第34話:焼き肉パーティー!
「慎くん!焼き肉食べたい!」
「はぁ??」
「だから焼き肉食べたいのぉ〜」
「そんなお金うちにはありません!」
こないだから言ってるが今うちの家計簿は赤字だらけだ。それもこれも舞花の食費によるものだ。
「じゃぁみんな呼んでやろ??」
人の話し聞いてましたか??
「金がないっつぅの!大体誰呼ぶんだよ!?」
「しげくんとゆりちゃんと裕香ちゃん♪」
お前は俺を殺す気か!?
「だめです!!」
「いいもん!もう呼んだから!」
だだこねた意味ねぇじゃん!
ピンポーン♪♪お客がきたでぇ〜〜
!!?なに今の!?
「やったぁ♪改造成功♪♪」
「インターホンに何をした!?」
「霊界で流行りのオッサンインターホンに改造した♪の♪」
「今すぐ元に戻せぇぇ!!」
「やだぁ!56万もしたのに!」
高っ!!
「返品しなさい!」
「やだぁ!」
「お〜い!返事ないから勝手に入ったぞ。」
「あっ!しげくん♪」
「どしたの舞花ちゃん?」
「慎くんがいじめるの!」
俺はお前にいじめられとるわ!
「ダメだぞ!女の子いじめちゃ!」
ピンポーン♪♪客がきたでぇ〜〜ピンポーン♪♪客がピンポーン♪♪客ピンポーン♪♪客がきたでぇ〜〜
うっとしいわぁぁ!
「あははは!慎の家のインターホンおもしろすぎ!」
「何を考えてるのやら……」
「よぅ……ゆりに裕香」
「どうした?元気ないぞ?」
「ほんとだぁ〜〜元気だけが取り柄の慎なのにぃ〜〜」
それはしげだっ!!
「ちょっとツッコミ疲れしただけだ。」
「なにそれぇ〜〜??変なの!」
ゆりには言われたくないから!
「それよりほら!!お肉たくさん持ってきたよ♪」
「ありがとう♪ゆりちゃん♪」
「金払わなくていいのか?」
「いいよぉ♪」
「私のおごりだ。金は払わなくていいが……舞花のことをしっかり話してもらうぞ……」
狩人の目になってやがる…
「あっ……あぁ……」
「準備できたぞぉ!食べようぜ!」
「食べよぉ♪」
「わかった!」
「舞花。」
「んっ?なぁに?」
「お前が幽霊だってこと絶対バラすなよ!?」
「なんで?」
「まともな話しにならないから!」
「う〜ん……わかった……かも!」
かもっ!?
「焼き肉だぁ〜♪」
「あっ!こらっ!待て!」
自由すぎるだろ…
「では今から第一回焼き肉パーティーを始めます!乾杯!」
「「かんぱぁい!!」」
――――5分後――――
「酒がたらぁん!!」
はやっ!!まだ5分しかたってねぇぞ!?
床には既に裕香が飲んだ空のジンロボトルが転がっていた。
「っで舞花はいつからしんと知り合いなんだ?」
「んっとねぇ〜慎くんが6才の時から知ってるよぉ♪」
そんな昔から!?
「ほぅ。どうやって知り合ったんだ?」
「んっとねぇ〜この辺浮遊してたらたまたま慎くん見つけてからかってやろうとしたのがきっかけかなぁ〜」
最悪じゃねぇかぁぁ!ってか今明らかに浮遊とか言いやがった!
「浮遊?」
「私もとは幽霊なんだよ♪」
カッチーン…………
空気が凍ったよ……どうしよう……
「………」
「………」
「………」
「舞花ちゃんの冗談つまんないからぁ♪」
「ほんとだよ♪このお札を体から離すと……」
スゥゥゥ……
見事に体が透き通ったよ……ってかみんな見えてないし……
スゥゥゥ……
「ほら体消えたでしょ♪♪」
「「うそぉぉ!!?」」
「本物!?」
「なっ!?」
「女湯のぞきほうだいじゃん!」
くらぁぁっ!どさくさにまぎれて何いっとんじゃぁぁ!!
「ってことは慎の許嫁は幽霊!?」
「幽霊と結婚!?」
小説のタイトルパクんな!
「慎……貴様も幽霊にしてやろうか……?」
なんで!?どこにキレるポイントあったの!?
「まっ…待て!裕香!」
Zzzz…Zzz
寝たのかよ!
「慎も大変だなぁ〜」
そう思うならなんとかしてくれ!
「慎はモテるねぇ〜」
舞花だけだろ!
そんなこんなで真夜中になりとりあえず居間で雑魚寝することになった。
「慎くん…バレちゃったね♪」
お前のせいだろ!
「まぁいつかはバレることだからいいよ。」
「そっか!じゃぁうち寝るね♪おやすみ♪」
「おやすみ。」
「慎!」
「どうした?ゆり。」
「舞花ちゃんほんとに幽霊なの?」
「あぁ。そうだよ。」
「あのね……言おうか迷ってたんだけどさ……うち見たことあるの……」
「何を?」
「舞花ちゃんを…」
「いつ?」
「10年前の新聞で……」
「はっ!?」
「連続殺人事件の記事で被害者で舞花ちゃんがのってたの……」
嘘だろ……
「その犯人がねまだ捕まってなくて指名手配されてるの……」
「そいつの名前は?」
「石倉 泰弘……」
「嘘だろ……」
「ほんとだよ……2年前絵梨ちゃんを殺したあいつだよ……」
「そうか……あいつか……」
「多分図書館いけば調べられるから明日調べてくるね。」
「わかった。わりいな。」
「うぅん。じゃぁおやすみ。」
「おやすみ。」
あいつが舞花を殺したのか……変な縁だな……
俺はそう思いながら居間に行き寝る準備をしてる途中突然裕香が叫んだ。
「明日が貴様の命日だ!慎!」
俺!?ってか寝言だよな!?
「嘘だ!」
嘘かよ!ってか珍しくシリアスな雰囲気だったのにオチがあんのかよ!
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