タイムリミット
1、紹介
俺は咲口 雪夜です。
俺は中学二年生、でも、普通の人とはちがう。
俺には、もっと重くのしかかることがある、そののしかかるものとは自分の・・・・・命。
2、俺には、時間がない!!
俺は、二十歳までしか、生きられない。
でも、俺は、この世で、たった一人、だけ好きな奴がいる。
その人は俺のことなんて、なんとも思っていないだろう。きっとそうだ。
ガラッ
「おっはよーう!!」
いきなり病室のドアが開いて、いきなり入ってきた奴がいる。
「静かにしろよ、ここは病院だぞ?弓矢。」
いきなり入ってきたのは俺の好きな奴。
宮下 弓矢。
俺の最初で最後の恋した奴。
「だって、びっくりさせようとしたんだもん!なのに・・・全然驚いた表情みせないんだもん。ちょっとだけ、ショックうけた。」
弓矢はがくんと首をまげた。
まるで、猫のが耳をタランとしているようで、とても、愛しかった、とても、とても。
君の隣で、ずっと笑っていたかったな。
でも、それはすごく無理なこと。わがままを言っちゃいけない。
「はいはい。わー、びっくりしたー!」
俺はぐだぐだと両手をあげて驚いたふりをした。
「今から言ったって遅いー!!」
弓矢はとても、怒った。
怒った顔をもかわいいよー。なんて、かっこつけたいな、でも、今時そんな奴いるわけねえか。
俺は何気なくつまらなかったから心の中でそれを言った。
君がとても、愛しいよ。きっと君はきずかないだろう。俺の気持ちをいつまでも、知らないままちがうやつのとこへ、いってしまうのだろう。
俺はそう思うと、とても辛くなる。切なくなる。とても、とても・・・。
君は俺がじっと見ているのを気づこうともせず。花瓶に持ってきた花を差し込む。
なあ、こんなに好きなのって、おかしいか?・・・。
俺は、この言葉を繰り返すよりも、はやく、体が動いていた。
バッ
俺は花瓶に水を注いでいる、弓矢を後から、抱きしめた。強く、強く、君が逃げられないぐらい、君が痛いって叫ぶぐらい、とても、強い力で、抱き締めた。
「痛いよ、雪夜。」
何故か、離してとは弓矢の口からは出てこなかった。
弓矢はそれだけ口にした。
俺は、何も言わない弓矢をずっと抱き締めた。
「どうしたの?いきなり。何かあったの?」
弓矢は俺に聞いてきた。
俺はただ横に首を振るだけだった。だって、俺が求めている言葉じゃないから。
「もしかして、雪夜、私のこと好き?」
弓矢は直で、俺に言ってきた。
俺は、ついに隠していた言葉を口に出してしまった。
「好き・・・。」
俺は、その後はずっと無言だった。
「離して。」
弓矢は肩にある俺の顔の近くで、つぶやいた。
「え?」
俺が言ったとたん。
グイッ
俺胸ら辺を押し出した。
「ごめん、雪夜はそうゆう目でみられない。」
弓矢は泣きそうな顔で俺に言った。泣きそうな声、今にも泣けそうなしょっぱい顔。苦しそうで仕方ない。
俺まで苦しくなってくる。
こうなることは予想はついてた。
でも、何故か本当に言われると胸がとても痛くなる。
ズキズキ痛くなる。
これが、恋ってことなのかな?・・・。
俺は、恋なんて、生まれて初めてだからよくわからない。
でも、失恋の思いはよくわかった。
最初で、最後の恋。
さよなら。
3、さようなら?・・・?!
