第27話:霊界の運動会(点取り合戦 前編)
「慎くん!次でいよいよ最後の競技だよ!」
「そうだな。」
時刻は12時。今から昼休みで13時から点取り合戦らしい。
「メシはどうすんだ?」
俺は恐る恐る舞花に聞いた。
「お弁当が支給されるからそれ食べよ♪」
よかったぁ!弁当支給してくれてありがとう!ニーグさん!
「んじゃとっと食っちまうか!」
「なんか慎くん嬉しそうじゃない?」
やばっ!!
「んなことねぇよ。ほら、早く取ってきて食おうぜ。」
「ふぅん……まぁいいや♪早くたべちゃぉ♪」
ふ〜とりあえず切り抜けたか。
俺達は入り口で配ってる弁当を取りに行き適当な場所で食べ始めた。
「そういえばさ、点取り合戦以外の競技がこんな早く終わっていいのか?」
「大丈夫だよ♪点取り合戦は制限時間2時間だから♪」
長っ!!
「体力持つのか?」
「大丈夫だよ♪みんな霊体でタフだから♪」
俺は生身の人間だぁぁ!
「あとさ、点数はどうなってんだ?」
「あそこのボードにチームと地区の点が載ってるよ♪」
舞花が指を指した先を見るとでかいボードがあった。
「一緒に見に行こ♪」
「あぁ。」
俺達はメシたいらげボードに向かった。
ボードの前につき点数をざっと見た。
(地区別、順位得点表)
1位天国380pt
2位魔界360pt
3位三途の川330pt
4位地獄300pt
(地区別チーム、順位得点表)
(天国)
1位愉快なおしどり夫婦340pt
2位自然災害260pt
7位仁義なき美男子220pt
12位黒と黄色のコラボレーション160pt
………1位?
「やったぁ!!慎くん!うちら1位だよ!」
えぇぇぇ!?
「確かこの点数高いほど相手に狙われやすいんだよな?」
「そうだよ♪ちなみに各チームに地区のポイントが加算されるから♪だからあの点数に+380ptだよ♪」
ふざけんなぁぁ!!
「かなり危険ってことだよな?」
「まぁね♪チームで300pt越えてるのはうちらとマルスさん達だけだからね♪」
死ねぇぇ!
(やばい!どうする!?逃げるか!?いやっ!こいつが逃がすわけない!でも死にたくない!俺の選択肢は2つ!逃げて舞花に殺されるか、点取り合戦やって死ぬか。正にデットオアアライブ!)
※ただいま慎はパニックで頭がおかしくなっております。ご了承ください。ちなみにどっちを選んでも死にます。
「逃がさないよ?慎くん?」
「やっぱダメ?」
「うん♪」
だったらヤンキーの根性見せてやる!あっ俺一応不良だからね!最近その設定消えかかってるけど……
「じゃぁもう始まるから行くよ!」
「えっ?だってアナウンス流れてないよ?」
「アナウンサーのお姉さん帰ったからなくなったの♪」
仕事放棄!?
「じゃぁ行くよ!」
「おぅ!」
「おっ!来たか!」
「ニーグさん!」
「よっ!慎達やるなぁ!どうどうの1位だぞ!」
「ありがとうございます♪」
「だから大将は任せたぞ!」
はい?
「大将ってなんですか?」
「点取り合戦は地区ごとに大将がいて大将がやられた時点でその地区はリタイアでそれまで取った点数が最終得点になる!」
責任重大じゃねぇかぁ!
「まっ!がんばれよ!一つアドバイスしてやる!鉢巻きはチームで1つ、そして大将は個人じゃなくてチームでやる。だから2人1組ってゆうのを利用しろ!」
…………そうか!!
「ありがとうございます!ニーグさん!」
「がんばれよ!大将!」
「では、これより最終競技点取り合戦をはじめます。各地区陣地に集まりスタートの合図を待ってください。」
俺達は用意された陣地に行きスタートを待った。
待ってる途中ニーグさんがみんなを呼び円陣を組み始めた。
「おめぇら!今年は優勝すんぞ!」
「「おぉーー!!」」
みんな気合い入ってんな。
「攻めて攻めて攻めまくれ!!」
「「おぉーー」」
「行くぞーー!天国地区が!!」
「「優勝だぁ!!」」
「では!スタート!!」
会場にスタートの声が響き点取り合戦が始まった。
次回へ続く! |