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最初に今回の訂正です!!

張コウ (合にこざとへん)なのですが携帯だと表示されないのでカタカナに訂正しました。
序章編
菫との出逢いと特訓
曹孟徳と出逢い、この世界についていろいろ違和感があったが、今は曹孟徳についていくことにした。
しかし、なぜ曹操たちは女性になっているんでしょうか?



「それじゃ改めて、私の名は曹孟徳、この陳留の刺史をしているわ」

颯天と曹孟徳は城の玉座で改めて挨拶をしていた。

「それで曹操殿は何を聞きたいのですか?」

「まずは何故魏のことを知っていたのかと言うことと、私の名を当てたことね」

思っていたより以外と簡単な質問ですが、どうしましょうか?
ここで自分は未来なら来たと言っても信じてもらえないでしょうし・・・。
まあ、いいでしょう。

「まず私は現在の後漢王朝末期から数えて約1800年後の人間だと思う。私にとって、曹操殿や夏侯惇殿、夏侯淵殿というのは、史書の中に登場する人物なんです」

さすがに突拍子の無さすぎる話だったかと、俺は自分の返答に少し不安になりながら三人の顔を見る。

「な・・・」

正直に言うと、曹孟徳と夏侯淵は案の定信じられないように驚いていた。

「それはどういうことかしら」

さすがは後世にも名が残る者なのか、すぐ冷静になって考えてきましたね。

夏侯淵は頭の中で必死に状況の整理をしようとしているのか、口に手を当てて考えているような格好で押し黙ってしまった。

「そうですね~~。曹操殿や夏侯淵殿にとっては何らかの事件に巻き込まれて秦の始皇帝とか、前漢の高祖の時代に紛れ込んでしまって、始皇帝や劉邦りゅほうらといった皇帝のような人物との謁見を受けているような状態というところでしょうか」

「?????」

しかし、最初から最後まで夏侯惇さんは話がよくわかってないようで、完全に目が点になってしまっていた。

「・・・・なんとなく状況の理解はできたが。華琳様、もしやこの者が天の御使いでは?」

「そうね。しかし、あなたが本当に未来から来た人物だと言える証拠はあるかしら」

曹孟徳は少し顔をほころばせながら言った。
まるで答えなんて関係なしで楽しんでるだけのようですね。

「そうだな~、これから起こることだと時間がかかるし、魏のことと名を証拠にできないですか?」

「それは無理ね、密偵ならそれくらいできるでしょう」

「だったら、曹操殿の隣の二人の名を当てたら信じていただけますか?」

「春蘭・秋蘭まだこの者に名は名乗ってないわね」

『はい!!』

「言ってみなさい」

しかし、曹孟徳の側近で二人組ですか・・・。
無難に考えれば幼い時からかかわりがある夏侯家の二人でしょうね。

「夏侯惇将軍と夏侯淵将軍ですか?」

『な!!!???』

二人とも驚いてますね~、曹孟徳殿はこうなるのがわかっていたみたいですね。まったく人
が悪いですね。

「これだけだと信用させてもらえないかもしれないので曹操殿のには二人の妹で(本当は弟だけど曹操が少女なんだから女の子でしょ)曹洪そうこう字は子廉しれん曹仁そうじん字は子考しこうがいますね」

「なんでそこまで知っている!!」

春蘭は俺が主である曹操の姉妹のことを(兄弟だが)知っていたことに驚き、これからの不安要素と感じたのか殺気を放ってきていた。

「お、落ちつけ姉者。華琳さまこれは・・・」

「そうね秋蘭。あの二人はまだ実家にいて戦には出てきていないから名が売れているわけでもないし、曹家と夏侯家以外で知っている者はいないはずだかこいつが知っているはずもないわ」

「私のこんな話で納得してもらえるとは思ってないですよ。しかし、これ以上に証拠になりそうなものと言っても・・・」


俺はここに来て何も持っていないのが痛いと思ってしまう。このままでは、ただの変人、頭のいかれた変質者にされても仕方ないだろう。
そう暗い気持ちで考えていると曹操が意外なことを言ってきた。

「証拠? そんなものこれくらいでじゅうぶんよ。この娘を『天の御遣い』って宣伝してしまえば誰も確かめる手段なんて持ってないのだから大丈夫でしょう。それに昼間なのに流星が堕ちてきた。そこに行って見たら、見たこともない格好をした人間がいた。状況証拠としては十分と思えるものだわ」

