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13話 二人の新しい武器っぽい

今回はいつもに増して少ないです…


PVが6桁行きました!読者の皆様!本当にありがとうございます!

「お前、何歳だよ」


「あん? 17だが?」


「ペラペラと喋るんだな」


「う、うっせぇ!」


 ミーシャとレイアはギロりと睨みつけるが、やはり気がつかない。


「レイア、威圧使っていいぞ」


 威圧を使って、雰囲気がおとなしくなった。


(しかし、こいつどうするかな……。俺的には放置したいんだが……)


 そう少年を見る。


(放置したところで、拘束は千切る事出来ないし、死ぬよな……)


 直接殺すわけではないが、やはり強斎は日本人。腐ってても、そのような心はあるのだ。



「はぁ……」


 強斎は一息ついたところで、とあることに気が付く。


 レイアが、威圧をしっぱなしだった。


 もう、少年はガクガクブルブルである。


「レイア、もういいぞ」


「ふん! お前、ご主人に感謝するんだな!」


「ふ、ふふ…俺は、お前なんかに感謝しないぞ!」


「黙れチルノ」


「アルノだ! ……あ」


「ホント、ベラベラと喋るよな。で、お前はどこから来た?」


「ふん! 喋るもんか!」


「そうか、ってことでレイア」


 言う事聞かないとこうだぞ。と言う様な雰囲気で強斎はレイアに指示を出した。


「ひぃ!」


「で、どこから来た?」


「ず、ずっと遠くの村だ!」


「そうか」


 そう言って、強斎は拘束をなくした。


 さっさと次の街に行きたかったのである。


「さっさと行け。仕方ないから、見逃してやる」


「何言ってんだ? それは俺のセ――」


 少年は言い終わる前に気絶してしまった。


(付き合いきれん)


 やはり、強斎の仕業だった。


……


 気絶したアルノを一瞥して、ミーシャとレイアに声をかけた。


「もう行くぞ」


「キョウサイ様、この馬鹿から装備品はぎ取りましょう」

「ご主人様、このクズを殺しときましょう」


 二人共、物凄く怒っていた。


 そして、強斎はとある事を思い出した。


(あ……、装備品といえば、盗賊から盗んできたものがあったわ……。うわー……失敗したなー……、ミーシャとレイアの装備品って買ったやつじゃん……そこまで値は無かったけど)


 怒りについては突っ込まない強斎であった。ごもっともであろう。


「とりあえず、放置しとけ。ここは魔物も出ないし、放置してもそいつは死なないだろう」


「キョウサイ様、そんなのでいいのですか?こいつはキョウサイ様を……」


「いいさ、お前らならともかく、俺はあの程度言われても構わない」


「キョウサイ様……」

「ご主人様……」


 二人の頬は少しばかり赤かったが、強斎は考え事をしていて、その事には気が付かなかった。


(あの程度……か……。そう言えば、鈴にもそんなこと言ったっけ……)


 強斎は空を見て、そんなことを思う。



「キョウサイ様?」


「ん?」


「どうしたんですか?空なんか見て」


「いや、なんでもない。じゃぁ、行くぞ」


「「はい」」


(今頃あいつら会っても厄介なだけだし、別に会わなくていいか。会いに行こうにも遠いしな)


 ミーシャの情報によると、安全にシッカ王国からドレット王国に行く為には、馬車を使っても1年は余裕でかかるとのことだ。



 こうして、強斎達はシッカ王国城下町に向かうのであった。



 そして、数分後――。



「ミーシャ、レイア」


 強斎は二人を呼び、メイスと短剣をあるだけ出した。


「こ、これは?」


 ミーシャが、強斎に質問する。

 