俺は、弓矢にふられてから、何故か立ち直れない。
今、俺の目の前いは、全然おいしくなさそうな病院の昼ごはんがある。
俺は、全然食べる気にならなかった。
これも、ふられたからかな?・・・。
ガチャッ
病室には、いつものハジケップリで、弓矢が出てきた。
「こんにちは!、またー、そんな元気なさそうな顔してー。元気だしてー!!。私までおかしくなりそうになっちゃうよ。」
弓矢は昨日のことなんか、覚えてないように顔がちがかった。
「誰の性だよ。」
俺は、ボソッとつぶやいた。
弓矢にはそれが聞こえたらしく、顔を一気に変えた。
「ごめん。だって、いきなりだったんだもん。」
弓矢はうるうるした目を俺にむけてきた。
「そんな目して、誰だって、甘やかしてくれると思うなよ?」
俺は、昨日の性か、だんだんたちが悪くなってきていた。
弓矢は、怖くなったみたいで病室から逃げ出した。
ガラッ・バタンッ!
ガンッ!!
俺は、病室の壁を思いっきり殴った。
当たり前のように壁はこわれなかった。手が赤くなった。じんじん痛くなった。
「何でいつも、手に入れたいものを自分から引きはすんだろ。」
俺は、でこに両手をあてて、落ち込んだ。
俺には、時間がないのに!!
俺は、夕方まで、考えた。
相変わらず、食欲はわかず。
ただ、ただ、弓矢のことを思い続けた。
窓は夕焼けが見える。病室は真っ赤に染まっている。
夕焼けはとてもきれいで。なにも、思い浮かばない。
ただ、見ていれば落ち着く。
ガラッ
弓矢が入ってきた。
「さっきはごめん。」
弓矢は謝った。泣きそうな声をおさえながら。
「俺こそ、ごめん。」
俺は、弓矢の顔を一回も見ず。ただ、その言葉を言っただけだった。
「ねえ、もう一回だけ、私を抱きしめてくれない?」
思いもしなかった言葉を俺はびっくりしながら聞いた。
そして、俺はそっとベットから降りて、弓矢の前に立つ。
「いいのか?本当に。」
俺は、最後に聞いた。
コクンッ
弓矢はゆっくりと上下に首を振った。
俺は、そっと、弓矢を包んだ。
弓矢はとてもあったかくて、もっと強く力を入れたら、壊れそうなぐらいきゃしゃな体を抱きしめた。
「私、小さい頃から、ずっと好きだったんだよ?知ってた?雪夜。」
弓矢は俺に抱きしめられながら、話始めた。
「小さい頃、私がいじめられてたら、助けてくれたよね?あの頃から、ずっと好きだったんだよ?」
弓矢は泣きながら、笑って話た。
俺はうれしくて、ギュッと弓矢を抱きしめた。
「ありがとう、ありがと・・・う。」
バタッ
俺はそのとき倒れた。
「雪夜? 雪夜・・・雪夜ー!!!」
弓矢はあわててナースコールをおした。
4、ごめんな・・・そして、ありがとう。
俺はあわてて手術室に連れ込まれた。
そして、・・・・・・俺は帰らぬ人の仲間になった。
「どうしてよー!! どうしてよー!!雪夜ー!!雪夜ー。戻ってきてよー!、ひっくひっく。」
弓矢は俺が手術で、生きれないことをしり、とても、泣いたと言う。
朝も、昼も、夜も。
ずっと泣いていたと言う。
俺だって、もっと生きたかった。元気になって、弓矢と三年ぐらいつきあって、お父さん達に結婚をみとめてもらって、弓矢にそっくりな女の子と、俺そっくりな男の子を産んで、家族四人で、笑っていたかった。
なのに、こんなはやく死ぬなんて思ってもなかった。
弓矢はずっと俺をもとめている、呼んでいる、必要としている。
けど、俺は、もう、お前と笑って話すことさえ出来ない。
ごめんな。ごめんな。ごめんな。
俺は、最後の死ぬときまで、弓矢にごめんをいっぱい切り返した。
そして、最後に、ありがとう。
そう言って、俺は死をむかえた。
「さよなら。雪夜。私の大好きな人。これからは、もう泣かないよ。だって、私が笑っていれば、雪夜も笑ってられるよね?」
弓矢は笑顔で、俺に言ってくれた。
〜ごめんな。弓矢。悲しい思いさせて。ありがとう。
そして、さようなら。たった一人の俺の恋人・・・〜
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