すいません!!本当にすいません!!
大学のテストで忙しくなってから更新をやっておおらず、三か月の間更新のこの字もしないで申し訳ありませんでした。これからはまた定期的に更新していけるようにし行きたいと思います。
黄巾の乱が収まってからから数ヶ月、盗賊の討伐や黄巾党の残党の処理などをしていたが比較的平和な生活を送っていた。
そう、平和な生活を・・・・・・
日は昇り鳥たちが元気に鳴いている誰が見ても平和なような状況で明らかにその空気に合っていない人たちがいた。
「・・・だるい」
思わずそう呟きたくもなる。目の前にあるのはエベレストを思わせるように積み上げられて警羅いる大量の書類。
それが何故か山積みで俺の目の前に置いてある。
今は右斜め前にいる菫や左斜め前にいる桂花、正面にいる華琳など円を描くように座りながら魏の主に頭の使える人間で書類の処理をしているが一向に終わりそうに見えない。
いつも手伝ってくれる秋蘭は盗賊の討伐に行った春蘭の補佐として一緒に行ってしまった。数少ない文官、武官の両方をこなせる人材的に華琳も今回は秋蘭以外を補佐にと思ったが秋蘭以外に春蘭を抑えることができないせいで秋蘭を補佐に出してしまうことになってしまった。
凪たちは凪たちで街の警羅があるので街に行ってしまっている。
そんなこんなでいつもの状況なら桂花が俺の言葉を聞いて罵声を浴びせてくるのだが、桂花も同じような状況らしくそんな余裕はないらしい。
そもそも何故こんな状況になっているかというと、今行われている書類の処理は並の文官はとても対応できないようなものばかりだからだ。
街の治水開墾や楽市楽座の最終確認や諸侯の情報の整理に加え、黄巾党の時に助けた張三姉妹の仕事についての下準備やらなんやら最近は洛陽に不穏な空気が流れているらしいので、洛陽に放っている密偵からの報告も整理している。どうやら報告だと近々に天下がひっくり返るようなことが起こる様子だ。
と、まぁこの状態が三日ほど続いている。愚痴の一つや二つ言ってしまいたくなる。
「そうね・・・昼ごろのようだし休憩にしましょか」
さすがの華琳も疲れているのかいつもの覇王のオーラを全面に押し出すような言葉ではなくなっていた。
「颯馬~一緒に飯食べに行こう♪」
さっきまで死にそうにしていた菫が急に元気になり飛びついて来た。現金な奴だと思いながらも俺自身も休憩と聞いて少しは疲れが抜けた気がした。
「そうだな~。華琳と桂花はどうする?一緒に行くか?」
「そうね。春蘭と秋蘭もいないし偶にはいいかもしれないわね」
「華琳さまが行くなら私も行きます!!」
「OK、だったら季衣も呼んでみんなで行こうぜ」
「オッケー?何言ってるのかわからないけど季衣を呼ぶのは賛成ね」
「それじゃあ、季衣を探して街に・・・・・・・」
皆で街に気分転換しに行こうとしたその時・・・・・・・
「大変です。街で許緒将軍が暴れていると・・・・・・」
警邏をしている警備隊の兵が司政室に飛び込んでくる。
「「「「はぁ!?」」」」
おもわず部屋にいる者、全員が叫んでしまった。
驚きながらも俺と菫は季衣が暴れていると言っていた場所に向かい、華琳と桂花は警邏をしている凪たちのもとに行き街の混乱を最小限に抑えに行った。
菫と急いで暴れている場所に駆けつけてみるとそこは街の中とは思えないような大変な状況……惨状になっていた。
暴れている場所の近くの家が多数半壊になっていたり道が削られている。
その回りには人だかりが出来ていており、その中心には二人の少女がいる。
片方は見慣れているハンマーを振り回している季衣であり、もう一人は季衣と同じくらいの歳の少女。その手には巨大なヨーヨーのような物を持っている。
季衣と同じような少女のどこにあんな巨大なヨーヨーを投げる力があるんだと現実逃避のようなことを考えていると「何でもっと早くちゃんとした連絡してくれなかったの!!」とヨーヨーを持った少女が叫んできた。
「城にいるって手紙を書いたじゃん!!」
季衣は反論のように返事をするが、少女は納得ができていないようだ。
「季衣が城で働いているって、信用出来るわけないでしょ。大きな家のことだってお城だってこの間言っていたし」
「流流はそんなにボクのこと信用出来ないの?」
「だって季衣が何にも言わずに村からでてっちゃうし・・・」
「ボクが出て行くとき食材探しで流琉は居なかったじゃん!!」
「それだったら誰かに伝言していけば良かったでしょ」
「そんなこと・・・・・ボクが気が回る訳無いじゃん!!!」
あ~あ、完全に開き直っちゃったよ季衣は。このままじゃお互いに意地はって終わりそうにないし。
二人の戦闘を見ている俺は周りの被害を確認する。
いい加減に止めさせないとこれ以上被害を出すのは不味い状態だった。
こんな力押しの戦いの時はときに春蘭が居てくれれば楽だったんだけど、必要な時に限っていないんだよな春蘭は……