 レイアは武器に夢中だ。


「ああ、武器を沢山持っていた事を忘れててな。とりあえず、好きな武器を選べ」


 ミーシャの短剣は全てN。レイアのメイスはHNだった。


 事情を説明し、二人にそれぞれ武器を選んでもらった。


 ミーシャはRの短剣を3本、HNを3本。レイアはRのメイスを選んだ。


「よし、これでいいな。ミーシャの余った短剣は、投擲ナイフの代わりでいいか」


「投擲……ナイフですか?」


「ああ。元々、ミーシャに短剣を多く持たせてるのは、投擲目的でもあったんだ。ナイフより、短剣の方が威力あると思ってな」


「は、はい!頑張ります!」



「レイアはどうだ?そのメイス」


「はい!とっても使いやすいです!しかも、このメイスに魔力を込めると、攻撃力が上がるなんて!」


 どうやら、お気に召したようだ。


………

……


 更に1時間程歩くと、魔物が出るようになった。


 以前の森より、討伐ランクが高く、同じ魔物でもレベルが少々高いのが出てくるようだった。


 二人は自らの新武器を使い慣らし、更にミーシャが投擲LV1を覚えた頃に、強斎がとある言葉を言った。


「次からは俺が魔物を倒す」


「ご、ご主人様が!?この先にはそんなに強い魔物が……」


「いないと思う」


「はい、いません」


「単に、お前らに任せるだけじゃ悪いと思ってな」


(レベリングがしたいだけなんだけどね)


 中々の悪である。


「そ、そんな。キョウサイ様の手を煩わせる等……キョウサイ様は気付いていないと思いますが、キョウサイ様は既にこの世界でさい――」


 と、その瞬間強斎が消えた。


「俺も、刀をマスターしたいしな」


 ミーシャから少し離れた場所に強斎は立っていた。


「……はぁ、それなら……」


「うーし、狩るぞー!」


「はい!ご主人様!」


 レイアの目は強斎が魔物を倒したあたりから、キラキラと輝いていた。


……


 そして、強斎は2日間、自重なしでスキル強奪とレベリングをしていた、そして今日、途中で自分のステータスを見て、苦笑いをしていた。



 キョウサイ・タカナシ


LV48


HP 9京8516兆2418億4872万9600/9京8516兆2418億4872万9600

MP 40京8138兆7162億3045万1200/40京8138兆7162億3045万1200

STR 1京1258兆9990億6842万6240

DEX 1京2666兆3739億5197万9520

VIT 9851兆6241億8487万2960

INT 1京2666兆3739億5197万9520

AGI 1京1258兆9990億6842万6240

MND 8京3035兆1181億2964万3520

LUK 500


スキル

言葉理解

超解析

剣術LV9

刀術LV8

二刀流LV2

細剣術LV1

投擲LV5

大槌術LV3

棒術LV6

体術LV6

槍術LV7

弓術LV7

盾LV6

大盾LV2

威圧LV3

隠蔽LV2

解析LV2

料理LV6

潜水LV2

火属性LV3

水属性LV5

風属性LV5

闇属性LV3

状態異常耐性LV4

MP回復速度上昇LV6

HP回復速度上昇LV7

アイテムボックス

超隠蔽

スキル強奪

レベルアップ時ステータス倍

必要経験値1/100


属性


火・水・風・闇

想像魔術(SPユニーク)




「キョウサイ様?どうしたんです?」


「いや、これから二人が止めさしていいぜ……」


「?わかりました」


「急にどうしたんです?ご主人様?」


「なんでもないよ」



スキル名、ユニーク属性名、人名(カタカナ)、魔物名、魔術名、武器防具名を常時募集しております!


さあ、少年は置いてっちゃいましたね~

これから、少年との関わりはあるのだろうか!?

というか、この世界の人ってベラベラ喋る人多いですねー(棒


ステータスがなんか凄くなってきました…

ですが、まだ自重はしませんよ?


感想待ってます!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 13話 のスキルで 解析というスキルがありますが 超解析と何が違うんですか
[良い点] 面白いです。 [一言] 主人公チートすぎます。魔神でも簡単に殺せそうな気がします。あと、少年を殺していませんでしたが、また再開しそうな気がします。どうなのでしょうか?
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