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  灰色の王子 作者:しあん
No.1
金河系の第3惑星「つきゅう」は僕たちの住んでいる地球とな~んにも変わりません。


ただつきゅうには今も魔法が存在します。



魔法はみんなが使える便利な魔の法律です。

法律さえやぶらなければ子どもから大人までみんながそれなりに使えます。



そして我らが主人公、真白君が住んでいる目本のどこかには全ての魔法が載っていると噂の「八法全書」が隠されてるらしいのです。



「親父!親父は知ってんだろ?」

親父は答えます。
「何を?」


「八法全書の在りか。」

「いやぁ~死ぬほど知らんなぁ!」


「うそつけ!母ちゃんにバラすぞ!こないだのアカネちゃんだっけ?あの娘と…」

「やー!!!!マジ無理!超無理!ホントごめん。勘弁して!本当に知らないんだって!」

こんな情けない父でも一応国王なんだよな…。

頭ん中でこの国の行く末を心配しながら
「チッ 使えん!じゃあ何かくれ。もう自分で行くわ。」


「それならとっておきがあるぞ!」

王は勇者にヒノキの棒と旅人の服を渡した。



勇者はヒノキの棒を装備したそばから王様を全力で殴りつけた。



「ごめん。」
今日が父親としての威厳が脆くも崩れさった日でもあった。

「じゃあ勝手に持ってくわ。サンキュ。」


真白はそう言ってお城から愛車の「水色マッハ号」(バイク)に跨がり颯爽と走りさってしまった。


真白の冒険は今日から始まる。
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