふりをして、勇者の隙を狙ってこの窮地を脱する!もうこの作戦で行くしかないようですね。忍耐勝負です。
 しかしあえなく、私の計画はもろくも崩れ去ることとなるのです。

「あ、の…どうして、手」

 シーツを引き上げようとした私の手首を握りしめる勇者。
 勇者は男性にしては小柄な方だと思うのですが、それでも私の手首は勇者の手の中にすっぽりと納まっています。
 …今にもすぐ折られてしまいそうです。どうしよう。
 半ばパニックに陥りつつ、自分の掴まれた手首と勇者の顔を交互に見ます。
 ああ、情けなくも泣いてしまいそうです。これで私はもうお終いなのでしょうか。
 まだまだやりたいことも沢山あったのに。16年の人生は短すぎます。
 何かを思いつめたような勇者の顔。眉間に皺を寄せて、ただただひたすらじっと私の顔を見つめてきます。
 これは明らかに怒ってらっしゃいます…よね?恐ろしいことです。私、一体どこで勇者の機嫌を損ねてしまったのでしょうか。
 理由はわからないけれど、とにかく謝るべきなのか。どうすればと悩みつつ睨み合う?こと、数分。
 突如何かを振り切ったかのように、勇者は重い口を開きました。

「あの、さ。突然こんなことを言うなんて、おかしいと思われるかもしれないけど、俺、前世の記憶みたいなのがあるんだ」

 しん、と静まり返った保健室。気まずい。すごく気まずい。
 き、来ましたよ…!処刑宣言。私のかすかな希望は此処で立たれましたよ。
 いよいよ身体の震えはより一層大きくなります。心臓はもうはち切れそうです。
 ああ、もういっそのこと、ここで私は最後の気力を振り絞り、奴に一矢報いて果てるべきなのでしょうか。
 とはいえ、握られた手首を、押しても引いてもどうすることもできない私にはかなり無理な話のようです。
 そんな私の微かな抵抗にも気が付かない様子で、勇者はさらに続けます。

「それで、お前さ、似てるんだ」

 もう、追い打ちですからね。勇者は追撃の手を弛めません。いっそ一思いに止めを刺してくれたらと思うのですが、ドS鬼畜な勇者はじわじわと私を甚振りつつ、追い詰めることに決めたようです。
 おじい様、おばあ様、お父様、お母様、今まで貧しいながらも大切に、惜しみない愛情を注いでくださりありがとうございました。莉衣菜は幸せ者でした。先立つ不孝をお許しください。理事長さん、せっかく学園に入学させてくださったのに、1日で退学となってしまい申し訳ありません。このご恩は必ず来世でお返しいたします。ええと、他には…。
 脳内で必死に、お世話になった方々への遺書をしたためます。本当は直接伝えたったけれど、それはどう考えても無理なようです。こんなことなら、あらかじめ遺書を用意しておけばよかった。人生何があるかわからないんですね、本当。

「前世で、俺が助け出そうとしていたお姫様に」

 そうして、半ば諦めの境地に達した瞬間に、聞こえてきた言葉に、しばし脳が驚きのあまり停止して。
 ゆっくりと勇者の方を見れば、耳まで真っ赤にして、伏目をした勇者の顔。
 ああ、これ少女漫画で見たことありますよ。ヒーローに告白したヒロインの顔です。って、ええ!?今!今!
 今、勇者はなんて…私は、魔王と認識されてなかった、つまりはそういう事なのでしょうか。
 これは、希望の光が見えてきたかもしれません。
 デッドオアデッドから、生還の道が…!
 というか、勇者は勘違いから私を助け出そうと、魔界にあんな猛攻を。あの怯えた日々はなんだったんですか。震えますよ本当。
 呆然とした私の顔を見て、何を勘違いしたのか、勇者は「ごめん、頭おかしいって思うよな、普通」、とどこか悲しそうな顔をして、そっと私の手首を離しました。
 うわ、手首真っ赤ですよ。むしろ指の形まではっきりわかるほどに跡がついていますよ。
 それにしても、まさか生まれ変わって知った驚愕の事実。
 しかし、これを利用しない手はありません。もうこの際、そうなんです、私魔王とは全く関係のない姫で…って、待て待て私。むしろ、勇者?姫?何それ頭大丈夫ですか、な路線で行った方が今後よくないでしょうか。