「か、華琳さまはこの娘の言うことを信じるのですか?」

「完全に信じたわけじゃないわ。でも、嘘を言ってるようには見えないし、私たち以外に曹洪と曹仁のことを知っているのを敵に回しても面倒なだけだしね」

「それは華琳さまの勘ですか?」

「悪いかしら?」

悪いかと聞きながら、声にも表情にも曹操は悪気をまったく出さない。
それに対して夏侯淵は首を振る。




「曹操殿質問をしてもいいですか?」

「何」

「天の御使いとはなんですか?」

趙雲にも言われ、さっきの話にもあったことだ。

「洛陽にいる占い師の管路と言うやつが言ったのよ」

『天は流星とともに天命を伝える者を遣わし、その遣いはこの乱世を集結させるとね』
「だから流れ星が流れたときほんとに驚いたのよ」

「華琳様こ奴が天の御使いと言うのですか?」

「こいつがほんとに天の御使いであっても、そうでなくてもあまり関係ないのよ」

「それはどういう…」

「『天はこの曹孟徳のもとに御使いをよこした』と言う噂が流れればいいだけよ」

「そう言うわけだから天の御使いとしてここにいてもらうわよ」

「別に行くあてがないのでありがたく居させていただきます」

「それともうその変なしゃべり方しないでいいわよ」

しかし、変て思ったなら最初に言ってほしいものですね。

しかし、なれないしゃべり方は疲れるからもうしたくないし。



「待ってください華琳様、こんな無能そうな奴を配下に加えるのですか?」

夏侯惇がいきなり異論を唱えてきた。

異論と言うか、どちらかというと駄々をこねているような感だが・・・
しかし無能って・・・、確かに君ら三人に比べたらそうだろうけど、いきなりそれはないでしょう。

「確かにあなたは何ができるの?」

「いた世界では特に何をやるということがなかったのでなにが特別できるものはないな」

「そうね、だったら春蘭には武官として、秋蘭には文官として試験してもらいましょう」

どうやら、曹孟徳は適性試験でもやっておきたいのか、それともただ面白そうだからそう言ったのかわからないが、少し笑っていた。

「試験は明日でいいわね」

「曹操殿、武官としての試験は少し待っていただけないでしょうか」

「理由は」

「いきなりこちらの世界にきて体がうまく動かないんです。できれば三日ほどいただきたい
のですが」

まあ、本当は呂洞賓からもらった気の使い方を試しておきたいだけなのですが。

「別にいいわよ、文官の試験は明日でいいのね?」

「えぇ」

「そう言うことだから、秋蘭には明日試験をしてもらうわ」

「わかりました」

夏侯淵はコクっとうなずいていた。

「春蘭には三日後にでもお願いするわ」

「はい」

かたや夏侯惇は元気よく返事をした。

「それでは部屋に案内するわ」


曹孟徳に部屋まで案内してもらうことになった。

こんなこと侍女にでもやらせればいいのだろうと思ったが、自分が一様不審者だという事を思い出して納得がいっていた。
しかし、警戒されたままでは困りますから聞いておきますかね。

