蘭のキ・モ・チ [蘭SIDE]
私は車に乗ったあと、しばらくは和葉ちゃんと喋ってた。けど睡魔が襲ってきて、そのまま寝てしまった。
新一がいなくなってから、どれ位たつんだろう・・・・・。まだ一年も経ってないのに私には何十年とも思える。私このままあの頃の記憶がなくなっていくのだろうか・・・・そう考えると辛くなっていく
しかも最近コナン君が新一に思えてきてしかたがない。でも、そんな事ありえないよね・・・・。人がそう簡単に幼児化するわけないし
そんな事を思いながら寝ていた。いつも夢にでてくるのは新一・・・・。
新一はいいよね。だって私は待つ事しか出来ないんだもん。
何が
「すぐにもどってくる」
よ!!
全然じゃない・・・
嘘つき・・・・
みる夢はいつも同じ。
なんだか悲しくなっちゃう。今となりにいる和葉ちゃんがうらやましい・・・・
私はぐっすり寝ていてここから自分の思っていた事がおもいだせない。
私が目を覚ますと、もうそこは旅館の目の前だった。
和葉ちゃんは私が起きた事に気がついて
「ねぇ蘭ちゃんみてみぃ!むっちゃきれいやで!!」
そういわれて私は目を窓の外を見た。ちょうど梅雨が終わったばかりで緑色の木々がきらきらしていた。
「本当すっごくきれいだねぇ」
この風景を新一と見れたらなぁ・・・・と思っていると、
「蘭ちゃん今工藤君の事考えとったやろ!!顔、あこーなってんで」
うそっっ!!私ってそんなわかりやすい顔してるのかなぁ・・・・そうしたら今度は後ろから
「蘭姉ちゃんどうしたの?顔、真っ赤だよ」
「えっ・・・ううん、なんでもないよ」
そういいながら車を降りた。 |