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一ツ歯車狂いまして
作者:嘩月
夜の襖の向こう '行為'を眺めている
流れる汚い愛を
濡らす 父の愚行


吊し上がる母の躯を揺らし 幼い脳は理解できない
冷たいママ廻る 絵の様な残酷な景色が突き付けられた
幼いために理解出来ないが…


今 事実を知り 生まれた激情
脳を塗り潰す殺意
いつでも皮を剥いでやる

たった一ツの愛を奪った愚かな父
誰彼の笑う声が聞こえた


逃げ惑う背中に威厳があるはずもなく 情けない姿沈めて

苦しみから逃げる為の殺意 とは知らず壊して…




首に掛かる
幼き頃の記憶と重なる姿 小さな椅子を眺め
愛を亡くした現実に歎き 今を全て壊す

手に取る 感触 残像が笑う 影に伏せる父

仄かな灯に照らされた家庭は 誰にも理解されず

少し跳ねては……




クルシイ クルシイ ナミダ

ガ  ト マラナイ
ゴメンナサイ?

ヤダ ゴメン  ナサ。




言葉鳴らず……
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