「曹操殿、試験以外の時間は何をしていてもいいのですか?」

「城の中にいるぶんには別にいいわよ」

あっさりと了解されてしまい。少し拍子抜けのような、驚いてしまったような感じだった。

「曹操殿、武官の試験での武器はどうしたら・・・」

「後で使いの者をよこすから一緒に武器倉庫に行きなさい」

「曹操殿はすごいですね、私が謀反を起こすとは思わないのですか?」

「別にやれるものならやってみなさい」

その言葉には力が宿っていた。

『この曹孟徳がいる城でそんなことをできるのならね』と言っているかのようだ。

「それもそうですね、おとなしくさしていただきます」

「部屋に着いたわよ、後のことは使いの者に伝えるから」

「わかりました」


次の日の早朝

呂洞賓に頼んだ気を身につけるため城の開けている場所で一人で修行していた。

しかし、相手があの魏の大剣、夏侯惇って曹操は何を考えているんだ。
そんなことを考えていると

「そこの者何者だ」

後ろを振り向いてみると髪が紫色のお姉さん風な人が立っていた。

「あなたは?」

「私?私は張コウだけど」

張コウですか・・・たしか魏の五大将軍の一人だったような人物でしたかね。

どうやら、見知らに者が一人でいたので不審に思われてしまったらしい。

「失礼しました、私は流鏑馬 颯馬と言います」

「流鏑馬・・・あぁ昨日華琳殿が連れてきたものか」

見た雰囲気的に昨日の三人ほどじゃないがこの人もかなりできるな。

「それで流鏑馬殿は何をしていたのですか?」

「実は・・・」

三日後に夏侯惇との試験?があることを伝えた。

「それで三日の間にあるものを完成さしておきたかったので特訓をやっておりました」

「春蘭とか、よし少し相手してやろう」

「いいんですか!?」

「あぁ、春蘭の驚いた所が見てみたいのですよ」

「ありがとうございます!!」



張コウと特訓をするため準備をしていると、「なに木の棒見たいの持ってんだ」と言われてしまった。
たしかにこの世界には刀よりも剣の方が多いだろうけど、木の棒はないでしょう。
そんなこんなで、木刀ではなく切れ味のない刀に近い武器を使うことにした。

「さぁこい!!」

「いきます」

剣道のように刀を振り上げ、上段の構えから刀を振り下ろした。

しかし、張コウはそれを簡単に受け流してしまう。

「ぬるいぬるい、そんなんでは瞬殺されるぞ」

「く、やはりこんじゃだめか」

次は刀だけではなく、体術も織り交ぜながら攻撃した。
構えなしに刀を横に振り、その反動で蹴りを入れにいったが張郃は少し驚いたそぶりだけを見せて、いとも簡単に薙ぎ払ってしまった。

「ぬ、動きが変わったがまだ甘い」

「これでも駄目か」

剣道ではなく、人を殺すことに特化した戦い方でも届かない
まだあまりできないけど、まあしょうがないか。
刀を鞘におさめて姿勢を低くして構えていた。

「何のつもりだ、終わりか?」

張コウはもう終わりなのかと拍子抜けしてしまったような感じだった。

「いいえ、まだこれからです」

まあ、今の実力で何かできるとしたら奇策のようなものしかないですよね。

「それじゃ…」

足に練れぬだけ気を練あげながら

「いきます」

気を爆発させ一瞬で間合いを詰めた。

「な・・・・・!!??」

「いっけーーー」

爆発の勢いそのままに『抜刀術』を仕掛けた

「ぬ、!!!」

張コウは抜刀術を槍で受け止めたが、後ろに飛んでいた

「どうだ」

気を使った技は今日が初めてで正直立ってるのもしんどい状況だった。

まあ、立たれたら終わりだな。

「今の一撃はすごかったな」

張郃は何事もなかったかのように平然と立ってきた。

「さすがですね、平然と立ってくるなんて」

「平然ではない、かなり効いたぞ」

勝負は目に見えていますが、頑張ってみますかね。

「それほどの武があるならばこちらも本気で行こう」

え~~、まだ本気じゃなかったんですか

こちらも構えなおすが

「遅い!!」

きづいたときには地面に寝ていた。


「おぉ、気がついたか」

「・・・張コウさん、いや~最後の一撃まったく反応できなかったです」

どうやら、攻撃をモロにくらってしまったようで、意識を失っていたようだ。

「ははは、まあそう言うなお前の武はかなり高い、春蘭ともそれなりになるだろう」

まだそれなりかですか・・・

「しかし、あの一撃以降動きが鈍かったぞ」

「それは・・・」

俺は使っていた気についてや、さきほどの技のことを話した。

「なるほど、まさに諸刃の剣だな」

「えぇ、だからそれを生かせるように特訓してたんです」

「そうだったのか、ならこれからも一緒にやるか」

「いいんですか!?」

正直一人だと何をするにも大変だから助かる。

「ありがとうございます!!張…」

すみれだ」

「えっ、それって真名じゃ!?」

「かまわん、あれだけの武を持っておるし、何より一緒にいると楽しいからな」

「ありがとう菫さん」
笑顔で返事すると

(////カァ~~~~~//////)

菫は突然顔が真っ赤になってしまった。

「菫さんどうかしましたか?」

急に真っ赤になってしまったので顔を覗き込む。

「な、なんでもない」

(や、やばい可愛すぎる)

「しかし、いくら天の御使いとはいえいきなり城に招くとは…」

菫はいきなり話をかえた。

「華琳殿はかわいい娘が好きだな」

・・・・あぁ~~、娘。また娘って言われた。
肩を落としながらいじけると

「お、おいどうした颯馬」

「菫さん俺男です」

「へ??・・・えぇ~~~~!!」

今の声でみんな起きちゃったかな?

それほど大きい声だった。

「そ、颯馬すまなかった」

「別に・・・もうなれました」

「それと颯馬、菫と呼んでくれ、さん付はなんかな」

「わかったよ、菫」
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は颯馬が・・・


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