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GSO グローイング・スキル・オンライン 作者:tera
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クリスマスの十二回更新達成しました。お疲れ様です。ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。

「どういう意味でしょうか?」

「そのまんまだけど?」

 売り言葉に買い言葉の様なやり取りである。
 それでは話が進まないのでこちらから折れる事に。

「警戒するのはわかる」

「貴方からは外道の匂いを感じます」

 ……鋭い。

「ですが、周りからの信用もあるみたいですし。とにかく得体の知れない雰囲気をお持ちですから」

「よくわかるね、でも断じて外道ではない」

 敵と味方の区別くらいつく。
 そして、この外道スキルは欲しくて取ったスキルじゃなくて。
 たまたまだ、たまたま。

「まあ、いいでしょう」

 そして鉄格子の一部が開き。
 俺が中に入るのではなく、セバスが外に出て来た。
 どんだけガード硬いの。

「私の目利きは騙されません。とにかく、貴方は災いを呼ぶ気がします。でも盗賊団を倒し、オルトウィル様が提示した餌にも群がりませんでした」

 及第点です。
 と、セバスは告げた。
 そしてその目利きは俺が何しにきたのかをピッタリと当ててみせた。

「この都市には目を背けたくなる様な闇があります」

 セバスは語る。
 南の豊かな恵みを受けて、王都への道を持つこの都市は大きく発展した。
 同時に豊かな輝きを見せた都市には大きな影が出来たと言う。

 先々代、オルトウィルの祖父であるマクスウィルの代から執事をしており。
 徐々にかげりを見せて行く都市の街並に言い知れぬ感情を抱いていたらしい。

 南の霊峰とそこの開拓村だったテンバーが再び都市に活気を取り戻しつつある。
 ノクトウィルがそれを耳にし、実際に確認しに行ったのが少し前の事らしい。
 当の本人は戻って来なかった。
 戻って来た遺品とその情報から、盗賊団にやられたと聞いて。

 セバスはこの都市に巣くう闇の存在を再認識した。
 衰退に合わせて消えて行く光と共に、影も無くなって行くと思っていたが、全く逆だったと。
 闇と影は大きく膨らんでいた。

 同時にオルトウィルもその存在に気付いていた。
 盗賊団を倒したのが三人だと聞いて、オルトウィルは引き入れる算段をつけ始める。
 っていう長々としたクエストの導入部分を聞かされた。

「私はあの時の目を見て悟りました」

「うん」

「闇は大きく、そして復讐の念に囚われたオルト様」

「ええ」

「レンテージ家の血筋をこれ以上、どこの骨とも知らぬ者達に散らせる訳にはいきません」

「特攻する気か?」

「耄碌爺の命でこと足りるなら、安い物でしょう」

 根本がわかっちゃいないなこの爺さん。
 セバスが死んでも復讐の怨鎖は止まらんだろう。
 むしろ、下手に手を出すと飲み込まれる。
 現当主は聡明そうに見えて、少し抜けていそうだった。

「とりあえず、裏社会に手を出さないでくれ」

「それはどういうことですか?」

 こういうのは町ごと破壊しないと中々消え去らない。
 っていうか埃の様な物で人気の無い所とか、気付かない所に勝手に溜まって行くもんなのだ。
 出来るかわからないけど、この人徹底抗戦するとか言ってるし。
 まさか本当に消しちゃった場合。
 美味しい狩場が無くなっちゃうだろう?

「俺は武術を少し齧ってたんだけど」

「はあ……?」

「恐怖には打ち勝とうとするな。押し殺すな。飼いならせと教え込まれたよ」

「……それでも信用おけませんな、とにかく話が過ぎました。今日の所はお引き取りください」

 キィと鉄格子の扉が閉まる。
 そしてセバスは振り返る事も無く館の中に消えて行った。

 うーん、なんとも物々しいクエストなんだろうか?
 俺も一度宿に戻って、狩りに出ようかな。
 これは少しこの町に留まる事になりそうな雰囲気だ。

 どちらにせよ。
 あの爺さんとは近いうちに再開するだろう。
 さ、契約魔法のレベル上げしなきゃ!



[プレイヤーのレベルが上がりました]
[契約モンスター:ローヴォのレベルが上がりました]
[契約モンスター:ノーチェのレベルが上がりました]

プレイヤーネーム:ローレント
レベル:44
信用度:83
職業欄▽
[中級魔術師(無)]
[漁師]
[契約魔法師]

残存SP:7
ボーナスパラメーター▽
効果値:30
消費値:10
速度値:0
詠唱値:20
熟練値:30
見識値:20

契約モンスター▽
【ローヴォ】ラッキーウルフ:Lv18
特殊能力:強運の瞳
装備:合わせ翅と翡翠の首輪
【ノーチェ】ブラックホース:Lv15
特殊能力:無し
装備:無し



 ポーションの補給を終えて。
 テージシティの外に出て、狩りを進めていました。
 馬狩りがハマるハマる。
 ミドルステップホースはノーチェに取って格上の筈。

 だが、攻撃の手数が違う。
 速度で追いつかれても、こっちには槍だったり六尺棒があるんだぞ。
 つついてつついて突きまくった。
 最早力技です。

 ぶっちゃけ魔樫の六尺棒は折れないのに。
 あまりにも突っ込みすぎるから、穂先に使用していた鉄の刃がひん曲がった。



スキルツリー▽
【スラッシュ】Lv10
【スティング】Lv10
【ブースト】Lv10
【魔闘】Lv13(12→13)
【エナジーボール】Lv9(8→9)
【スペル・インパクト(P)】Lv9(8→9)
【マジックアンプ・ナート】Lv16(15→16)
【マジックウェポン・ナート】Lv16(15→16)
【アポート】LvMAX
・制限解除、無詠唱、ストレージ
【アスポート】Lv13(12→13)
【契約魔法】Lv2
・空き契約数0
・[ローヴォ:ラッキーウルフ]
・[ノーチェ:ブラックホース]
【投擲】Lv18
【掴み】Lv13



 さてさて、スキルのレベルアップ具合も確認して。
 やっとこさノーチェのクラスチェンジである。
 いやはや、早かった。
 俺らのレベルアップは超絶とろかった訳だけど。



[契約モンスター:ノーチェのクラスチェンジレベルに到達しました。クラスチェンジ先を指定してください]
[ブラックホース:Lv15のクラスチェンジ先は以下の通りです]

【クラスチェンジ先】
・ダークホース
・ナイトメア
・シャイヤー



 クラスチェンジ先は三つ。
 それぞれライト、ミドル、ヘビーの三種類だった。
 これは……、迷うな。





何やらおかしなクエストが発生しそうでしたが、導入までで受ける事は出来なかった?
そんな具合ですか。
とにかく、信用を勝ち取る事が出来れば、何となくクエストを受ける事が出来る様になりそうですね?

そして、ブラックホースがクラスチェンジしました。
詳細は次の話で。
また明日の内容で明らかになります。



さて、クリスマスが終わりますね。
皆様お疲れ様でした。
テラサンタからのクリスマスプレゼントはいかがだったでしょうか?
色々と応援のご感想も頂けまして、それがあるからやって来れた。
これは皆さんのお陰なのです。

この作品にブクマ評価してくださって本当にありがとうございます。
力です。
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