短い上に徹夜で書いたせいでどんな感じかわからないです。
戦闘にしようと思ったのに、シリアスになったり、戦闘が一気に終わったり、何だかよくわからないで気になってしまいました。
「はぁぁぁぁぁぁ!」
俺は自身の持ちうる最高の力を持って切りつける。が、呂布は戟で何事もないように受け止める。さすがに少し落ち込んじまうよ。
だが、まぁ・・・すごい力だ。流石は鬼神とまで謳われる呂布。その強さを考えると菫がいるからって俺なんかじゃ役不足なんだろうな。でも俺たちにも負けるわけにはいかない理由がある。ここで負ければ、恐らく連合内での曹操軍は立ち位置は危うくなる。そうなったら董卓との約束を果たせなくなる。
それに俺はあの夜誓った。
どんなことがあっても大切な人を失わないことを
どんなことがあっても一緒に歩んでいくことを
華琳の、共に戦っているみんなの理想を、現実のものとするためにも!
「俺は・・・負けるわけにはいかない!」
呂布の脇目がけて切りつける。だが
「・・・っ!」
呂布は後方へ飛び、攻撃を回避した。しかし俺は攻撃の手を緩めない。
「まだまだぁ!!!」
気を全身に巡らせた高速の連撃で呂布を襲う。だが防戦になりながらも呂布は苦もなく俺の斬撃をすべて撃ち落としていく。そこで俺はこちらの土俵で戦うため一歩後ろに下がり、リズムを変える。
「切りさけ・・『烈風』!!」
俺は刀を変形させ、目に見えない細さの鋼糸で切りつける。この世界には存在していないはずの武器のせいか呂布も防ぎきれず後方に後退する。
「くっ・・・」
しかし、こちらのカラクリに気が着いたのか、それともこんなもの関係ないと思ったのか無表情でこちらを見てくる。
「はぁ・・・はぁ・・・くそ、とっておきを使っても倒せないか・・・」
「・・・お前、強い。今までで一番」
呂布はそう言いながら腰を落とす。
「・・・だから恋も全力で行く」
そう言うと呂布の姿はかき消えた。・・・否、消えたように見えた。実際は消えたわけではない、一瞬で懐に潜り込まれたのだ。
全力じゃなかったのかよ、ってまず!!
「・・・これで終わり」
本気の『方天画戟』が振り下ろされる。
瞬間に戦場に鮮血が舞う。
「・・・・・・よかった。なんとか間に合った」
俺が切られる瞬間、菫が俺と呂布の間に立って『方天画戟』を受け止めていた。そのおかげで俺は無傷で済んだ。
しかし、菫の武器は大破・・・そして菫自身が血の海に崩れていった。
「菫ーーーー!!!!!!!!」
俺は何も考えられず、ただ言葉だけが出ていた。
颯馬視点out~~~
菫視点~~~
呂布が『方天画戟』を振り上げた瞬間に体が動いていた。
いつもは冷静なはずなのに、まったく冷静な反応ができていない。ただ、颯馬が切られるのを黙ってみていられなかっただけ。
そのおかげか私の武器は大破したけど颯馬は無傷で済んだ。
よかった。無傷でよかった。
颯馬の無事が確認できた瞬間に体中から力が抜けていく。なんで倒れそうになっているのかもわからない。でも、確かなのは颯馬を助けることができたってこと。
それなのに
「なんでそんな顔してるの颯馬?」
私の顔を見ながらいつもの綺麗な顔立ちじゃなくて、ぐしゃぐやになりながら泣いている颯馬がいた。
「な、なんでって。菫は俺をかばって」
「そんなの気にしないで。私が、私が颯馬を助けたかったからしたことなんだから颯馬に否はないよ。それに・・・」
「それに??」
「颯馬は私を助けてくれたんだよ。颯馬に出会わなかったら私は今でも復讐だけを考えて戦ってたはず。」
昔、両親を盗賊に殺た復讐心
「共に闘う人はいても、本当の意味での友は、命をかけてまで守りたいと思う存在ができるわけなかった」
殺しても殺しても埋まらない穴
「でも、颯馬はそんな私を変えてくれた。暗闇の中で生きてきた私を本当の意味で光の中で生きさせてくれた」
色のなかった風景に色を付けてくれた。
何気ないことでも楽しいと思えた。
本当の意味での友の存在を教えてくれた。
こんな不条理な世界でも人の温かみがあることを教えてくれた。
そして、
『守るの人間の強さ、人を愛するということ』
を教えてくれた。
だから
「だからそんな顔しないでよ。颯馬は笑ってなきゃいけない」
「笑顔で華琳殿のもとで民を導かなきゃいけない」
「だから・・・悲しまないで」
菫視点out~~~
颯馬視点~~~
「だから・・・悲しまないで」
そう言った瞬間菫の意識はなくなった。
最初に感じたのは呂布への怒り、そして悲しみ、そして一番強いのは自分自身への怒り。
「呂布!お前ももう疲れただろう」
ほとんど考えずに言葉がでる。
「・・・(コクッ)」
「素直でよろしい。俺ももう限界だ」
体力や気だけならまだある。しかし、それ以上に精神力が削られている。それに菫のことを考えると長期戦はできない。
「そこで提案だ!お互い、次の攻撃でケリをつけよう!もし俺の技を受けて立っていられたらお前の勝ちだ!お前も全力でかかってこい!」
「・・・分かった」
呂布の眼に再び闘志が宿る。俺はそれを見届けると刀を鞘に戻す。呂布はその行動に疑問を感じたのか、
「・・・・・諦めた?」
「いや、最高の技を持ってお前を倒す」
2人の間合いは約10m。
「・・・行く」
呂布が『方天画戟』を構え突っ込んでくる。スピード、力の入れ具合共に先ほどとは段違い。文字通り『全力』。
攻撃に隙なく、威力は人外級の一撃。
しかし、そんなの関係なく全力で真正面から打ち砕く!
呂布はもう目の前まで迫ってきていた。そして俺に刃が届こうかというとき、俺は全力全開の最高の技を繰り出した。
「抜刀術『刹那』」
気で強化し、俺の持ちうる最高にして最速の斬撃で切る。
斬撃は呂布の戟を弾き飛ばす。呂布の戟は高々と宙を舞い、数m離れた地面に突き刺さった。
だが、俺は止まらない。
抜刀術の回転のまま刀を持っていない手で呂布を殴り飛ばす。
「かはっ!!」
呂布は後ろに吹き飛ばされる。・・・そして立ち上がることはなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・俺の勝ちだ」
殺戮者対飛将軍の戦いは殺戮者に軍配が上がる。
だが今回の戦いでの代償はとても大きい。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
なにか感想などがありましたら書いてください。
予告??
はたして戦闘で負傷した菫の状態は!?
目の前で共に歩くと誓った者を切られた颯馬は!?
呂布を討ち取ったことで曹操軍はどうなっていくのか?
次回「戦いの傷跡」
お楽しみに!!
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