しかし、巨大兵器の激突はなかなか迫力があるな~。やっぱり巨大兵器の方がかっこいいし、俺も今度はいつものじゃないような武器をイメージしてみようかね~。
って、現実逃避のようなことを考えるよりも今はこの状況を何とかしないとな。しかし、このパワーを押さえつけるのは大変そうだしな。
「まぁ・・・しゃあない。やってみますかね」
戦闘に行く時のように集中し念のため持ってきていた刀を抜き、二人が同時に得物を投げる瞬間を待って間に割って入る。
「え!!颯馬!!」
「あっ、兄ちゃん!?」
俺の行動に驚き叫ぶ菫と季衣だが、俺はそれを気にせずにまず季衣のハンマーと少女のヨーヨーに近づいて行く。
そして迫り来るハンマーとヨーヨーに向かって刀を変化させ『烈風』を出し、二つが当たる瞬間に圧させるようにして二つの軌道を変え地面に落とす。
「・・・・・・・ふぅ~~、なんとかうまくいったみたい」
なんとかなったと俺はほっとすると、武器がいきなり軌道を変えられてバランスを崩してしまった少女たちのもとに行き手を差し伸べ立たせる。
「季衣手荒なことしてごめん。でも街中でこれ以上やるのはだめだぞ」
「え!?・・・ご、ごめん兄ちゃん」
無我夢中に自分たちのやったことを確認するといつもの元気な姿ではなく眼に涙を浮かべてしゅんとしていた。
ぐ!!やめてくれそんな上目づかいでこっちを見ないでくれ!!怒らないといけないのに怒れなくなってしまう。
「あれ・・・・・そんな・・・・・・」
もう一人の少女は何をされたのかわからないようでただ驚き焦っている。
「君にも手荒なことをしてごめんね」
「あっ、・・・・・・・いえ、私こそ、周りが見えなくなっちゃってごめんなさい」
「落ち着いたら仲直り出来るかな?」
「はい!!季衣ごめんね。私驚いちゃって」
「んーん、ボクこそ流琉が来てくれて嬉しかったんだけど・・・・・なんだか照れくさくって」
「よし、じゃあ俺も自己紹介しておこうかな、名は流鏑馬 颯馬。字と真名はないんだ。ちなみに天の御使いみたいなことやってるよ」
「私は張コウ、よろしくね♪」
いつの間にか俺の横に現れた菫は季衣と戦っていた少女を見て気に入ったのか初対面なのにまるで元から知っていたような挨拶をしていた。
菫もいたんだから一人でやんなくても良かったじゃん!!と心の中で少し後悔してしまった……
「え、御使い様に張コウ様・・・・じゃぁ、季衣、お城で働いてるって本当なの?」
「うん。言ったでしょ」
自慢げに言う季衣。少女は目が丸くなっている。
「す、すいませんでした」
自分の感違いに気づいたのか頭を下げて謝ってくる。
落ち着いた少女に何があったのか聞いてみると、季衣がお城で働いてれるわけないって思って大きな家なんかと勘違いしてるって言い合いをしているうちにこんな状況になってしまったということらしい。
言い合いでこんな状況になるってやっぱりこの世界の人間のスペックの違いを改めて思い知ったよ・・・。
「反省してるならいいさ。それより君が良ければ季衣と一緒にお城で華琳・・・曹操のもとで働かないかい?」
「え、いいんですか?」
「颯馬!?」
「ああ、先ほど力は見せて貰ったしね。あれなら充分通用するよ」
「わかりました!!私の名は典 韋、真名は流流って言います。そちらで呼んでください」
「真名を預けてくれるのかい?」
「はい!!季衣が兄ちゃんって言ってたし悪い人ではないと思いますから」
「わかった。だったら俺のことは颯馬って呼んでくれ、それが真名みたいなものだから」
「・・・・・・でも季衣は兄ちゃんって呼んでますよね・・・・私も同じように呼んでも良いですか?」
「ああ、構わないよ。よろしく、流琉」
「はい、兄様!!」
「ははは、季衣の時も思ったけどなんだか照れくさいね」
「ねえ颯馬」
「どうかしたのか菫?」
「華琳殿とかに聞かないで勝手に決めちゃっていいの?」
「いいでしょ、季衣と同じくらい強いなら問題ないだろうし。しっかりしてそうだから大丈夫でしょ」
「は~。わかったよ。でも華琳殿に報告は颯馬がしてよね。私は怒られたくないもん」
「大丈夫だろ、華琳だってそこまで鬼じゃないだろうし」
「だといいけど・・・」
その後は二人の戦いの後始末を警羅の部隊に任せて流流と季衣を連れて華琳のもとに向う。
結果を言うと流流は華琳に使えることになり季衣と一緒に親衛隊に入ることになりました。
まあ、俺は華琳が警羅の方の部隊に忘れていたり、勝手に決めたことで鬼の折檻を食らうことになり、数日の間仕事の量は増え華琳や桂花に拒否を許されない日々を過ごしていましたが・・・
今回の作品はどうだったでしょうか?三か月も開けていて今度の更新は反董卓連合だともっていたんですが、流流の登場を忘れていて連合編の前に一話挟むようにしました。そのせいで本来よりも内容が薄いものとなってしまいましたが・・・それではここまで読んでくださりありがとうございました(>o<)
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