「あの、」
「だけどさ、突然こんなことを言い出したのは理由があって…」

 人の話は最後まで聞いて欲しいものです。
 私の言葉に被せるようにして、勇者がそれはもう深刻そうな、真剣な表情をして告げます。
 これ以上いったいどんな爆弾発言が待ち構えているのでしょうか。
 もう私の心臓は許容限界をとっくの昔に越えているのですがね。

「実は、この学園には、あの魔王がいるんだ」

 …あの魔王って、どの魔王?
 勇者の言葉の意味を私が正しく理解する前に、保健室の扉がそれはもう勢いよく開かた。それはもう、すぱーん、と。
 そうして、現れたのは「ああ!我が愛しの麗しの君!お倒れになられたと聞いて、心臓が止まるかと思いました!もう大丈夫です、ドクターヘリと私の主治医を手配いたしました。もしも、貴女様に何かあったらと思うと私は」ええ、ものすごく見覚えがあります。
 こんな、こんなことってあるのでしょうか。
 今日、何度も私が心の中で助けを求めた前世魔王時代の側近、その中でも筆頭だった従兄の公爵です。
 もし魔王となっていれば、歴代最強と謳われていたに違いない才覚の持ち主で、本当私なんかに仕えてくれて申し訳ないと何度思ったことか。
 つい、隣に勇者がいるのを忘れて、にい様と飛びつきたくなる衝動が湧き上がってきます。
 やっぱり彼も、前世の頃と寸分違わぬ容姿をしていて…なんか人間離れした美形ってこういう人のことを言うんですね、と思わずため息を吐きたくなるような。
 魔族というのは、種族差はあるものの概ねその魔力値の高さ故に、元から美形が多くなっています。
 その中でも、にい様はずば抜けた魔力の持ち主でしたから、まあこれはその当然の結果とも言える訳で。
 今までどう過ごしていたのか等、積もる話は山とある訳ですが…。

「出たな、魔王…!」

 まるで親の仇のように、心底憎いといった声を出す勇者をまずはどうにかしないといけませんよね。
 そして、魔王とはにい様のことですか。確かに、この現代に来て思いましたが、にい様はビジュアル面でも魔王っぽいです。むしろ私よりもはるかに魔王っぽいです。
 じっと、にい様を見つめていると、勇者に「大丈夫、今度こそは守って見せるから」と、抱き寄せられ、背後に庇われてしまいました。
 恐怖から鳥肌です。また、意識を失ってしまいそうです。

「…青柳、貴様何馬鹿なことを。その目は節穴か?可憐で麗しい魔王様なら…」
「ああ、めまいが!」
「な、大丈夫か!?ほら、横になって」
「っ、ただでさえお白いというのに、すっかり青褪めて…!早く身体をお休めになってください」

 先ほどまで睨み合っていたとは思えないほどの見事な連係プレーで、あっという間に勇者と側近が私をベッドに寝かしつけてくれました。
 ふぅ、それにしても、なんとか危機を脱することは出来たようですね。今のは主演女優賞並みの名演技だったのではないでしょうか。
 側近には申し訳ありませんが、今勇者に私が魔王だと知られることだけは避けたいのです。
 そんな二人は、ベッドの両隣で、私が今にも死にそうな重病人であるかのように(勿論精神的には死にそうです)、それぞれ、「俺が付いているからな」「再会したばかりだというのにお亡くなりにならないでください」とかなんとか声をかけつつ、号泣したり。
 もはや何が何だか訳が分からない状況ですが…ひとまず疲れたので眠ってもいいでしょうか。
 勇者は…多分側近がいるので大丈夫ですね。というかもう現実逃避したい。



 この時の私はまだ知らなかったのです。
 この先に待ち受ける、波乱の日々を―…!

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